ぶらぶら人生

心の呟き

七草粥

2020-01-07 | 身辺雑記
 夕食膳が運ばれて、七草粥の日だと気づいた。
 お膳の左隅に、春の七草が絵入りで説明してあった。

 施設と家を行ったり来たりの生活は4年目だが、七草粥を施設でいただくのは初めてである。過去3年は、家の方で過ごしたのだろう。

  

  

  せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ・春の七草これぞ七草だったかも?)

 <春の七草>の覚え方を、子供のとき、教えてくれたのは母であった。具体的にその植物はイメージできないまま、五七調に並べられた春の野菜名を覚えたものである。
 (お膳に添えられた栞の絵は、写真のように、自在に並んでいた。)

 家での朝食は、お粥を作ることが多い。
 1月7日は、スーパーなどで売られている七草粥の材料を求めてきて、自分で作ることもある。
 無病息災は、今日に限らず、常の願いであるけれど。

 火曜日は、私の部屋の周辺の人たちが、デイサービスの出かけられる日である。
 私ひとりが建物の4階に存在しているかのような、非常に静かな環境となる。
 私のしたいことが自在にできる日なのに、昨日散歩を楽しみすぎたせいか、今日は少し疲れ気味で、物事に集中できない日となって残念であった。
 あれこれの本をつまみ読みしたり、画集を眺めたり……。
 こんな日、一番集中できるのは「数独」(ナンプレ)である。
 次々正解できれば、それなりに満足感は得られるけれど、やはり読書に集中する方が、比較にならぬ充実感につながる。

まとまった時間が得られる日なのに、充足感の得られぬ情けない一日であった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする