雪山で寒さに晒されたあとは一転、春爛漫の花見に出かける。中央東線は山梨に入ると沿線には桃の木目立つ。今の時期なら一面の桃の花畑が見られるのではと期待して青春18切符で普通電車に乗り込む。
山梨県に入り甲斐駒ヶ岳が見えてくる
確かに沿線は一面桃畑なのだが意外にまだ咲いている木が少ない。桃より桜の方がよく咲いているという印象だ。少し当てが外れたが塩山の駅で降りて観光案内所で聞いてみる。
私は3月が桃、4月が桜と思い込んでいたが、実際は桃は桜より後に咲くのだそうだ。ならば桜を観に行こうとまずは慈雲寺に向かう。
慈雲寺のイトザクラ
菜の花も満開
この辺りはどこを向いても桜や桃の木が目立つ
次は周林禅寺のボンボリザクラ
あちこち寄り道するのでグーグルマップに叱られながら駅の方へ向かう。この丸いのは何だろう
時々咲いているのもあるけれど
桃の花はまだまだ
石屋さんの店先に石製のポスト
塩山のマンホールは大菩薩峠
花柄も
駅前で座っているのは武田の信ちゃん
塩山の駅から松本方面に戻るのだが途中新府の駅で降り、新府城址に寄ってみることにする。こういうとき乗り降り自由の18切符は便利だ。城址の桜も満開
ここからは隣の穴山の駅まで桃畑の農道を歩いていく。咲いていたらさぞきれいだろうと思われるが1~2週間ほど早かったようだ
農道はグーグルマップが苦手のようなのであてずっぽうに歩いて穴山駅の西側に出るが、こちらには改札口がない。駅のプラットホームがすぐ下にあるので線路に下りてひょいとホームに上がれそうだが線路への立ち入りは禁止。
あの桜並木が東側改札口への道なのだが、間に線路があって行けない
電車の時間が迫ってあせる。やむなく道を戻り最後は墓地を横切り、気づけばズボンにイガイガをつけ大汗かいてなんとか駅にたどり着いたのだった。