ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

ジャッジ 裁かれる判事

2015年01月24日 | 映画

検察側と弁護側の丁々発止のやり取りが楽しめる法廷ものの映画。今回はその中に父と子の反目、和解を入れた人情ものとしても楽しめた。

都会で金持ち相手の弁護士として成功しているハンクは母の訃報で故郷の田舎町に帰る。故郷にはその町で40年以上判事をしている父が住んでいるが、若いころ父に反感を持って町を離れたハンクは今でも父親としっくりいっていない。そんななか父親が車である男を轢き殺した罪で逮捕される。ハンクは、父親がガンに侵されていることを初めて知り、その薬の影響で記憶があいまいな父親の弁護を引き受ける羽目になる。

轢かれた男はかって父親が裁いた忌まわしい事件の被告で、物的証拠は明らかに父親の犯行を思わせる。本当に父親の犯行だとしたらなにがそうさせたのか。そこに至るには決定的な理由とは。かっての事件を通して父親が語る息子への思いとは。なかなか見ごたえのある法廷劇だった。

陪審員制度をとっているアメリカ映画らしく、弁護側が陪審員候補者を忌避する場面でのユニークな方法など陪審員制度がしっかり根付いているのだと感心させられた。

 

 

 

 

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鈴なり

2015年01月23日 | 散歩

散歩していると冬枯れの木に何かが鈴なりになっている。よく見ると雀の群れだった。なんだかみんな着膨れしたようにぷっくりしている。冬はやっぱり脂肪を付けて寒さに耐えなくちゃね

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ニューヨークの巴里夫

2015年01月16日 | 映画

時間つぶしに観た映画だが、なかなかおもしろかった。

主人公のグザヴィエはパリで妻と2人の子供と暮らす小説家。幸せな家庭生活を送っていると思っていたら妻が他の男性に惹かれ離婚するはめに。妻と2人の子供はニューヨークで暮らすことになってしまい、子供に会えなくなるのに耐えられないグザヴィエはニューヨークへ追っかけていくことになる。

ニューヨークには彼のレズビアンの友人も恋人と住んでいてグザヴィエは彼女に頼まれて精子を提供し生物学上の子供もできる。さらには移民局の追及逃れのために偽装結婚した中国系のアメリカ人女性もいて、そこへかってスペインで知り合った昔の恋人まで訪ねてきてヨリが戻りそうになるという複雑な関係のなかにいる。そんな父親のいろいろな大人の事情を息子が冷めた目でみているところがおかしい。

普通だったらなるべく面倒な関係を避け逃げてしまうところだが、どれからも逃げずに悩みながらも向き合ってしまうマメな男の生き方に笑えてしまう。

人の生き方はそれぞれ、家族の形態もいろいろ。こんな話が珍しくないのが今の時代なのかもしれない。そこから逃げない男ってなかなかかっこいい!

観終わってからさんちかを歩いていたらイベントホールで阪神淡路大地震の時の写真を展示をしていた。今はすっかりきれいになった街並みも本当にひどい状態だったのだと、改めて観ると胸が詰まる思いだった。明日であれから20年が経つ。

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御在所岳は遠かった

2015年01月12日 | ちょっと遠出の山

三重県と滋賀県にまたがる御在所岳は以前から行きたかったのだが、日帰りでは少々遠く、といって1泊するほどでもないかと行きそびれていた。今年は雪も多そうなので行ってみるかと家から始発に乗って日帰りで出かける。

5時半に家を出て登山口の湯の山温泉に着いたのが10時ごろ、やっぱり日帰りは遠かった。遅いスタートなので頂上までたどり着いて戻って来られるかわからないが、いざとなったら下りはロープウェイでと考えていたらロープウェイは強風で動いてないとのこと。どこまで行けるかとりあえず登り始める。

本来なら眺めのよさそうな中道ルートと思っていたが、雪交じりの天気で見通しも悪いので裏道ルートに変更。

温泉街を抜けて登山道に入るが雪はたっぷり。途中に営業している藤内小屋もあるのでトレースもしっかりしている

 

河原の石は雪でモコモコ

 

1時間ほどで藤内小屋に着く

 

さらに上を目指し、せめて国見峠くらいまでは行ってみたい

なるほど岩がウサギの耳に見えなくもない

 

ロッククライミングで有名な藤内壁方面

 

藤内壁の下に何人かいるのが見える

 

そろそろアイゼンを付けた方がよさそうだと付けていると、人が続々と下りてくる。話を聞いてみると国見峠の手前で道がわからず断念したとのこと。うーん、そう聞けばこっちはまったく初めてのルートで単独。遭難するわけにもいかずあっさり撤退を決定、引き返すことに。

藤内小屋まで戻って休憩し下山。雪の下りは速く、充足感を味わうこともなくあっという間に終了

帰りも同じ時間をかけて往復8,000円を近鉄さんに献上することに。やっぱり四日市辺りで1泊して名物のトンテキなどを食して時間に余裕を持って来るべきだったと反省の1日だった

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登り初め

2015年01月03日 | ちょっと裏山

このところの寒さで夜の間に平地でも雪が降ったようだ。六甲山もうっすら白くなっているので今年の登り初めに出かける。

いろいろルートはあるが、石切道から紅葉谷は紅葉谷が秋の台風の影響で通行止めと分岐にお知らせが出ていたので王道住吉谷を登って魚屋道を有馬に下ることにする。

 

途中の雨ヶ峠からの合流点まではそれほどトレースは多くないが、合流点からは一気に足跡が増える。しばらく来ていなかった間に七曲りの入り口付近は工事中で思わぬ迂回路を渡ることになっている

 

七曲りの上部の雪の量は例年並みといったところか

 

今日は風もなく時折日も差す穏やかなお天気。頂上付近も例年並みの積雪か

 

 

今年も無事に楽しく登らせてもらえますようと思いつつ、各地の冬山で遭難も報じられているのが残念

 

 

 

 

 

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ストックホルムでワルツを

2015年01月02日 | 映画

新年早々、あまり気の重い映画は止めておこうとジャズがふんだんに聞ける映画を観ることにした。1960年代にスウェーデンで母国語でジャズを歌った実在の女性シンガーが主人公。

主人公モニカは娘を持つシングルマザー。両親と同居しながらスウェーデンの田舎町で電話の交換手をする傍ら(有紐交換台が懐かしい!)週末はストックホルムに出てジャズを歌っている。才能を認められアメリカのジャズクラブに招かれたりもするが。私生活では娘の養育を巡って父親とはうまくいかず、再婚した男性ともうまくいかない。

歌手として成功したいという野心を持ちつつ、母として妻として生きることの困難さは今でもそんなに変わってないんだなぁと思いつつ、最後は父親とも和解し新しいパートナーとも結ばれめでたしめでたし、というのはちょっとできすぎじゃないのとつっこみたくなる。まあ正月だからいいか。

演奏されるジャズの名曲は一瞬眠りの世界に誘われるほど耳に心地よかった。

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謹賀新年

2015年01月01日 | その他

今年も明けた。いい年でありますよう

うちじゃないけど門松が豪勢だったので拝借

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