ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

今日も散歩

2017年11月23日 | 散歩

今月の17日に燕岳に行ったが、そのあと小屋のブログを読んでいるとずっと雪の日が続き、例年よりかなり積雪が増え、カンジキが要るようになったとのこと。営業も今週末で終わり。本当にいい時に登ることができてよかったと改めて思う。

平地でも今年は冬の訪れが早いようで気温も低い。家でじっとしていれば寒いので今日も散歩。

住吉川のカモも数が増えて気がする。カルガモが多いが他の種類も目につく。調べてみたらこれはヒドリガモらしい。

 

こちらはオナガガモ。みんな丸々とおいし、いや、かわいい。

 

10月の台風で倒れた山手幹線沿いの公園の木は切られてこんな状態に

 

けっこうな太さだったのに残念

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新雪の燕岳

2017年11月17日 | 山旅

11月に入ってから新雪の山に行く機会をうかがって毎日山小屋のブログなどをチェックしていたが、いったん降っても融けてしまったり、やっと積もっても天気が悪かったりでなかなか行くことができなかった。それでもやっと燕岳がきれいに雪化粧したとのことなので出かけることした。

登山口へのバスの便も今週末限りというギリギリの時、さらには土日は天気が崩れるということなのでこの金曜日がワンチャンスである。

穂高駅から朝一番のバスで中房温泉に入り、0740時登り出す。前夜の山小屋のブログではかなりの積雪があり、標高1450Mの登山口付近でも降雪があったとのこと。すでに登山道にはほとんど雪は残っていないが上り始めて1時間半ほどの第3ベンチぐらいから本格的な雪道になる。

さらに上の富士見ベンチ。あいにく今日は富士山は見えない

 

1225時、登り始めて2時間45分で合戦小屋到着。ここでエネルギー補給しアイゼンを付ける

 

かまぼこベンチ

 

稜線の影に槍の穂先が見えてくる

 

青空と樹氷が美しい

 

燕山荘も見えてくる

 

槍ヶ岳の姿も大きくなる

 

12時ちょうど、燕山荘へ到着。さてこのあとどうしたものか。

明日も天気がよければ小屋へ泊まってゆっくりするつもりだったが明日は全国的に天気が悪いとの予報が出ている。お天気がいい今日中に下りてしまうことにする。当然燕岳頂上を踏みたいのだが頂上往復には1時間くらいはかかるので1555時発の最終バスへはギリギリの時間になりそうだ。

迷っていても時間がもったいないので頂上を目指す。

小屋から燕岳

 

頂上までは風当たりのいい稜線なので雪が吹き飛ばされたところと吹き溜まったところとがあり、吹き溜まりで足をとられ思ったより時間がかかる。

強風で岩に爪が生える

 

1240時なんとか頂上到着。北燕岳方面

 

メガネ岩と槍

 

どちらを見ても素晴らしい眺めだがあまりゆっくりもできず表示板にタッチして下山にかかる

 

イルカ岩も雪で真っ白

 

小屋まで下って西鎌尾根方面

 

時間があれば小屋で暖かいうどんでも食べたいところだがバスの時間を考えるとそうもいかない。持っているパンをかじって1315時下山開始。最終バスまでの持ち時間は2時間40分。雪道の下りなので事故さえなければ何とか間に合うはずだ。

それにしても新雪の山は美しい。うっとりしてしまうが急がねば

 

第3ベンチ辺りでアイゼンを外そうかと思うがその時間がもったいない。第2ベンチで間に合うと確信できたのでやっとここで外す。

あとはダラダラ下って予定より早く1535時バス停着。できれば温泉に入りたかったがそれは少々無理だった。

燕岳へは春の残雪期には何回か登っているが新雪のこの時期は今回が初めてだった。日帰りのピストン登山は少々慌ただしかったが、雪を踏む感触も春とは違うし、山の見せる表情も違う。季節ごとに山の異なる姿が楽しめ飽きることがない。

余韻を楽しみつつ、次はどこへと想いを巡らせながら帰途についたのだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

廃線跡ハイキング

2017年11月12日 | 散歩

JR生瀬と武田尾駅間の旧福知山線廃線跡を歩きに行く。日曜ということもあって生瀬の駅で降りた大勢の人はほとんどがハイキングスタイル。

交通量の多い国道の端を通って10分ほどで廃線跡の入り口に到着するとあとは武庫川沿いの景色を楽しみながら枕木の残る道をのんびりと歩ける。

 

紅葉もそろそろ始まっている

 

畳10畳ほどか、大きな岩がゴロリ

 

途中には真っ暗なトンネルや錆びた鉄橋もあって鉄道の雰囲気満載

 

 何かわからないが鉄道の付帯施設の名残も鉄ちゃん、鉄子にはたまらない

 

 

対岸の岩にぶら下がるハチの巣

 

武田尾駅近くには親水公園も作られ春は桜、秋は紅葉が楽しめる

 

 ここがお弁当ポイントで皆ここで昼食を食べている。あとは武田尾駅に向かうだけだが、全長4.7キロの平地歩きだけでは少々物足りないと思っていたら親水公園から少し上がったところに周回できるハイキングコースがあるとのことなのでこれを歩いてみる。

コースの入り口にはしんちゃん

 

山桜とモミジの木が多い山道は途中ビューポイントもあっていい道だ

 

 1時間半ほどでまた親水公園に戻り残りの道を武田尾駅まで歩いて終了。

渓谷沿いの道は眺めも素晴らしく、桜の春、雪景色の冬にも楽しく歩けそうだ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明知鉄道と岩村城址

2017年11月06日 | その他

同級会で帰郷したついでに少し足を延ばして恵那まで行き、久しぶりに明知鉄道に乗ってみる。

恵那市のマンホール。市の木のハナノキと市の花ササユリか

 

明知鉄道のてつじぃ

 

明知鉄道は恵那から終点の明智までを結ぶローカル鉄道で1時間に1本程度の運行だが、食事付きの臨時列車を走らせるなどイベントも多く営業努力も欠かさない路線だ。

途中「極楽」という駅もあったりして

 

今日は終点までは行かず途中の岩村で下車。

 

鉄ちゃん垂涎の腕木信号機操作レバー

 

古い街並みを抜けて岩村城址を目指す。

岩村町マンホール

 

 

 

街のあちこちに珍しいものが。これは何かな

 

おくどさん?

 

 

名物五平餅を食べて一休み

 

岩村の街は標高が500Mほど。城址は標高717Mでお城のなかでは一番高所にあるとか。

建物は残っていないが立派な石垣が残っている

 

 

 

大阪城や名古屋城のように新しく復元された立派な本丸より、訪れる人も少ない石垣だけの城址の方が趣があっていいものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同級会

2017年11月04日 | その他

小中学校の同級会に行ってきた。

場所はお城の傍の料理屋だったのでその前にお城の本丸御殿を拝見。現在も復元工事中だが既にできている部分が公開されている。

藩主の居住空間だったそうだが、使われている木材がぜいたくで床板1枚が何百万円と聞かされてびっくり。部屋の使用目的によってその造りと描かれている絵が細かくランク分けされているなど、ガイドさんならではの説明が聴けて面白かった。

ちなみに動物の絵は一番ランクが下で、最上位は山水画とのこと

 

 

 

4年ぶりの 同級会は今回が初めての参加者もいてなかなかの盛会だったが、前回に比べ参加者の老化、じゃなくて劣化、いや成熟化がずいぶん進んだ気がした。あくまでも自分は棚に上げての話だが。人生の階段がいきなり下がる時期があるとすれば今の時期なのかもしれない。話題もこれまで多かった親の介護から自分の病気の方ににシフトしていた。

ともあれ青洟を垂らしていた頃から思春期のなまいきな盛りまで、小中学校9年を共に過ごした級友たちの意外な変貌が見られる再会はなかなか楽しい。それと同時に長い歳月の経過にほんの少し切なさを感じたりもした。

次回も楽しみだがさらなる成熟化が少し怖い気もしてきたのだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リアルのゆくえ

2017年11月02日 | その他

姫路市立美術館で開かれている「リアルのゆくえ」展を観に行く。

久しぶりに姫路駅に降り立つと駅前の様子が一変。新しい大きな商業ビルなどができたり歩道が広くなったりしている。

マンホールも新調されている

 

 

美術館はレンガ造りのシックな建物

 

周囲の雰囲気もなかなかすばらしい

 

観るのはこれ

 

有名な高橋由一の「鮭」をはじめとした明治から平成までの写実画ばかりを集めた展示だ。ひとくちに写実画というがその表現は様々。特に最近のスーパーリアリズムの作品はまるで写真のよう。とはいえ近くで観ればやはり「絵」に見える。それが一定の距離を置くと写真のように見えるのだから人間の目は不思議だ。写実画を描くにはまちがいなく技術が必要だと思うのだが、ならばまるで子供が描いたようなデフォルメされた抽象画にも技術は必要なのだろうか。必要なのは技術より感性か。そんなことを考えながら鑑賞したのだった。

時間がなくて姫路城は外から眺めただけ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポイント募金はこちら