経営学部というのは見たことがあるんだけど、大川隆法先生は、「経営成功学」というのを説いておられるんでしょ。どうして「経営学」じゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『「経営成功学」とは何か――百戦百勝の新しい経営学』(幸福の科学出版)で、次のように説いておられます。
「経営学」は確かに巷に溢れており、それに関する本はたくさんあります。ただ、経営学の場合、基本的には、いろいろな会社の経営について分析したり、経営学者が出した経営理論を学説史的に辿ったりするものが多いのではないかと思います。
「経営成功学部」においては、「経営」に「成功」という言葉を付けたわけですが、これは、「結果に対する責任」が入っていることを意味しています。
「経営」だけを言うのであれば、経営に成功しても失敗してもよいわけでしょうが、「経営成功学」には、「結果において、『成功しない経営』というのは望ましくない。結果において成功していただきたい」という価値判断が一つ入っているのです。(中略)
どの業界も打率三割が精いっぱいであるのでしょうが、そのなかにあって、あくまでも、「百戦百勝する方法は、はたして存在するか。科学的、学問的にありうるか」ということを追究してみたいと思います。
それを理論的に追究し、実践面でも、現在進行形の会社や、過去に存在した会社等についても研究して、「経営成功学」なるものが成立するかどうか、学問的に研究してみたいのです。(中略)
もし、この「経営成功学」というものを、学問としてくくり出すことに成功できたら、その内容を授業で聴いた人が企業家として成功するだけではなく、国全体の富を増すことにも必ずなるでしょうし、この国における税収減や財政赤字体質を改善する力になる可能性もあるのです。
この学問が成功し、大きく広がり、経営成功学を取り入れていくことになれば、いろいろな会社が次々と赤字から黒字になっていくでしょう。「会社が黒字になる」ということは、国にとって、「社員の給料から所得税を差し引くだけではなく、会社のほうから法人税を頂ける」ということなのです。
七割の会社が法人税を払っていなくて、残りの三割だけが払っているときに、その三割のほうに入ったら、現実問題として、払っているほうが損をしているような気になるのは事実だと思います。そのため、「できるだけ払いたくない」という方向に気持ちが動き、払っているとバカを見るように感じるでしょう。
ところが、「七割の会社が法人税を払っている」ということであれば、払っていない三割のほうは、おそらく、恥ずかしい気持ちになり、「うちも、できたら、法人税を払える身分になりたいものだ」と考えるようになるのではないでしょうか。
そこで、私は、この経営成功学を成功させることによって、百発百中、十割の企業が黒字体質になる方法をつかみ出し、そして、「学習できるもの」という仮定、仮説の下に、それを学問化する努力を試みたいと考えているのです。
(13、22~24ページ)
経営学は、会社経営について分析したり、経営学者の経営理論を学説史的に辿ったりするものが多いが、
「経営成功学」というのは、結果に対する責任と価値判断が入っていることを意味していする。
百戦百勝する方法が存在するかを理論的に追究し、現在進行形の会社や過去の会社等も研究して、「経営成功学」なるものが成立するかどうか、学問的に研究してみたい。
この「経営成功学」を学問とすることに成功できたら、受講者が企業家として成功するだけでなく、国全体の富を増し、国の税収減や財政赤字体質を改善する力になる可能性もある──。
これは、とってもスゴイ試みなんではないでしょうか。
ほんとうに成功されたら、ものすごいことになると、わくわくするような話です。
文科省が、この「経営成功学」というネーミングや思想に難癖をつけたとも聞きますが、そんなことでは、新しいチャレンジの芽をつぶして日本を悪くするだけではないか、と誰もが感じるのではないでしょうか。
4月から開学する「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ」には、この「経営成功学部」が創設されるとのことですが、文科省なんてものともせず、ぜひとも成功してほしいものだと私は思うのです。
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『「経営成功学」とは何か』大川隆法著
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