ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

梅雨は明けず、コロナは増え

2020年07月27日 | 散歩

緊急事態宣言下では散歩する人が多かった住吉川だが今は普段と同じくらいの人数に戻っている。その分散歩以外の外出が増えているのだろう、また新型肺炎の感染者数が増えるのも当然といえば当然。兵庫県でも1か月以上感染者0が続いていたのだが。単純比較の難しい数字に一喜一憂してもしかたないと思いつつやはり気にはなる。

連日の雨で住吉川の水量も相変わらず多い。そんな河川敷に生えている木にセミがいっぱい張り付いている。

 

鳴いていないのは樹液を吸っているのだろうか。こんなたくさんに吸われては木もたまらないのでは。

何を考えているのか、激しい流れをじっとみつめるアオサギ君。こんな激流では魚も捕れないと思うのだが

 

ヒマワリには照り付ける太陽が似合うのだが、梅雨明けはまだまだのようだ

 

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お名前はアドルフ?

2020年07月22日 | 映画

あまり観る機会のないドイツ語の映画。

大学教授と妻、妻の弟とその恋人、妻の友人の音楽家の5人が大学教授の家で食事を共にする。あとは離れたところに住む妻の母親も少しだけ登場するがほとんどが教授の家での5人の会話で話は進む。

久しぶりに会って最初は和やかに会話が進むが、近々子供が誕生する予定の弟がその名前をアドルフにするといったところから話がややこしくなっていく。アドルフはヒットラーのファーストネームでドイツではやはりかなり抵抗感のある名前のようだ。

会話が進むうちに本題と関係のない家族間の不満や秘密が暴露され、最後には妻の不満が爆発しての大演説。もともとは舞台劇だったらしいが、このご時世、舞台上演はとても無理というぐらい最前列の客には大量の唾液が飛びそうだ。

様々な言語のうち一番唾が飛びそうなのは何語だろう。日本でも岩手県をはじめ、東北地方に新型肺炎の発生数が少ないのは東北弁のような開口度が少ない方言のせいかも、というのは冗談としても、マスクをして大声の会話も控えてなどといわれる昨今、登場人物がこれだけ派手にしゃべりまくる映画は、観終わってなんとなくスカッとしてストレス解消にもなったのだった。

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志村ふくみ展 いのちを織る

2020年07月18日 | その他

姫路市立美術館で開催中の「志村ふくみ展」を観に行った。

 

派手な原色とは違い尖ったところのない微妙な色調の草木染めが魅力的だ。自然界の植物からの恵みである様々な色の糸の組み合わせで織られ、仕立てられた着物の数々を堪能した。今回は前期ということで後期もあるというのだからその数にも驚く。

自然と共生し、様々な分野の知己からの刺激もありそれが創作に反映されているようだ。糸を染め、反物1反を手織りするのにどれだけの時間がかかるのか凡人には想像がつかないが、最高の職人が極めた技には驚くばかりだ。

人間国宝の技を観たあとはもうひとつの国宝、姫路城も観ておかねば。

城についての素人が見てもこの城の美しさと大きさは別格だ

 

 

 

虫食いで修復時に新しいものと交換した以前の支柱に寝そべるクロネコ。なかなかの大物だ

 

土曜日なので普通なら人が多いはずだが、海外からの観光客がほとんどいない今は展覧会もお城もゆったりと観ることができた。近くの土産物屋や人力車にも客は少ない。人力車のお兄さんが声を嗄らして客引きしてしているのが気の毒なほどだった。

マンホールのデザインも力が入っているのだが

 

 

駅前からお城への道もきれいに整備されたというのに、いつになったら復活できるのやら・・・。

 

 

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帰るに帰れない、行くに行けない

2020年07月17日 | 散歩

王子動物園のパンダのタンタンは中国との契約が切れて今月15日に帰国予定だったが、今回のコロナ騒ぎで中国への航空機が飛ばずしばらく帰国はお預けになった。タンタン、帰るに帰れず。

ならば今のうちにと会いに行ったのだが動物園の入り口まで行くとタンタンとは予約がないと会えないとのこと。しまった、ネットで調べておくべきだった。

ということで今日は看板だけ眺めて帰ることに

 

動物園仕様のマンホール

 

カラーもあり

 

夏の低山は暑いのでそろそろ標高の高い山へ行きたいと思っていたのだが、ここ最近コロナウィルスへの感染者数が増えてきてまた遠方への移動が心理的にしにくくなってきた。岩手の早池峰山にも行きたかったのだが、未だ感染者0の岩手県には特に行きづらい。

パンダは帰るに帰れず、人間は行くに行けない、コロナの災禍の夏。

 

 

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雨、雨、雨

2020年07月12日 | その他

今年の梅雨の雨の降り方、その継続期間の長さは尋常ではない。日本は地理的に雨や雪で水に恵まれ、普段はその恩恵を受けているがひとたび許容量を超えれば負の面が出て、最近はその頻度が増えてきている。

今回も九州の洪水、土砂崩れなどの被害がひどい。気象庁も驚く異常気象ではあるかもしれないが、それでも「想定外」で片付けられては被害に遭った人はたまらない。川の傍に住まないというわけにもいかず、いったいどうしたらいいのやら。

雨の直後、たっぷり雨を含んだ六甲山から流れる住吉川の流れ

 

神戸は昭和13年に大水害があって大変な土砂災害の被害があったようだ。その後山には多くの堰堤が造られ治水が進み、今回も大きな被害は出ていないが、須磨区、長田区の山の斜面の一部崩れたところがあったとのこと。最近の異常な雨の降り方を見ているとこの先また大きな被害が出るのではと心配になってくる。

せめてもの罪滅ぼしに雨でコロナウィルスを流して一掃してほしいところだが、そうもいかず感染者は一時より増加傾向が続いている。新型肺炎だけでも大変な災害なのにこれに自然災害が加わるのではあまりにもつらい、と思わずタメ息がでてしまう。

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク

2020年07月08日 | 映画

久しぶりにウディ・アレン監督の映画を観る。これまで観たのは中年男女の話が多かったが今回は大学生のカップルが主人公。

2人とも裕福な家庭出身。男はニューヨークっ子でしゃれたホテルやレストラン好きの蘊蓄を語るタイプ、女は映画監督、俳優など有名人に興味津々のいわばミーハー。いつものウディ・アレンの作品のように相変わらず語りでもセリフでもグダグダとよくしゃべる。

いつも通りの男女間のドタバタに少々飽きたころに主人公の男の子の母親の思いがけない衝撃の告白があって、それまで母親に批判的な主人公が少しピリッとして人生を見直そうとするのだからお母さん、すごい!

特にウディ・アレンの映画が好きなわけではないのだが、男女の機微、ドタバタなどが独特のリズムで描かれ、なんとなく安心して観ていられるのでつい観てしまう。日本映画で小津安二郎が醸し出す独特感とはまた違うと思うのだが、どちらも個性的な独特感という点では似ているのかもしれない。

 

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ぬかた園地アジサイ園

2020年07月04日 | ちょっと遠出の山

アジサイには雨がよく似あう、ということで梅雨のさなか大阪府民の森のひとつぬかた園地のアジサイ園を見に行く。

出発は近鉄石切駅から。東大阪市のマンホール

 

 

興法寺を目指し雨のなか辻子谷ハイキングコースを上っていく。園地という名前にだまされてはいけない。府民の森はけっこうな山道である。

花弁のように見えるが実はキノコ

 

要所要所に標識あり

 

幸いアジサイ園に着くと雨は止み、ジグザクの道をアジサイを観ながら下っていく。種類はそれほど多くはないがその広さはなかなかのものだ。

 

 

 

その花の量に圧倒される

 

 

 

 

雨の予報だったので人はほとんどおらず、花は密でも人は疎、静かなアジサイ鑑賞を満喫したのだった。

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茶の湯の茶碗

2020年07月03日 | 散歩

散歩の途中御影の香雪美術館の展示を観る

 

どれもなかなかに渋い名器のようだ。添えられている解説文はテレビのお宝拝見番組で出てくる用語が満載。素人はそれだけで「う~ん、なるほど」と妙に感心してしまう。器を名器とするにはやはりその来歴、由来がわかる箱書きも重要なようだ。モノの価値プラスコトの価値ということか。

帰宅して久しぶりに千円の茶碗でお茶を飲んでみた。名椀でも安物でもお茶の味は同じだと思うが残念ながら名椀で飲んだことがないのでわからない

 

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