昨日、ソコロのSさんが、パソコンの点検に来てくださった。
雑談の折、<国字>の話になった。
中国から伝来した漢字には、必ず音読みがあり、日本語の意味を表す訓読みのあるのが普通である。
例えば、<木>の音読みは<モク・ボク>、訓読みは<き・こ>であり、<国>の訓読みは<コク>、訓読みは<くに>である。
何気なく漢字との区別をつけずに使用している文字の一つに<国字>がある。
漢字に似せて日本で作られた文字が<国字>と呼ばれている。
漢字ではない証拠に、原則として音読みがない。
(<働>は国字だが、<はたらく>という訓読みの他に、<ドウ>という音読みを持つ例外的な文字である。)
昨日、Sさんとの話題が<国字>に至った経緯は思い出せない。が、その話をしながら、平素何気なく遣っている文字の成り立ちを面白く思った。
そして、Sさんが帰られた後、メモ用紙に国字と思う文字を書き出してみたのだった。辞書で確認しながら…。
国字の文字作りに当たっては、漢字の会意文字の成り立ちを応用しているものが多いようだ。
峠(とうげ) 裃(かみしも) 垰(たお) 鞐(こはぜ)
凪(なぎ) 凧(たこ) 凩(こがらし)
辻(つじ) 込(こ・む) 辷(すべ・る)
杜(もり) 杣(そま) 枠(わく) 榊(さかき) 樫(かし)
鮗(このしろ) 鰯(いわし) 鱈(たら) 鰹(かつお)
躾(しつけ) 鴫(しぎ) 襷(たすき) 畑(はたけ) 畠(はたけ) 怺(こら・える)
等など。ゆっくり思い出せば、まだまだあるはず……。
× × × × × × × × × × × × × ×
今日の紫陽花。
わが庭にある三種とも、ほぼ盛りとなった。
雑談の折、<国字>の話になった。
中国から伝来した漢字には、必ず音読みがあり、日本語の意味を表す訓読みのあるのが普通である。
例えば、<木>の音読みは<モク・ボク>、訓読みは<き・こ>であり、<国>の訓読みは<コク>、訓読みは<くに>である。
何気なく漢字との区別をつけずに使用している文字の一つに<国字>がある。
漢字に似せて日本で作られた文字が<国字>と呼ばれている。
漢字ではない証拠に、原則として音読みがない。
(<働>は国字だが、<はたらく>という訓読みの他に、<ドウ>という音読みを持つ例外的な文字である。)
昨日、Sさんとの話題が<国字>に至った経緯は思い出せない。が、その話をしながら、平素何気なく遣っている文字の成り立ちを面白く思った。
そして、Sさんが帰られた後、メモ用紙に国字と思う文字を書き出してみたのだった。辞書で確認しながら…。
国字の文字作りに当たっては、漢字の会意文字の成り立ちを応用しているものが多いようだ。
峠(とうげ) 裃(かみしも) 垰(たお) 鞐(こはぜ)
凪(なぎ) 凧(たこ) 凩(こがらし)
辻(つじ) 込(こ・む) 辷(すべ・る)
杜(もり) 杣(そま) 枠(わく) 榊(さかき) 樫(かし)
鮗(このしろ) 鰯(いわし) 鱈(たら) 鰹(かつお)
躾(しつけ) 鴫(しぎ) 襷(たすき) 畑(はたけ) 畠(はたけ) 怺(こら・える)
等など。ゆっくり思い出せば、まだまだあるはず……。
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今日の紫陽花。
わが庭にある三種とも、ほぼ盛りとなった。