ぶらぶら人生

心の呟き

山口へ

2016-02-11 | 身辺雑記
 冬日和に恵まれたので、山口に出かけてきた。
 (今年になって初めて。一月の中旬以降、寒い日や雪の降り積む日が多く、出かける機会を失していた。)

 いつものように、書店(文栄堂)に行ってみると、改装工事のため、閉店中であった。
 書店で、本棚に並ぶ様々な書籍を眺めたり、読みたい本を選んだりするのは、楽しみである。
 が、今回は、それが果たせなかった。

 昼食は、これもいつものごとく<井筒屋>の5階の食堂で。
 大窓の遥かに、小さなとんがり帽子の「東鳳翩山」を眺めながら。
 なつかしい、心の和む山容である。

         

             

 <井筒屋>では、小規模な、三つの展示会が、催されいた。

 「中島潔 版画展」
      かつて、NHKで、とりあげられたこともあり、既知の画家。
 「陶芸展」 (人間国宝の作品、その他)
 「八代亜紀 美術展」

 いずれも、偶然の出会いであった。
 八代亜紀さん来場の付録もついた。
 会場では、トークとサイン会も、催された。
 好奇心を持って集まる人が多数あった。
 その隙間から、八代亜紀さんのお顔をちらと見た。

     

 八代亜紀さんが、歌手と画家の、二つの才能を持つ人であることは知っていた。
 が、たくさんの絵を一度に見るのは初めてだった。
 その精巧さ、緻密さに感心する。
 根気がなくては、なし得ぬことである。
 私の最も不得手なことを、根気強く成し遂げる人に対しては、無条件に頭が下がる。

 (私にとって、根気強くできるのは、読書くらいのものである。かつては、書くことにも粘り強く取り組めたが、今はだめになった。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする