ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

人生スイッチ

2015年07月27日 | 映画

アルゼンチンの映画。オムニバス方式で6編の独立した話から成る。どれもスイッチが入った主人公の怒り炸裂の暴言あり、バイオレンスあり。男の暴力も怖いが、女の嫉妬も怖い。でもどれもなんとなく皮肉で笑えてしまう。

人は皆何回か感情を爆発させたいときがあると思うが、グッと押し殺して我慢して生きている。爆発させたらスカッとするだろうなと思いつつ思いとどまらせるのは理性か諦めか?たまにはこんな映画で発散させるのもいいかも。

私もたまにはちゃぶ台返ししてみたいときもあるが、返してしまったら自分で後始末しないといけないと思うとできないんだよね。これこそ理性のなせる業。男だってちゃぶ台ひっくり返して自分で始末している図を想像したらなんだか哀れになるというものだ

 

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カボチャの花が咲いた

2015年07月26日 | その他

食べたカボチャの種をプランターに植えておくと簡単に発芽するがすぐに枯れてしまうなか、珍しく花が咲いた。自然受粉は難しそうなので人工的にさせないといけないなぁと思っているうちにしぼんでしまった。あわよくばカボチャの実をと思ったが、やっぱりものぐさにはガーデニングは無理のようだ。

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八ヶ岳に八つ当たり ③

2015年07月24日 | 山旅

起きて外を見るがやはり雨とガス。

昨日の夕食時1900時前の天気予報を観たいと思っていたら「天気予報が観たいのでテレビを点けてほしい」と他の登山者がいってくれた。それに対して小屋の人は「点けません、今日と同じガスの天気だから」という。そういわれると信用しないのかといわれそうでそれ以上何も言えなかった。持っているラジオを点けてみたが電波が入らず結局わからないまま朝を迎えた。やはり小屋の人がいったとおりなのかと諦め下山にかかる。

地蔵の頭から地蔵尾根を下りるが上部は濡れた岩場なので慎重に下っていく

 

 

1時間ほどで行者小屋に着く。あとは来た道をダラダラと下っていけばいいので気は楽だが、雨は止み天気は回復しているように思える。もちろんこの辺りと稜線が同じ天気とは限らないが、なんとなく釈然としない。天気予報を観て自分で判断したのなら納得できるが、天気予報ひとつ見せてくれなかった小屋のスタッフに腹が立つ。

八ヶ岳は別名「小屋ヶ岳」と揶揄されるようにやたらと小屋が多い。競合しているので食事とかトイレはよいのだが、天気など情報提供についてはあまり熱心でない気がする。北、南アルプスの小屋では天気図を張りだしたり、衛星放送のお天気チャンネルを見せてくれたりするところがけっこうあるのだが。

もうここまで来て引き返す気もなく、こういうときもあるさと着ていた合羽も脱ぎ捨て下る。

マニュキュアみたい

 

岩を支えているのは一本の丸太、なわけはないか

 

ハナビラダケか

 

美濃戸口まで下りてバスの時間までお風呂に入り今回は終了。濡れた岩場で事故もなかったのだからよしとしよう。でもなんとなく釈然としないなぁ、八ヶ岳、しばらく来るのはやめておこうかな

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八ヶ岳に八つ当たり ②

2015年07月23日 | 山旅

朝から完全な雨。基本的には好天時を選んで上山することがほとんどなので、朝一番から雨具を着て歩くのは気が重い。このまま引き返すことも考えたがせっかく来たのだからとりあえず阿弥陀岳と赤岳ぐらいは登っておこうと歩きだす。

1時間ほど登って阿弥陀と赤岳の分岐に出る。雨の量はさほどではないがしとしとと降り続く

 

阿弥陀岳に登っていくがやはりクサリやハシゴのある濡れた岩場は嫌なもの。注意深く歩いて少し平らなところに出ると、目の前の岩場を何かが横切る。一瞬クマかとドキリとするがカモシカだった。思わずホッとする。さすがカモシカ、岩場もなんのその、軽快にトラバースしている。できればその脚、ちょっと貸してもらえないだろうか

 

ガスガスで何も見えないが、足元の花々は雨も風も関係なし。濡れてみずみずしい

 

 

 

30分ほどで阿弥陀岳(2805M)着。何も見えず

 

滑りやすい下りはより慎重に下っていく。分岐まで戻り中岳の稜線を赤岳へ向かう。キレット方面との分岐から上の岩場はけっこう斜度がありクサリも多い。慎重に登って赤岳頂上2890M)着。見えるのはガスのみ。雨に加えて風が強くなり、気温も低い。昨日は熱中症になりそうな天気だったが、今日はこのまま長時間稜線にいれば低体温症になりそうだ

 

当初の予定ではここから南へ下り、キレットを歩き権現、編笠岳方面へ縦走するつもりだったがこの雨と風のなかキレットを通過するのはあまり賢明な選択とは思えない。時間はまだ午前中だが頂上の小屋に逃げ込み停滞を決める

 

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八ヶ岳に八つ当たり ①

2015年07月22日 | 山旅

関東甲信越の梅雨が明けたが九州の南にちょっといやな雲がある。もう少し様子を観た方がよさそうだとも思いつつ待ちきれずに出かける。

今回は八ヶ岳連峰の主峰赤岳から南の稜線を歩くのが目的。八ヶは北部は穏やかな山容だが、南部は岩場も多く、山容を異にしているのでここを歩いてみたい。

初日は茅野から美濃戸口までバスで行きそこから行者小屋までの予定。平日だが学校登山の一団のバスが止まっていて大勢が準備をしている。

 

直前まで赤岳鉱泉小屋に泊まるか行者小屋に泊まるか迷っていたが、彼らが鉱泉小屋の方に泊まるらしいので、静かさを求めて行者小屋に泊まることにする。

歩いている間に小雨がぱらつくが雨具を着るほどではなく、3時間ほどで小屋に到着。同室は女性単独行の2人。山の話題には事欠かず初対面の気まずさがないのがいい。

食事はビーフシチューと野菜のスープ

 

小屋からは明日の天気の情報がないが、手持ちのラジオの予報では芳しくない。やはり勇み足だったか。

 

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台風が過ぎて行った

2015年07月18日 | その他

安保関連法案は「国民の理解は進んでいない」と認められながら衆議院から参議院に流れていった。愚民にはいくら説明しても無駄ということなのか。

台風11号は大量の雨を降らせて過ぎていった。台風一過、さすがの清流住吉川も今日は濁流となって流れている。

 

 

3連休の初日、いよいよ夏山シーズンというわけで、ポートアイランドで開かれていた山関係の催しを見に行った。

ゲストはヒマラヤ8000M峰14座完登の竹内洋岳氏。14座すべての頂上に立ったのは日本人では彼のみ。他にも試みた登山家は何人もいるが皆途中で潰えている。風貌に似あわず、サービス精神旺盛で話し上手なので興味深い話が聞けた。

自分が山登りをしなかったら多分「登山家なんて非生産的な職業」と批判的にしか思えない気がする。正直なところ今でも「職業」といえるかなと思ったりもするが、極限の体験談には心惹かれるものがある。

 

会場を出て、ポーアイから三宮に歩いていたらフェリー乗り場に海上自衛隊の戦艦、もとい護衛艦「いせ」が停泊していた。

 

どこに停泊してどんな装備なのか、戦時中なら近づいて写真を撮るなどもってのほかだっただろう。誰にも何もいわれないというのは平和だからこそ。軍事機密扱いになるときが来ないよう願うのみ。

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チャイルド44 森に消えた子供たち

2015年07月14日 | 映画

天気は梅雨でうっとうしいし、肩入れしていた女子サッカーは決勝で負けてしまった。山へ行こうにも台風通過待ち。しかし台風が過ぎる前のこの何日かは意外に天気がよくてこんなことなら出かけてもよかったと悔やんでもあとの祭り。

最近ご無沙汰の映画でも観ようと調べてもやたら特殊効果を使ったものやアニメやらが多く、あまり観たいものがみつからないのだが、原作が2009年の「このミス」で1位だった小説を映画化したものということに惹かれて、スターリン政権下の旧ソビエトが舞台のアメリカ映画を観る。

孤児院で育った主人公レオは秘密警察MGBで働く捜査官。同僚の息子が不審な死に方をするがスターリン政権下の理想の社会体制の中での殺人事件は公にされず事故として片づけられる。その後も同様の事件が起きるが組織の上層部は捜査に動かない。事件に不信感を持つレオは左遷され、真相を突き止めようとして命まで狙われるが、果たして真相は暴かれるのか・・・。ロシアが舞台で出てくるのは全員ロシア人なのにセリフは全編英語だし、アメリカ人の考えそうなミステリーをロシアに置き換えた感じがする。

国家という組織は都合の悪いことを隠すためには手段を選ばない。それは独裁政権下だけではない。民主主義国家でも同じようなことは起こっている。「あったことをないことに」「なかったことをあることに」してしまうのが国家権力の恐ろしさ

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棚からぼたもち

2015年07月02日 | その他

久しぶりにこんな言葉を思い出した。女子サッカーワールドカップの準決勝日本対イングランドの試合。サッカーには詳しくはないけれど一応オウンゴールなるものの存在は知っていた。しかしまさかこんなふうに決まるとは。日本にとってはまさに棚ぼただが「運も実力のうち」というし、イングランドには気の毒だが日本の決勝が観られることになって少々うれしい。

棚からぼたもち、私にも降ってこないかな・・・。なんの努力もせずそんなこと、虫が良すぎるか。

 

 

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