ね、「中道からの発展」っていう考え方があるんでしょ。それって、どういうふうに考えればいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『仏陀再誕』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。
成功の時においては、物事は控えめに考えてゆきなさい。
また、失敗の時においては、己の心を励ましながら生きるがよい。
共に、両極端にならず中道に入るための方法である。
愚かなる人間は成功のなかにあって、
自我を拡張し、傲岸不遜となり、
人を人とも思わないような発言を繰り返すようになる。
そうして、いつか自分を取り巻く環境が悪化した時に、
あっけなく失敗の底に沈み、誰も助けてくれる人がいなくなる。
また、逆に失意の底にある者が、
自虐的となり愚癡(ぐち)ばかりを言っておれば、
誰もまた、この人とつきあおうとはしないであろう。
愚癡ばかり出る人とつきあっておれば、心まで暗くなってしまう。
自らの心を暗くするような人とつきあわないというのも、
また、賢明な道であるからだ。
そうした賢明な道を選ぼうとする者は、
失意の底にあって愚癡や不満を言っている人間を、
相手にしようとはしないであろう。
したがって、たとえ失意の底にあるとも、
希望の光を求めて、心を励まし、力強く生きようとすることだ。
あなたが、力強い一歩を踏み出し、
そして、次なる一歩を踏み出し、
さらに第三歩を踏み出す時に、
次第しだいにまわりからも認められ、
また、素晴らしい中道の、黄金の道へと、
帰ってくることが可能となるであろう。
およそ、成功とはこのようなものだ。
人びとよ、
常に中道を旨とせよ。
中道を旨とし、中道からの発展ということを旨とせよ。
政治においても、経済においても、
中道を旨とし、中道からの発展を旨とせよ。
それは、万民を害せず、万民を愛し、
万民を幸福にするための道でもあるということなのだ。
(191~194ページ)〔携帯版199~201ページ〕
成功の時においては、物事は控えめに考えてゆき、失敗の時においては、己の心を励ましながら生きるがよい。
常に中道を旨とし、中道からの発展ということを旨とせよ。
それは、万民を害せず、万民を愛し、万民を幸福にするための道でもあるのだ──。
幸福の科学の豊富な教えのなかでも、この「中道からの発展」という考え方は、とても大事なものの一つだと教えていただいています。
よくよくあたためて、しっかりと自分のものとしたい教えだと改めて私は思っているのです。
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『仏陀再誕』
大川隆法著
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