ぶらぶら人生

心の呟き

この冬一番の冷え

2013-02-08 | 身辺雑記
 7日から8日にかけ、この冬一番の冷えとなった。
 山口に出かけていて、凍てつくような冷えと吹雪にあった。
 暖かすぎる日の後に訪れた寒の戻りである。
 三寒四温の言葉通りの…。

 山口の書店で、2冊の本を求めた。

  南木佳士著『陽子の一日』
  黒田夏子著『a b さんご』
     いずれも文芸春秋社刊

 書店の一角には、老いに向かう生き方、死に向かう心得といった類の書籍がたくさん並んでいる。
 書店をのぞくごとに、新刊も加わっている。
 すべての人間が辿る老いから死へのプロセスは、各人にとって一回きりの体験であり、戸惑いが多いためだろう。
 しかし、そうした書が、いくらかは参考になるかもしれないけれど、結局、私は私のやり方で、老いゆく自分の間抜け具合と付き合い、それを楽しみながら、生きてゆくしか仕方ないと思っている。
 

 県境には雪が積もり、帰り着いたわが家の庭も、雪の名残りを留めていた。
 しかし、雪の愉しみも、そろそろおしまいかもしれない。
 風花の舞う日は、まだあるかもしれないけれど…。

    

           
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