10年前の9月、月を観ながら入った白馬鑓温泉に上る。昨日は中秋の名月だったのであまり変わらない姿の月をと意気込んでみたが天気予報では期待はできなさそうだ。
朝は稜線も見えてはいるがやはり雲が多い
気を取り直して猿倉から登りだす
10年前はテントを背負っていたが今回は小屋泊まり。楽勝のはずだがあまりスピードは出ない
花やキノコに励まされ
見えているのは大雪渓か。今年は猿倉から白馬岳への大雪渓が夏の早い時期に状態が悪いということで通行止めになっている
小日向のコルを過ぎるといったん下る
双子岩の辺り
左上方に小屋も見えてきた
秋の代表的な花トリカブト
沢をいくつも超えるが水量は豊富。水不足の心配はなし
何とかコースタイムの4時間半で白馬鑓温泉小屋到着
宿泊の手続き後、さっそく内風呂に
小屋は今日が今年の最終営業日なので解体工事が始まっていて屋根が半分ない半露天状態
一生懸命登った結果入ることのできる温泉はありがたさでふだんよりいっそう「はー」とか「ふう」とか声が出てしまう。至福の時だ
冬は雪崩で壊される恐れがあるのでシーズンごとに壊して立て直すことなど考えれば1泊2食付きで16,000円は少々高い気がするがこの気持ちのよさに目をつぶろう
温泉成分表
上から見た大きな露店風呂。こちらは混浴だが夜暗くなってからは女性専用タイムがあるのでそのときまた入ることにする
暗くなってから露天に入ったがやはり予報通り雲が多くて月は見えず残念。夜半には雨が降ってくる。