産直の農産物を扱う店で大きなユズを見つけた。右が普通サイズなのでユズ界のザボンのように見える。獅子ユズというのだそうだ。今年はユズ湯に入った直後に風邪をひいてしまった。やっぱりカボチャもセットで食べればよかったのかな。
産直の農産物を扱う店で大きなユズを見つけた。右が普通サイズなのでユズ界のザボンのように見える。獅子ユズというのだそうだ。今年はユズ湯に入った直後に風邪をひいてしまった。やっぱりカボチャもセットで食べればよかったのかな。
梅田のガーデンシティに映画を観にいったらなんだか賑やかな催しが開かれていた。「ドイツ・クリスマス・マーケット」だそうだ。
かわいい回転木馬
お菓子のようなお店
ドイツの飾り物も売っている
せっかくなのでソーセージを食べる。下戸だが、なんだかビールと一緒に食べたらおいしそうに思えた。
ツリーにも灯が入った
寒くても散歩は欠かさない。定番の散歩コースの定番の寄せ植え。季節ごとにいつもきれいにしているお宅なので感心していたら、プロの植木屋さんが入っているのを発見。道理できれいなはずだ。植物の管理は自分ではまったくダメなので、通りがかりに見せてもらうのが一番。
千葉市にある写実派の作品ばかりを集めているホキ美術館に以前から興味があったのだが、今回新装なった梅田の阪急デパートでその巡回展をしているとのことで観にいった。展示されていた作品はみなスーパーリアルである。
近づいて見ると確かに油絵なのだが、1Mほど後に下がってみれば写真にしか見えない。というよりある意味、写真よりリアルかもしれない。油絵といっても絵の具を盛り上げる技法ではなく薄く薄く塗った技法で描かれている。肌の質感、しわ、浮かび上がった血管、髪の毛、衣服の襞、自然の光、水面の波紋など、とても描いたものとは思えないほど美しく見えるが、写真とも違った感じがして、なんだか不思議な気持ちにさせられる。
キャンバスに丸を描いただけ、みたいな抽象画の画家に爪の垢でも飲ませたいほどの精緻な作品ばかりである。それにしても一口に「絵を描く」といっても実にいろいろな表現方法、技法があるものだと感心してしまう。今回のような超写実のものから写実でも明らかに絵とわかるもの、少しデフォルメしたもの、かなりデフォルメしたもの、全く何かわからないもの等々。今回観た作品のその繊細さに圧倒されるものがあるが、同時にその整いすぎた美には少し息苦しさも感じたりもするのだった。
このチラシのなかで、写真はどれでしょうか?
正解:一番最後の横長の美術館の建物のものだけです
観終わって茶屋町の丸善に行ったら絵本作家の長谷川義史の原画を展示しているコーナーがあった。さっきの作品を観た後だけになんだかホッとするなぁ、この緩さ。
遠来の友人たちに付き合って、ルミナリエに行った。十数年前に一度行ったきりなので、現在のにぎわいにびっくりした。黄昏が近づくとあちこちから人が湧いてくるように出てきて長蛇の列になっていく。結局列には並ばず、終点の東遊園地で観たが、阪神大震災の犠牲者の鎮魂という当初の目的とは遠くなってきている気がしてしまう。
クリント・イーストウッドが大リーグの選手のスカウト、ガスを演じている。パソコン上のデータで判断する昨今のスカウト連中とは違い、実際に球場に足を運び、目と耳で得た情報を元に金の卵を探す昔気質の老スカウトである。球団からの契約更改も怪しくなり、自分でも最近目が悪くなっていることを自覚して揺れ動くなかドラフト指名会議の時期が近づいてくる。
彼には妻に死に別れた後親戚に預けたり、寄宿舎に入れたりしてあまりマメに子育てはしてこなかった1人娘ミッキーがいて今はバリバリのキャリアウーマンになっている。そんな娘が父親を心配して訪ねてくるがなんとなくギクシャクしてまともに話ができない。
1人の高校生の有望な選手を指名するかどうかで球団内で議論になり、ガスは弱点を見抜いて指名しない方がいいと進言するが、結局データ重視の幹部たちに押し切られその選手は指名される。しかしその後思わぬ方向に話が進み、彼の判断が正しかったことが証明される。
最後はなんだか都合がよすぎる話にも思えるが、物語としてはおもしろかった。「老いたり!イーストウッド」だが、それがそのまま味になっているところが憎い。
気分が沈むときは元気の出る映画を、ということで「綱引いちゃった」を観ちゃった!
舞台は財政難で苦しむ大分市。学校給食センターの閉鎖が検討され、給食職員の解雇が持ち上がっている。主人公千晶は市役所広報課の職員だが、母親は給食センターで働いていて首切り断固反対の中心人物。そこへ市の知名度アップのため女子綱引きチームを作ることが提案される。そのメンバーにと給食センターのおばちゃんたちに白羽の矢が立つのだが、千晶は全国大会で優勝すれば解雇は撤回という条件を市長からとりつけ、いやがるメンバーを説得しチームを結成する。コーチには千晶に一目ぼれした地元のJAの綱引きチームのイケメンコーチが就任し練習が始まるのだが・・・。
8人のメンバーそれぞれが問題をを抱えていて一時はチーム解散の危機もあり、挙句は市長の裏切りもあるが最後は自分たちのために大会に出場することにするというのはストーリーの定番。千晶の母親を演じる松阪慶子他のメンバーが個性的で笑わせられたり泣かされたりするのも定番だがなんだか安心して観ていられる。
綱引きのトレーニングのなかで、天井からぶら下がった太いロープ昇りもこなしているのには非力な私などは感心してしまうのだが、観ているほうも思わず力が入り、元気をもらえる作品だった。
最近の松坂慶子は文字通りどっしりして明るいおばさんを演じることが多い。先日観た「北のカナリア」の吉永小百合とは違う路線を行っているようだ。同じ女優でもいろいろな道があるものだ。