ぶらぶら人生

心の呟き

患者さんの盆栽

2011-06-09 | 身辺雑記
 内科の定期健診に出かけた。
 血圧良好。
 半年ぶりの血液検査も受けた。
 採血のとき、ちくりと痛んだ。
 針の刺された周辺に、みるみる紫色と黄色みを帯びた痣が広がった。
 血液が漏れたのだろうか? 
 半袖を着るまでに、消えてくれるといいけれど…。

 「大病はできませんよ」
 昔、医師に言われたことを思い出す。
 血管が細すぎるのだ。今でも、採血や注射のとき、看護師に苦労をかけることが多い。
 
 
 T医院では、訪れるたび、患者さんの育てられた盆栽に出合える。
 今日も、新たな鉢が置いてあった。
 写真は、以下、<薔薇(雅 みやび)><薔薇(雅)とイワガラミ><テイカカズラ><イワガラミ><イセナデシコ>である。
 薔薇もテイカカズラも、芳香を放っていた。

 幾年をかけて育てられたものであろう?

 この盆栽の育て主(患者さん)には、まだお目にかかったことがない。
 が、盆栽の佇まいを眺めていると、その人の心延え(こころばえ)が見えてくるような気がする。


       

       

       

           

       

           
コメント
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