ぶらぶら人生

心の呟き

8月の庭 (クサギの花も終わり近く…)

2007-08-16 | 草花舎の四季
 8月2日、Yさん不在の草花舎を訪れたときには、庭中に「クサギ」の花の香が立ち込めていた。そのことはかつてのブログに記した。
 13日、お庭を歩くと、花の名残はあったが、あの甘やかな香は薄れていた。

 食事をし終えて、テラスに立ってみると、遠くから見るクサギの花は、それなりの風情を保っていた。集団の美として、これはこれでいいと思いつつ眺めた。(写真 13日) 
 花は間もなく完全に終わりのときを迎えるだろう。これから先は、秋の実の色づくのが楽しみである。
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8月の庭 (切り倒された柿の木)

2007-08-16 | 草花舎の四季
 草花舎の庭の奥側にあって、堂々と存在感を示していた柿の木が、ついに命果ててしまった。新芽をつける元気がなく、古木同然に庭に佇んでいたが、ついに先日伐採されてしまった。
 その古木のなくなったことに気づいたのは13日であった。幹の根元部分が、木の立っていた位置の近くに置かれていた。(写真 13日)
 Yさんに尋ねてみると、その前々日に切り倒されたとのことだった。
 あるべきものが、その位置から姿を消すのは淋しいことだ。かつて、枝を広げ、葉を茂らせ、実をつけた立派な柿の木の面影はまるでない。
 せめて古木の姿をカメラに収めて置けばよかったのだが……。
 痛々しい思いで、一本の木の終焉を眺めた。
 Yさんも、シンボルツリーの一つがなくなったことを淋しがっておられた。
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8月の庭 (花の名は?)

2007-08-16 | 草花舎の四季
 野菊のような花だが、正式な名前は知らない。
 草花舎の裏庭に一塊になって咲いていた。(写真 13日)
 この花には、蟻がよくのぼるのだそうだ。花瓶に挿しておけば、そこに蟻がやってくるらしい。お好みの味なのだろう。
 さりげない花でも、この時期、花の周辺には、必ずといっていいほど、昆虫の類がいる。蝶のような美しいものから、微小な蟻に至るまで。
 それぞれの命を懸命に生きている感じだ。
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8月の庭 (花の名は?)

2007-08-16 | 草花舎の四季
 この花も草花舎の庭に咲いていたが、名前が分からない。(写真 13日)
 房状に咲いた白い花と同じく、花をつけた茎の部分も白い。全体が白色に統一されているのが珍しい。清らかな姿である。
 野にある草花かもしれないが、今まで目にした覚えはない。
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8月の庭 (花の名は?)

2007-08-16 | 草花舎の四季

 草花舎の庭に、<わたし、もうへとへと>といった感じで咲いていた花。(写真 13日)
 花ばかりでなく葉もぐったりしている。
 Yさんの話では、夕方になると、しゃきっとして元気になるのだとか。強烈な日差しに弱いのだろう。私に似ている。
 名前は分からない。

 昨日、兄や妹たちと墓参に出かけた。
 山々のところどころに、立ち枯れの木があり、今年の猛暑の異常さを物語っていた。日照りに弱い木なのだろう。一、二本ではなく、車窓をよぎる山のあちこちに、赤茶けた木の姿があった。よほど根の浅い木なのだろうか。大地の深くにある水源にまで根が達していないのかもしれない。枯れている木は、遠目にも、みな同じ種類のように思えた。
 毎年、お盆のお墓参りに通る道で、こんな光景を見たのは初めてだ。
 雨が降らない上に、濃い日差しが続けば、人間ばかりでなく、他の生き物だって、悪影響を受けて不思議ではない。
 道野辺の草も、水分不足の哀れげな姿を呈していた。

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8月の庭 (イヌビワ)

2007-08-16 | 草花舎の四季

 草花舎の庭には、イヌビワの木が2本あることに、先日初めて気づいた。
 前々からその存在を知っていた木は、どういうわけか、実のなり方が少ない。庭の木々を眺めながら歩いていると、奥まったところに、イヌビワに似た実をつけた木が、もう一本ある。足を止めて眺めた。これもイヌビワだろうかと、半信半疑でカメラに収め、Yさんにその名を確認すると、間違いなくイヌビワとのことであった。(写真 13日)
 こちらの木は、豊かに実をつけていた。よく見ると、樹皮に特色がある。灰白色の滑らかな肌をしている。
 その実と木肌から、この植物は容易に見分けがつきそうだ。

 花は、実の中にびっしり詰まっているのだとか。花の常識からは考えにくいが、私の大好物である無花果(いちじく)も、<無花>の果物とはいいながら、実の中に花を詰め込んでいるということなのだろう。
 実が花を内蔵する植物は、他にもあるのだろうか?

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8月の庭 (芙蓉)

2007-08-16 | 草花舎の四季
 草花舎の裏庭にある大きな芙蓉の木にも、花が咲いた。どこかで開花に出会うと、たちまち、あちこちの庭先や道野辺に、今こそ私たちの出番ですよとばかり、競って咲き始めるから楽しい。芙蓉の花は木槿などより大きめだが、花色の淡いピンクや白がさわやかなためか、静かでしとやかな華やぎに見える。
 草花舎の芙蓉は、高い梢に、沢山の花をつけていた。(写真 13日)
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8月の庭 (ミズヒキソウ)

2007-08-16 | 草花舎の四季
 草花舎の前庭の一角、木々の繁みの下に、ミズヒキソウ(水引草)が群がって育っている。どちらかといえば、日陰を好む植物なのだろう。(写真)
 葉が思いのほか幅広なのに、茎は細い鞭のように長く伸び、点々と小さな赤い花を咲かせている。あたかも水引のように。
 「ミズヒキソウ」とは、赤い花の連なる姿が、水引に似ているところからつけられたのだろう。

 私はこの花が好きである。地味な花がひそやかに咲いて、秋の気配を届けてくれるのが嬉しい。また、誰彼に認められなくても、気づいてくれる人だけの目に止まればいいのだとばかりに、控え目なところも私の好みである。
 私は庭の雑草を抜くとき、春先、大地から芽生えたばかりの草の中から、ミズヒキソウと分かれば何時も大事に残しておく。しかし、わが家のミズヒキソウは、毎年育ちが悪い。地質と関係があるのだろう。
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8月の庭 (マリーゴールの鉢に)

2007-08-16 | 草花舎の四季
 マリーゴールの鉢に、葉を茂らせ、威勢よく伸びた植物がある。名前は分からない。
 葉に不似合いな小さな淡黄色の花をつけていた。(写真 13日)
 マリーゴールドの苗と一緒に、異種の植物が紛れ込んだのだろう。他人の領地なのに憚ることもなく、堂々と存在感を示しているのが面白い。マリーゴールドには迷惑な話かもしれないけれど……。
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8月の庭 (マリーゴールド)

2007-08-16 | 草花舎の四季
 その名を「マリーゴールド」と聞けば、<ああ、あちこちに咲いている、あの花ね>と納得。草花舎の庭に置かれた鉢に、美しくまとまって咲いていたので、異なる花かと錯覚した。ということは、漠然と花を眺め、マリーゴールドの特徴をきちんと掴んでいない証拠である。
 黄が鮮やかである。華やいだ色の少ない夏の庭に、マリーゴールドは、ひときわ目立っていた。(写真 13日)

 花色は、赤、オレンジ、乳白色などもあるようだ。
 「ウィキペディア」によると、「マリーゴールド」には、<アフリカン><フレンチ><メキシカン>の名を冠した種類があり、原産地が異なるかに思われそうだが、すべてメキシコ産であると記されていた。
 
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