ぶらぶら人生

心の呟き

6月の庭 (エキナセア)

2009-06-29 | 草花舎の四季
 雨の中、草花舎に出かけた。
 雨靴を履き、レインコートを着て。
 こんなスタイルで外出するのは、一年の中に、そうあることではない。

 草花舎の入り口で、傘を閉じたとき、目に飛び込んできたのが、エキナセア(<紫馬簾草>ともいうらしい)の赤紫の花であった。
 花びらが下方に向き、中央の蕊が盛り上がっているのが印象的だ。
 雨に濡れて、花の色も周囲の緑も鮮やかであった。

 今、草花舎では、EXHIBITION「∴」が開かれている。(これについては次稿で、書くことにする)

 食事を済ませ、食後のコーヒーをいただいていると、草花舎の常連であるOさんが入ってこられた。
 いつもは挨拶の簡単な言葉を交わすだけなのだが、今日は、同席して話をした。
 年齢の読みにくい女性である。ただ、ご主人が定年退職をされているし、二人の子女も大人だから、見かけよりは年をとっておられるのだろう。
 雑談というのは、柱のないことが多い。
 老いの話になったとき、帯津良一先生の死生観を話題にした。
 Oさんは読んでみたいと、本の題名をメモしておられた。

 今日の草花舎には、Tちゃんが不在だった。
 スーザンさんがフランスから戻られるまでの間、イタリアヘ出かけられたのだ。ジュエリーの勉強を兼ねて。
 私も、老いをかこつだけでなく、命ある間は、喜びのある日々を生きたいものだ。
 

            
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