ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

晩秋の六甲

2015年11月22日 | ちょっと裏山

3連休の中日、杣谷から穂高湖、森林植物園、弓削牧場を通って谷上までのハイキングに出かける。連休中ということもあってシェール槍の狭い頂上は順番待ち

シェール槍から穂高湖を見下ろす

 

森林植物園も紅葉狩りで大賑わい

 

手作り感満載のデコレーションもあったりして

 

 

今日のランチは弓削牧場を予定。早くも時間は1400時近く。参加者の関心はご飯、ご飯、ご飯。植物園は足早に通り過ぎて一路牧場へ。1400時過ぎにやっと牧場到着。何はともあれランチにありついてひとごこち

 

 

食後に牛さんの香り漂う園内を散策

 

ヒツジのひーちゃんも。なんだか目がトロンとしてるけど、眠いのかな

 この後谷上駅へ下りて終了。お疲れさまでした。

 

 

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雨の十石山

2015年11月15日 | 山旅

乗鞍岳の北にある十石山は白骨温泉から日帰りで登れそうなので前から登ってみたかった。標高は2500Mほど、地図で見ると等高線はだらっとしていて傾斜は緩そうなのに、昭文社の地図では点線の難路扱いになっている。これは登ってみないとと思っていたら、初雪が踏めそうな時期に実施されるツアーがあったので乗ってみることに。たしかに少し前に初冠雪もあったのだがその後気温が高く雨まで降ってしまって雪は期待できない。当日の予報も雨。止めようかとも思ったがキャンセル料もかかるので出かけてしまった。

歩いてみると道も整備されていて難路扱いなのが不思議なルートだが、今日は雨と雪解け水で登山道は水路と化している。

 

ダラダラ登って森林限界を越えると、秋の雰囲気の残る気持ちのよさそうなところに出るが今日はガスガスで残念

 

避難小屋に着いて少し先の頂上を目指すが、とたんに風が強くなり気温も低くなりこの時期の2500Mの稜線の厳しさを感じる

当然何も見えない頂上付近

 

道標もなく三角点だけ?

 

避難小屋に引き返し、ガイドさんが用意してくれた暖かいお茶を飲んで一息つく

 

地元の有志で建てられたという避難小屋は地元の人の十石山愛を感じるなかなか立派なもの。標高は正確には2524.8Mになっているが四捨五入して2525(ニコニコ)山といってもいいのでは

下山するころになると雨は止み、陽も差してくる。登ったご褒美の虹がうれしい

 

1500時過ぎ白骨温泉に下山。白濁湯の温泉に入って終了。

この時期一人で2500Mの山に登るとしたらこんな天気の悪い時には絶対行かないのだが、ツアーに乗って今回は雨と風のある稜線の厳しさを体験できたのでよしとしよう。 

 

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ご無沙汰の六甲山

2015年11月12日 | ちょっと裏山

夏、秋とずっとご無沙汰の六甲山に登ってみる。いつものとおり家を出るのが遅くなり11時ごろから歩きだす。

道に枕がずらっと並んでいると思ったら新しい土嚢だった。紛らわしい色にすな!

 

今日は石切道からガーデンテラスを経て紅葉谷を下って有馬へ下りようと思うが、この道もずいぶん久しぶり。

やっと表六甲も秋の雰囲気

 

ガーデンテラスではアートマンスの展示中。尻尾が巨大化したシュールなリス?

 

紅葉谷はしばらく台風の影響で道が崩れているところがあって通行不能だったがう回路を作ってやっと通れるようになった。

裏六甲は落葉盛ん

 

さらに道は六甲ケーブル駅の手前で炭屋道に迂回、魚屋道に合流、有馬へと至る

この辺り、なかなかきれい

 

平日だというのに紅葉シーズンということもあってかガーデンテラスも有馬温泉も観光客が多かった。

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エベレスト 3D

2015年11月10日 | 映画

エベレスト登頂にまつわる実話の映画化。1996年5月ににエベレスト公募登山隊のいくつかがベースキャンプから次第に高度を上げてキャンプを設営し登頂を目指すのだが、そのうちのニュージーランド人ガイドによる隊とアメリカ人ガイドに率いられた隊の悲劇が描かれている。このNZ隊には日本の難波康子さんも参加していた。

この2隊の他にも同じ日に登頂しようとするツアーグループがあってルートは渋滞するありさま。それがその後の悲劇を生んでしまう。下山が遅れ天候が急変し、登頂に成功した人も下山できなくなってしまい、難波さんも下山中に命を落としてしまう。NZ隊とアメリカ隊ではガイドの方針も違い、より顧客満足度を目指すNZ隊のチーフガイドは顧客に寄り添って命を落としてしまう。そんなツアー会社の内実も描かれている。映像は3Dだが、人間ドラマとしてなら3Dにする必要なんてないような気がするのだが。

山は登るより下る方が難しい。無事に下って初めて「登った」といえるのだと思う。この映画の原作も読んだが、難波康子さんが頂上を極めたあと酸素が切れ動けなくなり瀕死の状態で取り残される場面には胸が詰まる思いだった。しかし極限状態では自分の命を守るのがせいいっぱいで誰も責めわけにはいかない。彼女はいわゆるセブン・サミッターで、エベレストが最後のひとつだった。こうなると山もコレクションのようなものに思えてくる。

エベレスト登頂が国の威信を賭けた登山隊に率いられた大掛かりなものだった時代とは違い、ツアーによる公募隊で登れるようになって飛躍的に挑戦者が増え、今はエベレストに登ることがそれほど偉業とはいえない時代だが、それでも頂上を目指す人は後をたたないようだ。

強いこだわりを発明や発見、進歩に結びつける人もいるが、何が何でもエベレストという命がけのこだわりを持ってしまう人間もいるのだ。100名山にこだわる気もなく、自分の気の向くまま好きな山に登っているだけの私にはわかるようなわからないような・・・。

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バレエボーイズ

2015年11月09日 | 映画

ノルウェーでバレエを学ぶ3人の少年を追ったドキュメンタリー映画。中学から高校への多感な時期、将来のバレエダンサーを夢見る少年たち。バレエだけに集中したい気持ちはあるが、自分の実力も考えてバレエ以外の道も考えるべきか悩ましい。そんな日常と心の揺れが描かれる。

このくらいの歳で打ち込めることがあって将来の夢や目標を持っている彼らがひどく大人っぽく思える。自分がこの歳の頃を振り返ると何にも考えてなかった気がする。その後もズルズルと大人になってしまった身としては恥ずかしいやらうらやましいやら。

バレエで作られる肉体には優美な姿の裏に強靭な筋肉がある。スポーツで鍛えるとそのそれぞれで独特の体形を作る。バレエもああいう踊りをしようとすれば当然そうなるという究極の細マッチョになっている気がする。男女を問わずその立ち姿はりりしく美しく思わず見とれてしまうのだった。

 

 

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