goo blog サービス終了のお知らせ 

ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

AKIRA FUSE SOIMETHING JAZZY 2025

2025年07月21日 | おでかけ

ナベサダの演奏を聴きにビルボード大阪に何度か行っていたら、大ホールとは違う小さな空間でゆったり食事などができるライブハウスが気に入ってしまった。ということで今回は布施明のライブである。持ち歌よりカバー曲を歌う布施明がなんとなく気に入ったので、チケットを取ろうとしたがなかなかの人気で、かろうじて取ることができた。

ジャズを期待したが、一部日本語の持ち歌もありで最後はやはりマイウェイだった。できれば全部ジャズのスタンダードナンバーで締めてほしかった。低音から高音までよく声が出るので、抑えたような軽いジャズの歌い方は向いてないのかもと素人は偉そうなことを考えてしまった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三大バイオリン協奏曲の饗宴

2025年07月06日 | おでかけ

ザ・シンフォニーホールでのコンサートを聴いてきた。

 

ヴィヴァルディ、メンデルスゾーン、チャイコフスキーと有名で耳なじみのある曲ばかりだったので気楽に楽しむことができた。

ただチャイコフスキーの曲中、突然演奏が止まってしまってびっくり。ソリストのバイオリンのチューニングのせいだったのだろうか。演奏は指揮者との打ち合わせ後すぐに再開されたが、いったい何だったんだろうか

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SAUDADE TO BRAZL

2025年07月03日 | おでかけ

ビルボード大阪での渡辺貞夫のライブを聴いてきた。

 

今回はブラジル特集でサンバやボサノヴァの特集で、ブラジリアンギターのマルセロ木村が参加。アップテンポの曲もスローの曲も大いに楽しめた。

ホームページを見ると渡辺貞夫のコンサート、ライブが全国でかなりの頻度だ開かれている。この92歳のパワーはいったいどこから来ているのだろうか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Reshaped Reality

2025年06月10日 | おでかけ

天保山の大阪文化館で開催中のハイパーリアリズム彫刻展を観てきた。万博に合わせて大阪関西国際芸術祭として各所で行われている展示のひとつだ

60年代以降に作られたリアルな人体彫刻の数々が観られる。

 

ブロンズでよく見かけるタイプの彫刻もあるが

 

それ以外の素材で作られたいろいろ

 

 

裸体のものもリアルだが着衣のものの方がよりリアルに思える

 

リアルすぎて「どうかしました?」と語りかけたくなる

 

これはさすがにヒトとは思わないが

 

女性の腕のシワとかシミもリアル

 

 

こんなモノ、というよりヒトも、といいたくなる

 

最後には展示室に座っている係のひとまで彫刻に見えたりして思わず「係の人ですよね」と語りかけてしまった。夜になったら彫刻の皆々が動きだしたりして…。

抽象的な表現の方が芸術らしいといえばそうなのかもしれないが、どこまでもリアルを追求する表現もすばらしいと思える。平面の絵画でもスーパーリアリズムの作品がけっこう好きだが、今回のような立体もすばらしかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潤一郎、終活する

2025年05月20日 | おでかけ

谷崎潤一郎は東京出身だが関西でも、芦屋、特に東灘区内では何度も転居していて縁が深いことで知られている。それほど作品を読んでいるわけではないが、佐藤春夫との妻譲渡の一件など、作品以外の私的な面に野次馬的興味があって、芦屋市立谷崎潤一郎記念館の展示を観てきた

といってもちろん谷崎潤一郎が身辺整理したという話ではないが

 

等身大の谷崎

 

お気に入りのネコを剥製にしたそうだ

 

ノーベル文学賞の候補にもなり、海外での評価も高く様々な言語に訳された書籍の展示もあり。谷崎の詠んだ歌を棟方志功が版画にしている作品もおもしろかった

私生活の乱れも赤裸々に文学に昇華せてしまうところが凡人とは違うところなのだと変に納得してしまう。

晩年も自分の老いを見つめた作品を書いている。最期は書斎で倒れたとのことで、最後まで執筆意欲が強く、これ本当のが終活だったということか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すべてを描く萬絵師 暁斎

2025年05月13日 | おでかけ

中之島香雪美術館で開催中の河鍋暁斎展を観てきた。

 

 

すべてを描くというだけあって、作品は美しいものから滑稽なもの、奇妙なもの、グロテスクなものまで様々。求めに応じて様々な題材に対応できたというからその心意気や。まさにプロの仕事師だった気がする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹中大工道具館

2025年05月08日 | おでかけ

ここを訪れるのは3回目。今回は企画展の開催に合わせて常設展もついでに。

企画展は古い建具の修復に使われる様々なホゾの仕組みの展示。つい大きな建築物の修復に目がいくが、建物内部の建具にもいろいろな木組みのホゾが隠されているのがよくわかって建具師たちの腕のすごさには感心してしまう。

 

 

 

 

新幹線の線路のすぐ脇にあるとは思えない静謐な雰囲気で新緑も美しい

 

ここの展示を見ると日本独自の建築物に対する職人技の冴えに魅了されるが、同時に他の国にもこういった独自の技術もあってそれぞれに職人技があるのだろうと思える。つくづくモノづくりに携われる職人の世界がうらやましい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

20世紀美術の巨匠たち

2025年02月06日 | おでかけ

大寒波到来。こんなときは早起きして六甲山に上って若干でも積もった雪道歩きに出かけたいところだが、なかなか布団が放してくれない。ということで今日も街活。梅田に出たついでに中之島香雪美術館に行く。

 

大原美術館所蔵の戦後アメリカ美術を集めたものとのこと。アートの素養のないものは精緻なものには感心してしまうが、こういう現代アートは正直よくわからない。れまでの油絵とは違い様々な表現方法が生み出された時代ということで、シルクスクリーンやリトグラフのものが多かったが、つい何枚刷られた内の何枚目という数字ばかり追ってしまい苦笑してしまう。

今日は街を歩いていても本当に寒かった。帰宅して濡れたタオルをベランダに出しておいたらあっという間に凍って床に立った!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古地図からひろがる世界・日本銅版画30の極み

2025年02月05日 | おでかけ

神戸市立博物館で、南波松太郎が蒐集したという古地図を鑑賞。古地図は南波氏から寄贈され現在博物館の所蔵となっているとのこと。今回はその公開ということで日本のものが中心に展示されていた。

 

日本の古地図といえば伊能忠敬が有名だが、その前から各地でいろいろな地図が作られていたのは人間の飽くなき好奇心の賜物か。正確さはないが形がいびつな地図にはなんとなく愛嬌がある

 

 

 

なかには地図模様の絵皿や印籠なども

 

世の中には様々な物を集めるコレクターがいるが、このような後世に残るものは少なく、大半はガラクタになってしまう。それでも人は集めないと気が済まない動物のようだ。一応系統立てて集めるのはまだいいとしても、あれに手を出し、これに惹かれ、無秩序に集めるのは困ったものだが、それが本人の楽しみになっているのならいうことなし。残されたものはせめて敬意をもってゴミとして処理されるといいのだが・・・。

同時開催の銅版画はその細かい技法に感心しきり。木版の細かい細工にも驚くがこちらはさらに細かい細工ができている

大久保利通の肖像画

 

この顔のアップはといえば

 

版画展を観るときいつも思うのだが、展示されるのは印刷された紙がほとんどで彫り刻まれた木や胴の板の方はあまり観ることができない。できればそちらの方も観たいものだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの日の神戸

2024年12月19日 | おでかけ

年を越すと阪神淡路大震災から30年を迎える。それを前にいくつかのイベントが行われているが今日は六甲の神戸大学キャンパスで開催中の展示を観に行った。

神大のいくつかのキャンパスの一番上の神大正門を入ったところ

このキャンパスがもともとの大学の一番古いところらしい

 

展示は社会科学系図書館の2階で行われているとのことで図書館に。

階段を上がったところ。なかなか歴史を感じさせる内部だ

 

 

あの日の被害写真と復旧後の写真が並べられていて実際の場所がよくわかる

当時の私は大阪に通勤していて毎日不安定な交通手段で通勤することに懸命で、のちに写真では見ているが、直後の惨状はリアルタイムではあまり目にしていない。改めて当時の惨状が信じられない思いだ。

図書館を出て坂道を下って別のキャンパスの神戸大学百年記念館の展示も見せてもらう

 

こちらは震災で犠牲になった神大の学生、職員の追悼展示

神大では深江にあった旧商船大学在籍者を含め学生、教職員合わせて47人が犠牲になったとのこと。プロフィールを読むと出身地は全国、海外にも及んでいる。亡くなった方の遺族の方が語る当時の状況を読むと、崩れた建物の下になって圧死された方が多く文字通り胸の詰まる思いがした。さらには救出を救助隊員に頼んでも生存者優先ということで後回しにされたという記述も多く、当時のひっ迫した状況もよくわかったがなんとも切ない。

この震災後も各地で地震、水害などが起き大勢の方が犠牲になっている。それでもそれらに巻き込まれず自分が生きていることは幸運であったからかもしれないが、喜んでばかりではいられない複雑な思いもするのだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポイント募金はこちら