ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

もう散りはじめ

2018年03月30日 | 散歩

どこもかしこも桜が満開。今日は少し風もあったので早くも花吹雪になっているところもあった。

芦屋川沿いでビューポイント発見。川に張り出す桜以外にもコブシ、モクレン、雪柳などが満開のちょっといいところ

 

 

 

少し歩いただけで、川沿い、道路沿い、学校、神社、お寺、普通の民家など本当に桜の木が多いと改めて思う。この分だと私一押しの保久良山の桜ももう満開になっているかも。それにしても3月中に散り始めるとは。もう少しゆっくり味わいたいのにね。

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花は咲けどもやもや

2018年03月27日 | 散歩

まだまだつぼみと思っていたらあっという間にいろいろなものが咲きだした。このところの暖かさでは当然といえば当然だが、なんだかこれだけ一斉に咲きだすともったいないような気がしてくる。もう少し小出しにしてもらった方がありがたいような。

 

 

 

 

 

これだけ花はいさぎよく惜しげもなくパッと咲くけれど、国会でのやりとりを聴いているともやもや、イライラが増すばかり。

情報を公開せよといっても、捨てたといったり、隠したり、挙句の果ては改ざんしたり。仮にも民主主義を標榜する先進国でこんなに見事に三拍子揃った国って他にあるのかな。敗戦直後、役所で大量の文書を燃やして処分したそのDNAがまだ残っているのかと思いたくなってしまうのだった。

 

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雪山遭難

2018年03月25日 | その他

最近の山での遭難事故、ろくに装備も持たず山に入った奥多摩三頭山の方は論外としても、阿弥陀岳南鐐の方の事故は一応経験者ばかりでそれなりの装備も用意しての事故だったようだ。参加者は関西の山岳会のメンバーで、亡くなった方の一人は東灘区の人とのこと。ザイルでの確保が必要山行はしない私とはレベルが違うがなんとも残念で痛ましい。

それにしても万一の滑落に備えてザイルを結びあっているのに、全員がそれに引っ張られて落ちてしまっては本末転倒だ。詳細は分からないが、普通は3、40Mほどのザイルに全員が繋がっていたのだろうか。

報道では亡くなった方3名は滑落に伴うなだれに巻き込まれての窒息死、生存者は骨折1名、軽症で済んだ人3名とある。300Mほど落ちたというが雪面だったからかよく助かったものだ。

こういう時、人の運命を分けるのは本当に紙一重のような気がするが、当事者になればよく助かったと単純に喜んではいられない複雑な心境だと思う。

一人で山へ行くのは無謀だといわれるが、複数で行けばそれはそれなりに危険もあるわけで、どちらにせよより慎重に行動しなければと思う今日この頃。

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武尊(ほたか)山

2018年03月15日 | 山旅

ホタカといえば北アルプスの穂高岳が有名だが、今日登るのは群馬県の武尊山(2158M)。今の季節は川場スキー場のリフトの終点から登れば気持ちのいい、いわばいいとこどりの稜線歩きが楽しめる。

上越線の沼田駅からスキー場の無料送迎バスに乗車、スキー場に着くと登山届と引き換えにリフト券を購入する。リフトを2本乗り継いだ地点からのスタートだがいきなりの急斜面なのでさっそくアイゼン着用。ピッケルまではいらないようなのでストックを1本出す。

まずはこの岩の塊を上る。雲が多いが今日は午後の方が天気がいいとの予報が出ている。10時過ぎにスタートする。

 

先行者あり。以前なら追い抜くところだが今はそんな馬力がない上部は傾斜があるのでトラバース気味にコースをとって登っていく

 

次は剣ヶ峰へと進むが、狭い稜線は慎重に

 

剣ヶ峰の頂上は狭いのでのんびりとはできずすぐに下るのだがこの下りがいやらしい。急でしかも凍っている。ほんの短い距離なのだがかなり神経を使う。下りきって鞍部に着くとホッと一息。

落ち着いて武尊山の稜線を眺める

 

いくつか小さな上り下りを繰り返す。振り返って剣ヶ峰

 

剣ヶ峰の下り以外はあまり危険なところはなく1140時、武尊山頂上到着。バックは谷川岳か

 

巻機山、平ヶ岳方面

 

至仏山、燧ケ岳

 

登ってきた剣ヶ峰がずいぶん小さく見える

 

天気は上々だが頂上は風当たりが強い。眺めを堪能して1200時下山開始

振り返って武尊山。こうしてみるとずいぶんたおやかな形状に見える。午前中は雲が多かったが午後になると予報通り青空に

 

左、武尊山、右、中ノ岳

 

尾根を辿って剣ヶ峰に戻っていく。剣ヶ峰は小さなピークだがここから見ると形はなかなかシャープだ

 

登り返しの小山。かなりの傾斜だ。雲にうっすら色がついて彩雲になっていたが写真にするとよくわからないのが残念

 

小さな上り下りを繰り返していく

 

この剣ヶ峰のとんがりを越せばあとはゴールが近い

 

1320時スキー場に戻る。通常スキー場のリフトの下りは乗せてもらえないことが多いが、この川場スキー場はゲレンデ歩行禁止なので下りもリフトに乗らねばならない。何たるらくちん。

スキー場のリフトでしんどいところは省き、あとは登山のいちばんのハイライト部分を味わってしまった今日の山行は少々後ろめたい気もするがこんなおいしいことはない。

凍結の下り、トラバースなど危険を伴うこともあるがそれも含めて雪の稜線歩きは本当に気持ちがいい。もちろん今日のようなお天気で視界がいいときだからだが。真面目に登山口から、あるいは雪渓を下から苦労して登って頂上に達する達成感はないが、気分が晴れるスカッとした爽快感は手抜きでも同様に味わえる。

今回も無事に下山できて感謝あるのみ

 

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ザゼンソウ

2018年03月14日 | 山旅

今日は前橋郊外、富士見町沢の窪のザゼンソウを見に行く。その形が僧侶が座禅をしている姿に似ているということで有名である。水芭蕉と同じように湿地に群生するらしいが未だ見たことがないので以前から観てみたかった。

小原目というバス停で降りて山の方へ緩やかな車道を上っていく。

富士見町のマンホール。ザゼンソウではないが

 

しばらく行くと橋の欄干にザゼンソウ

 

40分ほどで群生地に到着。駐車場やトイレもあるが平日の今日は誰もいない。クマ出没の看板もある。湿地帯には木道が付けられあちこちにザゼンソウが咲いている

 

 

 

形がミズバショウに似ているが花の部分がミズバショウより丸っこくてかわいい。あとからwikiしてみると開花するときに発熱して周りの氷雪を溶かして出てくるのだそうだ。その時きつい匂いを伴うのでアメリカではスカンクキャベツと呼ばれているとも。

これはフクジュソウ?

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黒檜山(赤城山)

2018年03月13日 | 山旅

北関東の山にに登ってみようと前橋へ来て前泊。初めての土地だが大きなケヤキ並木のがある駅前に賑わいがない。コンビニもセブンイレブンが1軒あるのみ。スタバもタリーズも見当たらない。こんな地味な県庁所在地は初めてだ。飲み屋はいくつかあるが夕食を食べられるようなところがない。やむなく駅構内のマクドナルドで済ますことに。

マンホールはバラの花

 

駅前の某ビジネスホテルへ宿泊、明日に備えて眠りに就いたのだが、夜中に目が覚めると枕元近くでスースーと一定の間隔で寝息らしき音がする。もちろん誰も他にはいないのだが・・・。

霊とかオバケとかの類の話はまったく信じないのだが、原因が気になる。起きて音の方向を探るとどうも枕元近くに置かれた冷蔵庫の辺りから聞こえてくる。試しにスウィッチを切ってみると音はピタリと止まった。なんだこれだったのかと拍子抜け。起きているときはテレビの音などで気が付かなかったのだ。

冷蔵庫は気持ちよく寝息を立てるが、こちらは目がさえて眠れなくなってしまった夜だった。

ということで寝不足のまま朝のバスで赤城山登山口へ向かう。赤城山一帯はいくつかの小さな山や大沼(おの)、小沼(この)などの沼を巡るハイキングコースが多数あるので無雪期には賑わうところなのだろうが今は静かなものだ。正式には赤城山という山はないが今日上る黒檜(くろび)山(1827M)が最高峰ということになっている。

ビジターセンターでバスを降りて駒ヶ岳登山口から登り始める。この時期らしく登山道はクラスト状、シャーベット状の雪、凍結したところ、地面が露出したところなど目まぐるしく変わる。50分ほどで尾根に出ると雪面になり足元が安定する

今日快晴、やっぱり山、特に雪山はこういう時に登らないとね

 

木々の間から大沼が見える

 

左に転じると山の中腹に小沼が見える

 

稜線を辿っていくと黒檜山が見えてくる

 

1時間ほどで駒ヶ岳到着。ここからはいったん下りになるのでアイゼンを付ける。用心深くヘルメットも被る

鞍部から黒檜山への登りとなり50分ほどで黒檜山到着。標識は赤城山になっている

 

すぐ先の絶景スポットから見えるのは至仏山らしいが、春らしく遠くは霞がかかってくっきりとはいえない

 

下りは黒檜山登山口に下りていくが急傾斜の雪面と凍結に要注意だ。途中の岩場はほとんど雪がなくアイゼンを履いているとかえって危険なので外すとまた凍った樹林帯になって履きなおす。登山口まで下りてあとは大沼沿いをビジターセンターに戻る。

大沼の上ではワカサギ釣りをしている人がいる。岸に近いところだけでなくど真ん中でものんびり歩いている人がいて、全面結氷しているようだ。この辺りは標高1300Mくらいなので平地より7、8度気温が低いとは思うが、このところの暖かさで思わず大丈夫かと思ってしまう

白いので雪原に見えるがここは凍った沼の上

 

今日は標高差500M、3時間半ほどの雪山ハイクだったが雪、凍結面の急傾斜の下りはそれなりに神経を使いなかなか侮れなかった。しかし天気は上々、雪の稜線歩きは快適だった。

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