ぶらぶら人生

心の呟き

イヌビワの小枝

2007-08-30 | 身辺雑記
 Tさんが、ジンジャーの花と一緒に「イヌビワ」を届けてくださった。
 実をつけた一枝と、木から採取された沢山の実を小箱に入れて。
 枝には、熟しきった艶やかな実が二つと、小さな青い実が二つついていた。(写真)

 塾した実を早速いただいてみた。素朴な味で、なかなか美味であった。
 植物としての正式名は、「イヌビワ」のようだが、Tさんのご主人は、「カワトウガキ」と呼ばれるそうだ。幼いときからの習慣で。
 <ビワ>より<トウガキ(いちじく)>の味に近い。食した実感からは、余程「カワトウガキ」の名の方がふさわしく思える。
 前にも書いたが、植物名に<イヌ>を冠した場合、あまりいい意味ではないらしい。「カワトウガキ」の<カワ>は、川のある平地に育つ木、といったような意味だろうか。
 地方の言い方かもしれないが、この植物には、親しみを込めて「カワトウガキ」と呼びたくなった。
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ジンジャーの花の構造

2007-08-30 | 身辺雑記
 ジンジャーの花の構造は、なかなか複雑である。
 花の部分だけをカメラに収めてみた。(写真)
 長く突き出しているのは、雌花? 雄花?
 この花をうまくスケッチするのは難しそうだ。
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いただいたジンジャーの花

2007-08-30 | 身辺雑記
 今朝、雨のなか、Tさんが、花の咲いた「ジンジャー」のひと茎を届けてくださった。
 白い花のジンジャーは折々目にするが、淡黄色の花を見るのは初めてである。
 早速花瓶にさして玄関においた。(写真)
 馥郁たる香が、たちまち廊下に満ちた。ずいぶん香りの高い花である。

 今日は友人と昼食を共にすることになっていたので、昼前に出かけた。
 益ない長話をし、夕方帰宅した。裏口から入ると、ドアを開けたとたんに、廊下を流れてジンジャーの香りが届いた。

 香りの源であるジンジャーを見に玄関に行った。
 近づくと、いっそうその香が匂いたった。

 珍しい花を届けてくださったTさんに感謝しながら、ネットで検索してみた。
 ジンジャーは、ショウガ科で、黄や白のほか、ピンク、朱色、赤など、色の種類は豊かだとあった。なお、いただいた花と同じ淡黄色の花にも巡りあえた。その種には、「ジンジャーリリー」の名が添えてあった。
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このしおらしい花は瑠璃柳

2007-08-30 | 散歩道
 昨日は雨の降るなか、傘を差して草花との出会いを楽しみながら歩いた。
 道野辺に、花も葉もやさしくしおらしげな趣の植物があって、目を惹いた。全体が薄命な佳人にも似て寂しげで、そっと見守ってあげたくなる雰囲気を備えていた。(写真)
 名前を知りたくて、本を調べてみたが分からない。園芸種なのだろうか?

 【追記】
 Tさんのコメントで、「ルリヤナギ(瑠璃柳)」だと分かった。別名「琉球柳」ともいうようだ。日本的な花だと思っていたが、原産地は南米らしい。ナス科の植物とか。分類のことはよく分からないが、花は、ナスの花の趣に似てはいる。
 「瑠璃柳」とは、この植物に似つかわしい、美しい名前である。花色と葉の雰囲気をプラスした名前かと思われる。
 Tさんの話によると、松江では「ヘルン柳」と呼ばれ、小泉八雲の旧居前には、この植物があるとか。ヘルンの時代から咲いていたのかどうか、それは不明だが、ヘルンの旧居前にあることから、誰言うとなく「ヘルン柳」と呼ぶようになったのかも知れない。多分、松江限定の呼び名なのだろう。
 Tさんにとっては想い出もあり、お好きな花でもあるようだ。
 Tさんや私に限らず、この花を目にした人は、きっと好きになるに違いない。
コメント (2)
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酔芙蓉の蕾

2007-08-30 | 散歩道
 Tさん宅の大きな酔芙蓉の木には、まだ沢山の蕾がついていた。(写真)
 これから順次花を咲かせるらしい。
 大きな花に比べて、蕾はまだ小さめだ。今から次第に膨らんでゆくのだろう。

 小さな蕾が少しずつ大きくなり、とある朝、命満ちて開花し、色を変化させながら、一日の寿命を終える……、そのプロセスを観察してみたい気がする。しかし、木の傍につきっきりで眺め続けるわけにもゆかない。

 一日花の朝と夕の眺めを、近いうち見に出かけようと思っている。
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名残の酔芙蓉

2007-08-30 | 散歩道
 小雨の降りかかる酔芙蓉の木には、濃い牡丹色の花びらをたたんだ、名残の花もあった。多分、昨夕は花弁を開いていたものだろう。
 酔芙蓉は、夕べには花の色を変えるのだという。いずれ夕べの花を見に出かけたいと思っているが、とりあえず名残の花の風情を留めておくことにする。(写真)
 今日のうちに落花する運命のものかもしれないので。
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雨に濡れた酔芙蓉の花

2007-08-30 | 散歩道
 昨日、昼前の散歩で、Tさんの家まで足を延ばした。酔芙蓉が咲いたと、コメントをくださっていたので、昼間の雨に濡れた酔芙蓉の風情を眺めてこようと。
 道路に面した側から、花を眺めた。雨滴を溜めた花が、かすかなピンク色を帯びて、美しく咲いていた。どこにでもある、白の芙蓉、紅紫の芙蓉より、花が大きめで風格のある姿であった。(写真)

 Tさん宅の庭には、2台の車があり、ご夫妻が在宅の様子だったが、お昼前であり、他家を訪問する時間帯ではなかったので、お声をかけずに花だけ眺めさせていただいた。
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