ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

ミツマタ咲く愛宕山

2020年03月24日 | ちょっと遠出の山

愛宕山といえば落語で有名な京都の山を思い浮かべるが、今回は丹波篠山の愛宕山に行く。和紙の原料として知られるミツマタが群生していてその花が見頃らしい。

お彼岸も過ぎて日が長くなったので起きる時間も少し遅くなってもいいのがうれしい。

尼崎を9時台の丹波路快速で南矢代へ向かう。田舎の無人駅だが今はイコカも使える。駅から1時間ほど歩いて龍蔵寺へ向かう。

マンホールは桜か

 

ミツマタ目当てか車が何台か停まっているがお寺はひっそりとしている

苔がいい感じのアプローチ

 

 

愛宕山へのルートは、東、中央、南ルートと3つあってお目当てのミツマタは東ルートに多くあるらしい。中央ルートは傾斜がきついとヤマレコの記事にあったので下りは避け、上りに取って帰りに東ルートを取るというプランで中央ルートを上り始める。

ここが入り口

 

立派な大木があったりして静かないい道だ。今のところは

 

あまり頻繁には通る人もいない気配で道はいい感じで苔むしている。

しばらく行くと大きな石垣があり壊れた古い鳥居と石段が現れるが、石段の傷みが激しく通行止めになっているので迂回道を上っていく

 

やがて愛宕堂に到着。建物は比較的新しい。さっきの傷んだ石段はここへの直登のためのものだった

 

道は落葉の多い尾根道に入るといきなり傾斜がきつくなって、張られているロープを頼りにしないとなかなか登りづらい。これはやはり下りには適さないと納得 。いろいろな山道を経験しているつもりだが、この傾斜はかなりのものだ。

上り切って頂上到着。眺めがすばらしいが低い気温に強風が加わり寒い。あとはここから東ルートに入りミツマタを見て、と思ったのだがその東ルートに入る分岐がよくわからない。

 

 

とりあえず腹ごしらえをしてということで少し下がったところで風を避けて昼食となったが、止まっていると猛烈に寒い。箸を持つ手が震えるほどだ。早々に切り上げて歩き始める。

ねじねじの木

 

どこかで東ルートへの分岐があるものと思って下り始めるが途中から道がはっきりしなくなる。時折目印のテープがあるのでそれを頼りに強引に下りていく。

結局分岐はよくわからず南ルートをとって下ることになるが、このルートの杉の植林された斜面でもミツマタの木を見ることができた。

 

枝が3つに分かれているのが名前の由来らしい。ボンボンのようでなかなかかわいい

 

出発点の龍蔵寺に戻って改めて東ルートを上ってミツマタを見に行く

 

ひとつの谷がミツマタに被われているところもあってなかなかの群生だ

 

またお寺に戻りあとは駅まで歩いて終了

愛宕山は標高600M台の里山で詳しい登山地図もなく、ネットで見た記事だけでなんとかなるだろうと来てみたが結局当初のプラン通りのルート取りができなかった。急坂でずれ落ちることもなく無事に戻れてやれやれだが少々里山を舐めていたと反省しきり。同行のお2人さん、お疲れさま。

帰ってから国土地理院のサイトで地図を確認してみたがやはり分岐がどこだったのが判然とせずスッキリしないのだった。

 

 

 

 

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なごり雪の六甲山

2020年03月17日 | ちょっと裏山

この時期は好天と荒天が交互にやって来て気温の差も大きい。平地では雨が降った昨日、六甲山では降雪があったようで、今日になっても下から見てわずかに白い部分が見える。ここはひとつ登っておくことに。

陽が射せば汗ばみ、陽が隠れると一気に体が冷える、それを繰り返しながら上っていく。

木の株にうっすら氷が。やはり気温はけっこう低いようだ

 

標高800Mぐらいから雪が出てきて、七曲りの上部でこれくらいの雪道

 

頂上にはすでに雪はなく、小さな雪だるまが迎えてくれた。

 

先日は鍋蓋山で「コロナのアッホー」と叫んでしまったが、今回は「コロナ様、ご勘弁を」と念じておいた。

有馬に下る裏六甲の道は雪解けでぬかるむところもあったが、そんななか普段着姿で上ってくる高校生の一団もいた。濡れたスニーカーではさぞ冷たいのではと思いやられる。

有馬はさすがに海外からの観光客はいないようだが、それでもそれなりの数の観光客、それも若い人が多かった。なかなか家でじっとなどしていられないよね。

日本ではまだ外出制限までになっていないので三宮のデパートの食料品売り場などには人も多い。

今回のコロナ災難で気分的に落ち着かなくなると「何かおいしモノでも」という欲求が高くなって最近は食べ物関係の消費が多い気がする。危機が迫ると脂肪をため込みたくなる動物的本能か。エンゲル係数と体重の増加が気になる今日この頃。

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ランちゃんと散歩

2020年03月12日 | 散歩

新型肺炎感染の広がりが日々伝えられ、なかなかスカッとした気分になれない日が続く。

そんな閉塞感を晴らすべく今日は友人宅を訪問、ワンコとの散歩を楽しむ。

飼い主を含め5人のおばさんを従えてお散歩するのは御年6歳のランちゃん、ちょっと毛深い(当たり前だけど)女の子

 

マンホール踏んでお散歩、お散歩

 

 

お花も見て

 

途中で一休み

 

散歩が終わればおいしいランチが待っているけれど、これを食べるのはおばさんたちだけ。

 

ランちゃんは傍らでおとなしくヘソ天

そんなつぶらな瞳で見つめられるとたまりません

 

おばさんたちにそのモフモフ、ふわふわな体を撫で繰り回されても嫌な顔一つ見せずにお相手してくれてありがとね。最近の気鬱が晴れるひと時だった

 

 

 

 

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鍋蓋山の頂上でアッホー

2020年03月06日 | ちょっと裏山

新型肺炎予防を理由に施設や店の休業が相次いでいる。ならば六甲山の一角でも歩いてみるか。何せ山は365日無休だから。

そろそろ洞川梅林が見頃かもしれないと新神戸から背山散策路を歩いてまずは再度公園を目指す。繁華街のすぐ裏に位置した登山道だがいったん山に入ってしまうと不思議なくらい静かだ。

再度公園では学校が休みになった小学生とその親たちの声が響いていた。ここなら思い切り叫んでも邪魔にはならない。

街の梅は既に満開を過ぎてしまっているが、例年洞川梅林は咲くのが遅いので期待したのだがまだ満開には少し早かった。

 

 

 

ついでに近くの鍋蓋山にも上っておく

 

青空が広がって気持ちのいい頂上で控え目に叫んでおく。「コロナのアッホー」

下りてきて駅に行っても電車に乗っても食事に入ってもどこもいつもよりかなり人が少ない。

今の休校措置の期間が終わっても、その時感染流行が終わるとはとても思えない。忖度などしてくれないコロナに対して政府はその後いったいどうするのか気になるところだ。

 

 

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今日も空には

2020年03月02日 | 散歩

兵庫県には特別なバリアがある、なんてこともなく、とうとうやってきたコロナ。

学校は休み、他にも休業を決めたところが数知れず。散歩ぐらいしないと気が晴れない。

これは何の桜?芽がプックリしてきた

 

これも春らしい

 

これはちょっと早すぎじゃないの

 

人間界の混乱をよそに自然界は粛々と自分の役目を果たしている。そして空にはちぎれ雲呼、じゃなくてただの雲。

 

学校が休みになった。しかし2,3日はいいけれど、そんなに長く子供が家でじっとしていられるとは思えず、よからぬ場所に出入りしたり、よからぬ誘いに乗ったりしなければいいのだが。

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