ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

日本の悲劇

2014年01月30日 | 映画

元町の映画館で木下恵介監督特集をやっていたので観に行く。1953年の作品「日本の悲劇」。戦後8年、まだまだ日本が貧しくこれから成長していく頃の話である。このころの実際の映像や新聞記事などが挿入され世相を反映させている。

望月優子演じる春子は未亡人で子供2人を義兄に預け、旅館の住み込み女中(今は死語?)として懸命に働いている。苦しい生活のなか、姉には洋裁と英語を学ばせ、弟は医大にやっている。そんな子供だけが生き甲斐の生活だが、姉弟は母には感謝もせずそれぞれ勝手に生き、姉は妻子持ちの英語教師と駆け落ちし、弟は母に無断で裕福な医者の家の養子に収まろうとしている。母は学資の足しにと相場に手をだし返せる当てもない借金まで抱え、最後は電車に身を投げてしまうという暗澹たる話である。

それにしてもまったく救いがないストーリーだった。同じ監督の「香華」では花柳界に生きる女の身勝手で破天荒な生き方が描かれ、そちらの方は明るく救いがあって拍手をしたいぐらいだったが、今回は溜息が出るのみ。家族の絆という言葉を嘲笑うかのようだった。

せめて花でも

 

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難局に光が

2014年01月29日 | その他

エクセル2013に振り回されながら普段の何倍も時間をかけ、なんとかA4一枚を仕上げてプリントアウトしたものの非常に疲れた。そこへパソコンオタク、じゃなくてパソコンに詳しい友人から助け舟がきた。

こんなフリーソフトがあるそうな。

http://office2007oldstyle.web.fc2.com/index.html

要するに2013のメニュー、ツールバー(今はリボンというらしい、何がリボンじゃ)に2003のメニューやツールバーを復活させることのできるフリーソフトである。さっそくダウンロードしてみたらあっけなく懐かしの2003が出現。感激!こんなことを考えてくれる人がいるんだと感心してしまった。

マイクロソフトとしてはバージョンアップして「こんなに便利にしてやった」つもりかもしれないけど、すんなり受け入れられる人ばかりじゃないんだから。

教えてくれた友人とこのソフトの作者に感謝。

 

 

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一難去ってまた一難

2014年01月27日 | その他

新しいPCに弄ばれつつも少しだけは慣れたかなと思えるようになったと思ったら、またまた問題発生である。

エクセルを使う必要があり新しい2013のバージョンを開いてみた。これまでは2003を使っていたので10年の開きがある。途中何度もバージョンアップしているのだからその間に様々な改良、変更が加えられているだろうことは覚悟していたが、うーん、予想以上である。

これまで難なくできていたことができない、というよりどこを触ったらできるのかがわからない。バージョンアップしているのだから2003でできていたことができないはずはないのだが、ツールバーの変更が著しくどこを触ったらいいのやら・・・。

古い方のPCを動かしたくなる衝動に駆られるが、それもしゃくなのであちこち触りまくっているうちになぜか突然画面が切り替わったりしてイライラが募る。

慣れれば2013の方が使い易いのだろうか。今は絶対そうは思えない。2003の方がずっとよくできていた気がしてならない。

私的な資料作成だからブチブチ文句をいいながら無駄な時間を費やしてなんとかしているが、仕事で作る資料となったら大変だろうなと現役世代の苦労をお察しするばかりである。それとも現役なら苦もないことなのかな・・・。

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上がりたくても上がれない

2014年01月23日 | 散歩

先日JR線路の南で見たイノ君だろうか、今日は上流に帰ろうとして段差を上がろうとしているところに出くわした。空腹なのかフラフラ状態で前足をかけてしばらくもがいていたがとても上がれず最後はあきらめたようだった。風貌が無骨なだけになんだか哀れで、見ていると切ない。

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寒いとはいうものの

2014年01月19日 | ちょっと裏山

昨夜は強風が吹き、気温も低かった。ならば裏六甲の滝もそろそろ見頃かと思い今年も出かけてみる。住吉から石切道を上るに連れ雪景色になり、ガーデンテラスに出るとこんな具合

 

紅葉谷を下りて行くが、アイゼンを付けなくてもなんとか滑らずに歩ける。ということは滝の凍結も大したことはないということで期待も萎んでしまう。

百間滝、似位滝はツララ程度。七曲滝もこの程度

 

毎年一応見には行くが昔のようにアイスクライミングができるほどバリバリに凍っているのを見たことはない。今年もまったく期待外れだった。やはり流れている滝が凍るにはかなりの寒さがいるようだ。水量も少ないようなので昔のような光景はもう期待できないかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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気になる奴

2014年01月18日 | 散歩

岡本まで買い物に出たら、いつもは天井川の行き止まり付近にいるいつものイノ君のうちの一頭がJRの線路より南まで下りてきていた。眼病を病んでいるのかギロリと睨んだ目が赤かった。出られなくなった河川敷を上に行ったり下に行ったりだけの一生。なんだかかわいそうになってきた。といって飼ってやるわけにもいかず・・・。

 

 

 

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年の初めの

2014年01月13日 | ちょっと裏山

昨日の朝は持病の坐骨神経痛と慣れないテレマークの筋肉痛で体がギシギシしていたが、今朝は調子がいい。ということで今年最初の裏山登り。まずはいつものイノ君たちにご挨拶

うーん、微妙な三角関係

 

おねだりしてもあげないよ

 

定番の八幡谷から七兵衛山に上がり、昼食。今日はかなり気温が低くじっとしていると寒いので食べ終わるやいなや撤収

 

食べ終わって横池を見に行く。雌池の方はほぼ全面結氷状態

 

雄池の方も淵以外はけっこう凍っている

 

厚さは1.8センチほどか

 

池の淵は霜柱がいっぱい。踏むとサクサクとして気持ちがいい

 

お天気はいいけれど、風は冷たく時折雪の小片も落ちてきたので街で温かいお茶でもするかと早々に下山。

 

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テレマークスキー

2014年01月11日 | ちょっと遠出の山

年末に久しぶりにスキーに行ったがゲレンデにいても滑る時間はわずかというのがどうも性に合わず、どうせするなら歩けるスキーをということでテレマークスキーの講習会に行った。

場所は琵琶湖バレースキー場。連休初日ということもあってかなり混雑していた。そんななかでテレマークスキーの初歩を教えてもらうのだが、これがなかなか難しい。ゲレンデスキーとは曲がり方も違い、下手なゲレンデスキーの滑り方が抜けず混乱してしまう。インストラクターの見本を見ていると簡単そうに見えるのだが・・・。おまけにこのスキー場はボーダーが多く、しかも初心者が多いので練習中に後ろから衝突されたりして落ち着いて練習できない。おまけに気温が低く体が冷えて午後になると体の動きも悪くなってきてあまり進歩せぬまま終了。上達への道は険し。

女子スキージャンプのホープ、高梨選手も着地のテレマーク姿勢が苦手のようだ。やっぱり難しいんだとまったく次元の違う慰め方で自分を納得させたのだった。

スキー人口が減ったとはいうことだが、今日のゲレンデには当てはまらないようだ。

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鑑定士と顔のない依頼人

2014年01月10日 | 映画

タイトルはあまり面白くないが中身はなかなかおもしろかった。男女の恋愛心理を計算しつくしたストーリーで最後まで楽しめた。

美術品、装飾品の鑑定士として、またオークションの仕切り人としても一流のヴァージル・オールドマンは私生活ではかなりの変人。女性も寄せ付けず、一流レストランでも一人、手袋を着用して食事をする姿は周りから奇異の目で見られるほど。自分の家には誰も招かず、自ら収集した女性の肖像画の名品に囲まれて暮らしている。

その彼がある屋敷から美術品や家具の鑑定を依頼されるが、依頼主は自分の部屋から一歩も出られない広場恐怖症の女性。会話は壁越しで行われるが次第にその正体が気になり始めるオールドマン。ある日、帰ると見せかけて物陰に隠れその姿を見てしまいその美しさに人生で初めて恋をしてしまう。その後、オールドマンの努力もあって女性は次第に心の病から回復し彼と一緒に暮らし始めるのだが・・・。

「裏に何かある、何かある」と観ている間中気になるのだが、最後に「そうかやっぱり」と思わせるところがうまい。伏線はいたるところにあることに後になって気づいたのだった。

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デジタルライフも楽じゃない

2014年01月08日 | その他

今日はプリンタのドライバやデジカメのソフト、じゃなくて今はアプリというのか、それを入れ直して動作確認をしてなんとか使えるようにした。ワードやエクセルも2013になってずいぶん変わっているようだが、実際に使う段になってからまた悩むことにしよう。

 はじめはわからなくて途方に暮れたが、まさか壊れはしないだろうといろいろ触りまくった。そのせいか途中画面が黒くなって固まったときは困った。それでもさらにいろいろ触ってなんとか元へ戻ったが、適当にやったことなのでまた同じことが起こっても直せる自信はない。

パソコンの大きな変更は若い人なら造作もないことだと思うが、中高年にはほんとうに大変だ。普段になく頭を使ったのでボケ防止のひとつにはなりそうだが、もうあんまり大きな変更は勘弁してもらいたい。

画像もアップロードできたのでやれやれである。

次は鍋を探しに行かなくては。

 

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