ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

ウィンターズ・ボーン

2011年12月22日 | 映画

   

 アメリカ映画といえば大作で派手、というイメージが強いが、そんなイメージとはかけ離れた地味で暗い映画「ウィンターズ・ボーン」を観てきた。  

  父親はドラッグ密造で捕まり、精神を病んだ母親と2人の弟妹のめんどうを見る17歳の少女リーが主人公。逮捕された父親は家と土地を保釈金の担保にして行方をくらましてしまい、出頭日までに現れない場合は家と土地は取られてしまう。少女は必死に父親の行方を捜そうとするが、父親の絡む隠された出来事もあって、封建的で閉鎖的なミズーリー州の片田舎の人々は協力してくれず、暴力で妨害される。それでも味方になってくれる友人や叔父がいて、なんとか家と土地を守ることができるのだが、そのタイトルが暗示する結末はなかなか非情だ。

  以前観た「フローズン・リバー」と似たトーンで、一般的な印象のアメリカ映画とは別のシリアスな一面を見せてくれる。暗い映画にはちがいないが、少女のけなげさと弟妹のくったくなさに救われる思いがした。

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葉牡丹のお龍

2011年12月21日 | その他

  

誘われて友人の車で吉川町(よかわちょう)のよかたん温泉へ行った。ぬる湯で十分ふやけ、地元の野菜などを買って帰った。

ちょっとしなびたシヴァ神もどき

 

こちら葉牡丹のお龍

 

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冬山シーズン到来

2011年12月18日 | 山旅

  

 今季初めての雪山登りに出かけた。今回はツアーへ参加して中央アルプスの木曽駒ヶ岳の西にある麦草岳(2733M)。メンバー11名、ガイド3名、ほとんどが中高年だが、元気な人が多く、朝6時半スタート、標高差約1300Mの福島Bコースをピストンで往復、16時に下山できた。

 今年は雪は少ないようで頂上付近でも膝下までもいかなかったので、カンジキも不要、結局ピッケル、アイゼンも使わず、ツボ足のまま登れた。

 途中ちょっとした岩場もあったが、特に危険なところはない

 

 木曽駒ヶ岳には少し雲がかかっている

  その北東の尾根

 

繋げてみると

 

1240時頂上着。残念ながら眺望なし

 

わずかに隣のコブの頭が見えるだけ

 

 時間がないので即下山開始。頂上付近を振り返る

 

頂上手前の岩場のトンガリ

 

雪道の下りは早い。あまり危険なところもないのでけっこう飛ばして、時々こけたりもするがそれも楽しい。

怪物雪目男

 

4号目半の力水まで下りてくればあとは少し

 

 最後に渡渉すれば林道に出る。ここはこけるわけにはいかないので慎重に、っと

 

 

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クリスマスのその夜に

2011年12月12日 | 映画

        

  タイムリーな映画「クリスマスのその夜に」を観てきた。監督はノルウェイ人で、ノルウェイが舞台となっている。5つの物語で構成されているオムニバス形式だが、それぞれが関連していたり、していなかったりする。1時間半ほどの短編だが、うまくまとまっていた。

  クリスマスが宗教的、生活上深い意味を持っている国が舞台なので、1年のうち、この特別な日の人々のこれまた「絆」の物語が描かれている。ほのぼのしているもの、ほろ苦いもの、なかには修羅場を予感させるものなどいろいろだが、野次馬的にはこの修羅場、観てみたい。

 

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おやすみ、かあさん

2011年12月10日 | その他

    

  兵庫県立芸術センターでの上演、アメリカの翻訳劇「おやすみ、かあさん」を観にいく。出演は白石加代子と中嶋萌子の2人のみ。

  母と娘の2人暮らし。冒頭娘が、亡くなった父親の残した拳銃を探している。そしてそれで今から自殺するのだと告げるところから劇は始まる。一幕物で途中休憩なしで、2時間2人のことばのやりとりで劇は進む。母親は当然、娘を説得しようとする。延々2人の会話が続くが、ことばの持つ力は偉大か、それとも無力か、母親は娘を止めることができるのか・・・。

  Railwaysといいこの芝居といい、真面目な作品を続けて観てしまい、少々肩が凝ってしまった。やっぱり喜劇を観る方が精神衛生上はいいのかも。

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Railways

2011年12月08日 | 映画

  

 「Railways 愛を伝えられない大人たちへ」を観た。今年大安売りのことば「絆」がテーマの映画だが、鉄子の端くれとしては本筋より、立山に行くときにいつも乗る富山地方鉄道(地鉄)が舞台なのでそちらに期待して観てしまった。

  富山の街からは立山連峰がよく見えるが、やはり冬に見る雪をまとった山は特に神々しく美しい。地鉄以外にも富山ライトレールの終点の港町付近の映像も出てきた。ぜひ一度冬の晴天の日に訪れて、海岸からの山の景色を眺めてみたい。

  物語としては、夫婦がお互いの仕事への熱意を通して和解し、収まるところに収まってめでたしめでたしの展開だが、世間の夫たちがそんなに物分りよく、相手のことを理解できたら苦労はないんじゃない?と突っ込みたくなってしまった。

 

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名残の紅葉

2011年12月05日 | ちょっと裏山

  

12月に入り、ようやく表六甲の斜面が秋色になっている。遅い紅葉を愛でに杣谷を上って摩耶山から地蔵谷を下りる。

お昼はオテル・ド・マヤでランチコースを食べる。前菜とパスタは写真を撮る間もなく完食。デザートはどんなこったと思えばパンナコッタ

 

地蔵谷は市が原に下りる天狗道と黒岩尾根の間の谷。歩く人は少ないが渓流を何度か渉り、今の時期は紅葉も美しい道である

 

 

 

市が原まで下りてくると布引ハーブ園の西側の斜面もなかなかきれい

 

水源地の辺りも見頃

 

 

紅葉もこれで見納め。次は白銀の山が待っている!

 

 

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乗ってみたい!

2011年12月02日 | 散歩

  

六甲の辺りを歩いていると時々見かけるちょっとかわいいバス。おばさんも乗ってみたい

 

これもかわいい

 

山の方を見上げれば六甲山もいい色に

 

 

 

 

 

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