
春の陽気は一転、今日は寒く、風も強かった。開花寸前に大きく膨らんだ桜も一休み。代わりに椿と木蓮を撮ってみた。


青春18切符を使って、三江線に乗ってきた。乗るのには中国地方で一番不便な線ではないだろうか。初日は福山から福塩線で三次まで行き一泊。翌朝の6時前の始発で江津を目指す。当日は霧が深くて時折鳴らされる汽笛とともに山間を進む。右に江の川、左は段々畑。時折線路の下にも段々畑があり畑の真ん中を線路が通っているようなところもある。春休みで常連の高校生のお客さんもなく三次から石見都賀ぐらいまでは私一人の貸切状態だった。山間の家々の屋根には石州瓦が載っていて美しい姿を見せている。隣の木次線のようなスウィチバックのようなハイライトシーンはないがなかなか味わいのある線だった。写真は江津駅の前に鎮座する布袋様。

このところ花粉が盛大に舞っている。それでも散歩に出る。不思議なことに外にいるときはそれほどでもないのに、家に帰ってから涙目と鼻水がひどくなる。
あとしばらくの辛抱だがしんどいことである。左花屋の店先、右はいつも行く洋菓子屋の近くのお宅の玄関。季節季節の寄せ植えが飾ってあって散歩途中の目を楽しませてくれる。

近くの梅林の梅が満開である。気になるのはごみの多さだ。弁当ガラが無造作に投げ捨てられている。自分がきれいなものを見さえすれば、あとはどうでもいいのか。それなら花見などするなといいたい。

それにしても今日の花粉の飛散濃度は強烈だった。くしゃみと鼻かみの合間の花見だった。

桃カステラを買った。以前、長崎のカステラ屋で作っているこのお菓子の写真を見て、ぜひ食べて見たいと長年思っていた。実はシナモンロールなどの上に載っている白いアイシングと呼ばれる砂糖のコーティングに目がなくて、これはその部分が厚くて、理想の形をしていると思ったのである。長崎へ行ったときに勇躍、お店に行ったが、これは主にお祝い事用で、受注生産しているもので普段は売っていないと聞いてがっかりしたことがあった。今回デパートの九州物産展に出ているという情報を友人より入手し、さっそく行って、長年の念願を果たした。期待通りの砂糖のコテコテの甘さを堪能した。

今日は終日雨。たまった本の整理に手をつけるが、なかなか終わらない。最近は文庫本を中心に安価で扱う古本屋チェーンがあちこちにあるので、散歩の度に覗いては1冊2冊と買ってしまう。引越しのたびに減らしてきたが、最後の引越しから16年経つとけっこうたまってしまう。最近、近所にそういった古本屋が出店したので引き取ってもらおうと整理を始めたのだが、どれを処分し、どれを残しておくかを考えるとなかなか進まない。一番いいのはすべてを処分する法だが、ものを捨てるのが苦手な私はその決心がつかない。自分でもいったいどんな基準で取捨選択しているのか、考えれば考えるほどわからなくなるのは困ったものだ。


