ね、なんだか「じじょろん」って、教えがあるんだってね。どんな教えなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、子ども向け絵本『じじょろんのたいせつさ(リニューアル版)』(幸福の科学出版)で、子供を持った親や子供たちに、こう教えておられます。
簡単に言うとね、「みんなが自分でできることは、自分でやるようにしていこうね」ということなんだね。
みなさんはまだ小さいから、(中略)いろいろな人の力を借りていると思う。大人の力を借りないと、まだ十分にはいろんなことができないと思うんだよね。(中略)
でもね、まだ小さい子供たちには大変なことだけれども、大人になっていくということは、「自分一人ではできない」と思うことを、できるように、少しずつ少しずつやっていこうとすることだよね。(中略)
例えば、みんなでお昼ご飯を食べるとして、「さあ、お片付けは、みなさんもお手伝いしてくださいね。お片付けは先生だけがするんじゃなくて、みなさんも、自分でできることはしましょうね」と言われることがありますね。(中略)
そうやって、自分でできるお仕事を増やしていく。自分でできる勉強を増やしていく。自分でできる動作を増やしていく、遊びを増やしていくことだ。
こういうふうに、できるだけ元気よく、自分から物事に取り組んでいこうとすること、それが「自助論」と言われていることなんですね。(中略)自分勝手にいろいろなことをしていいということではないんですね。(中略)「みんなが『こういうふうにしたい』と思っていることを手助けできるような人間になろう」ということなんですね。(中略)「ほかの人を助けて、みんなが喜ぶようなことをすること」ですね。(中略)
子供時代には、みんなにいろいろな迷惑をかけて大きくなっていきますから、「大人になったら、それをお返ししていこう。世の中のために、世の中のみんなのために、お返ししていこう」という気持ちを持つことが大事なことなんですね。そのための訓練として、自助論、「自分でやっていこう」という気持ちをなるべく持ってお手伝いをしていこうと、「みんながよくなる方向に自分も努力していこう」というふうな考え方をすることが大事なんですね。
子供たちが、このお教えを、スッと理解するのはそう簡単なことではないと思えます。
ですから、この御法話をもとに絵本が作られて、子供たちが絵を見ながら何度も楽しんでお話を聞くなかで、しだいにお教えを理解できるような工夫がなされています。
大川隆法先生は、以前、もっとやさしい子供たち向けのお教え『しあわせってなあに』を説かれ、発刊されたことがありました。
今度の絵本は、それよりももうちょっと高度なお教えを、子供たちに伝える試みであるのだと思います。
なお、この「じじょろん」を歌にした、CD「自助論で行こうよ」も発売されています。
子供たちが、このお教えを、楽しみながら少しずつ学んで、立派な天使に育っていくことを私は心から願っているのです。
|
『じじょろんのたいせつさ(リニューアル版)』
大川隆法著
|
(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)