アルゼンチンの映画。オムニバス方式で6編の独立した話から成る。どれもスイッチが入った主人公の怒り炸裂の暴言あり、バイオレンスあり。男の暴力も怖いが、女の嫉妬も怖い。でもどれもなんとなく皮肉で笑えてしまう。
人は皆何回か感情を爆発させたいときがあると思うが、グッと押し殺して我慢して生きている。爆発させたらスカッとするだろうなと思いつつ思いとどまらせるのは理性か諦めか?たまにはこんな映画で発散させるのもいいかも。
私もたまにはちゃぶ台返ししてみたいときもあるが、返してしまったら自分で後始末しないといけないと思うとできないんだよね。これこそ理性のなせる業。男だってちゃぶ台ひっくり返して自分で始末している図を想像したらなんだか哀れになるというものだ