ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

海賊じいちゃんの贈りもの

2015年12月28日 | 映画

ロンドンに住む3人の子供を持つ夫婦は結婚生活の危機で目下別居中。父親を心配させたくない夫婦は別居中であることを子供たちにも口止めしてスコットランドに住む夫の父親の75歳の誕生日パーティーに向かうがその道中でも口論ばかりして子供たちをがっかりさせる。

スコットランドの兄宅に着いて夫婦円満を取り繕う2人。兄夫婦も経済的に恵まれ大きな家に住んで一見幸せそうだが、何かがありそうだ。父親も表面上は元気そうだがガンを患い死を覚悟している。盛大なパーティーの準備が進むなか、おじいちゃんは孫3人を連れ出し海辺で楽しい時を過ごすのだがそこで突然死んでしまう。それを見て3人の孫たちは衝撃的な驚きの行動に出る。

姉、弟、妹の3人は10、6、4歳くらいか。両親の不仲に心を痛めつつどこか冷静で、その性格、行動はなかなか個性的でかわいい。そんな3人が取った行動は大人の常識を超えていて大混乱になるのだが最後は収まるところに収まる大団円。

映画やドラマでは子供や動物の演技には勝てないとよくいわれるがそんな典型的な作品だった。特に石とお友達の末っ子の女の子の存在感がすごい!今年最後に観た映画が一番面白く、いい締めくくりになったのだった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷口けい

2015年12月22日 | その他

日本の女性では最高といっていい実力のクライマー、谷口けいが亡くなった。大雪山系黒岳の北斜面を登り終えてメンバーと離れた岩陰で用足し中のことらしい。それまでメンバーとロープで確保されていたのに・・・。女性として世界でも初めてフランスのピオレドール賞を受賞するほどの実力者がそんなことでと思うが現実は残酷だった。本当に一瞬の油断が招いた事故としかいいようがない。常人から見れば並外れて危険なことをするわけだから登山家の死は避けられないとはいうものの43歳での死は痛ましく残念でしかたがない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャズギターの調べ

2015年12月19日 | その他

先日のナベサダに続いて兵庫県立芸術文化センターの12月ジャズコンサートシリーズで渡辺香津美を聴く。

東京でよくジャズのライブに行っていたころ、10代でデビューして間もない渡辺香津美は初々しい青年だったがあれから40年が経ち、今や60代、おヒゲの似合う渋いおじさんになっていた。今回は彼の師匠の中牟礼貞則がゲストで出ていてこちらも80代のさらに渋いおじいさんになっていた。昔話を交えた師弟コンビのデュオが耳に心地よいひと時だった。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六甲山ホテル

2015年12月18日 | ちょっと裏山

六甲ドライブウェイ沿いにある六甲山ホテルの旧館がこの20日で営業を止めると聞いたのでその前に見ておこうと油コブシを上る。

さすがに山は冬枯れだが、秋の名残が鮮やか

 

ケーブルの山頂駅の展望台から鈍色の空にタカが飛ぶ、というのは冗談で設置してある偽物。日差しがない分、風が吹くと寒い

 

ドライブウェイを歩いてホテルに向かう。

ホテル旧館の玄関

 

昭和4年というから80数年の歴史

 

玄関灯がおしゃれ

 

外観はこれまでも見ているが中に入ったことがないので今日は見せてもらうことにする。

暖炉や照明、家具なども歴史を感じる

 

 

 

もう一度外から

 

サービスは止めても、阪急さん、建物は残してね

丁字ヶ辻から三国池に立ち寄る。秋には周りの色づきが映ってきれいだったが今は冬枯れ

 

掬星台から山寺尾根を杣谷に下りる

掬星台にある石のベンチは地震で倒れた鳥居の再利用だそうな

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

格安スマホ

2015年12月15日 | その他

携帯電話大手3社の料金は高すぎて、スマホを持つ気はなかったのだが、格安スマホが出始めてからちょっと気になっていた。しかしあれよあれよという間にこの業界の参入者が増え、そうなると今度はどこを選んでいいものか迷ってしまってかえった手を出せなくなってしまっていた。

ところが最近三宮を歩いていたらある業者が店舗を構えているのを発見。スマホ各社のほとんどがネットでの販売で端末を触ったり説明を聞けないのも手をだしづらい一因だったので、ついふらふらと店に入って端末を触ったり店員さんに話を聞いてみた。その場はそれだけで終わったが翌日出直して契約してしまった

スマホに、吹けば飛ぶような小さなSIMカードを挿入して諸手続きを終え、店員さんに端末を渡され口から出たのが「スイッチはどこ?」。今時スイッチって。でもアナログ人間はそういうのだ。

家に持って帰って端末の入っていた箱を開けてみるとバッテリーの充電スタンドなどが入っていたのだが、ひとつ何に使うのかよくわからないプラスチックのものが出てきた。同封の紙1枚の説明書にも記載がない。未だによくわからないがスマホの使用には特に支障はなさそうなのでそのままに。ネットで取説をダウンロードしたらわかるのだろうか・・・。

さっそく充電しようとスタンドに端末をセット。しかし一向に充電された気配がない。端末をためすがえす見てみると充電口、というのだろうか、それが長辺についている。そうか横にセットしないといけないのだ。これまでずっと縦にセットしてきたんだもんね。

端末は一万円台からあったが今回契約したのはもう少し高いもの。番号ポータビリティで電話番号を移すことも考えたがしばらくは電話はガラケー、データ通信のみスマホという2台持ち。なのでSIMはデータ通信3.1GBの月額900円を選択。今時の人みたいにスマホでゲームをしたり動画を観るわけではなく、主に旅先で電車やバスの時刻を見たり、ホテルの予約をしたりしたいだけなのでこれで十分な気がする。

入っている数々のアプリは何に使うのかもよくわからず、少し整理した方がよさそうだがまずその方法を調べることから始めないといけなさそうだ。

それにしてもバッテリーの残量の減るのが速い。以前数人のスマホ持ちと一緒に旅行して宿に着いたとたん、皆「コンセント、コンセント」と騒いでいたのを冷ややかに見ていたが、次回は私も加わることになるのだろうか。

大手携帯電話会社とはサービス内容も違うとしても、格安スマホのこの値段でである程度事足りるとしたら、モノの値段ってなんなんだろうと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古書市

2015年12月11日 | その他

ひとくちに古本屋といってもその形態は様々。昔ながらのなんとなくかび臭い古書店、ブックオフに代表されるチェーン店などがあるが、最近そのどちらでもないちょっとおしゃれで若い店主のいる新興勢力ともいえる古書店が出てきている。口笛文庫とトンカ書店はその新興勢力の範疇に入ると思うのだが、三宮でその2店の共同開催の古本市が開かれていた。トンカ書店などは雑貨も置いていてなんとなくぶらっと入るのが楽しい。口笛文庫の方は店内所狭しと本が積まれ芸術関係やおしゃれな生活雑誌などが多い。どちらも私の好きな古書店なのでこれはのぞいておかないと。

今回は店外での出店なので数は少ないが、それぞれの特徴が出ている。昔ながらの古書店に比べて若いお客が多いのもよくわかる。私の興味のある本も多くてどれを買うか選ぶのに困ってしまうが厳選して10冊ほどを購入。

昔は高い新刊書を買うゆとりもあり、古本には抵抗があったが、今は新刊書を買うことは少なくほとんど古本で間に合わせている。やはりなんといっても値段の安さが魅力。価格を気にせず好きな本を買えるのはささやかなぜいたく。ベッドに入ってからページを開き、そのまま引き込まれるように眠ってしまうのももささやかな幸せのとき。

ただ最近、昔買ったことのある本をもう一度買ってしまうことが時々ある。今回も買ったなかにすでに持っている本が1冊あった。これも歳のせいか・・・。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだまだ紅葉

2015年12月08日 | ちょっと裏山

12月に入ったが、表六甲を見ているとけっこう秋色をしている。ならばと名残の紅葉を見に行くことにする。

新神戸駅から少し上がれば深山幽谷の趣

 

布引の雌滝

 

布引水源地

 

 

今日はお天気もいいので紅葉も燃えている

 

市が原から高尾山に登る。小さな山だが山の背骨のような尾根は六甲山系の中でもなかなかの急こう配。途中2か所平坦なところがあっていったん下ってまた登り返す3段構造。タイムトライアルにちょうどいいので時々登ってみるのだが

 

今日は30分20秒ほどかかった。以前は30分を切っていたのに・・・。

高尾山を再度公園へ下る。黄色も陽に輝いている

 

今は営業していないボートハウスはなかなかいい雰囲気の建物。レストランなんかにしたらいいと思うのだが

 

大竜寺の奥の亀石

 

境内のイチョウはすでに落葉

 

毎日登山1万回記念の奉納碑。ちょっとかわいい

 

大師道は紅葉真っ盛り

 

猩々池に映る山

 

こうしてみるとまだまだ秋の六甲。10年後にはクリスマスと紅葉が同じ時期になったりして・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にぎやかだけど

2015年12月07日 | その他

芸術文化センターに行ったついでに西宮ガーデンズをのぞいてみた。最近はデパートに行っても地下の食料品売り場しか行かないので、久しぶりにちょっと上の階を歩いてみるとデパートってこんな感じだったんだとなんだかまばゆく感じる。

時期的に人出も多くて賑やかでモノが溢れていて、日本は豊かになったなぁと思わず年寄りくさい感想も持ってしまう。ここにあるもので生活必需品はどれほどあるのやら。ひととおりモノを持ってしまうとあとは何を買ったらいいのかな。こんな日本のなかで企業が消費者にモノを買わせるのはなかなか大変、そうなるとやっぱりこれからモノを買ってくれるのは新興国ということになるんだろうな。

「衣食足りて礼節を知る」とはいうものの、モノが豊かになって、私の心も豊かになったんだろうか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナベサダ

2015年12月06日 | その他

県立芸術文化センターへ渡辺貞夫のコンサートを聴きに行った。20代のころはライブハウスやコンサートによく行ったが最近はご無沙汰。家でCDを聴くことがほとんどだが、たまたま見た広告で知り直前にチケットを買ってしまった。

私がよく観ていたナベサダは40代の頃、それが今や80代。改めて歳をとる速さを実感する。席が2階席だったので下を見下ろすと、実に白髪や髪の薄い頭が目立つ。みんな青春時代に聴いていたんだろうな。反面若い人が少ないのが少々残念ではあるが。

ナベサダ氏は少々恰幅がよくなり滑舌が悪くなったが、懐かしいアルトサックスの音色は変わらない。今回はサンバなど乗りのいい曲が多く、自然に体でリズムをとってしまう楽しい時間だった。ゆったりとしたバラードの音色も心にしみた。

今月は文化センターはジャズのコンサートの特集のようなので他の催しにも足を運ぶことになりそうだ。

 

 

終わって外へ出てみると文化センター周辺もクリスマス仕様になっていた

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポイント募金はこちら