新緑は美しく5月の風はさわやか。この時期の山歩きは、汗をかくことが心地よい。ということで、神戸北部の丹生山脈の一角を歩く。その前に麓の箱木千年家を見学。現存する日本の民家ではここが最古とのこと。
厚みのある茅葺の重厚な家は端正な姿を見せている。
使われている板はすべてチョウナで削りだしているためうろこ模様が浮き出ている。
丹生山上の神社の狛犬。古びたいい味を出している
丹生山の隣の帝釈山頂上
新緑は美しく5月の風はさわやか。この時期の山歩きは、汗をかくことが心地よい。ということで、神戸北部の丹生山脈の一角を歩く。その前に麓の箱木千年家を見学。現存する日本の民家ではここが最古とのこと。
厚みのある茅葺の重厚な家は端正な姿を見せている。
使われている板はすべてチョウナで削りだしているためうろこ模様が浮き出ている。
丹生山上の神社の狛犬。古びたいい味を出している
丹生山の隣の帝釈山頂上
連休明けに立山に行く。この季節の立山は天気に恵まれれば雪山のパノラマが楽しめる。3日間いたが、どの日も快晴。期待通りの春山登山を堪能したが、帰ってきてから山には新雪が積もって、剱から下りられなくなって救助要請があったと新聞で読んだので、私たちは運がよかった。
立山連峰。右端が主峰雄山
みくりが池から雄山を目指すが途中の一の越は十分な積雪である。
雄山頂上の社も凍っている
雄山頂上から剱の八つ峰
宿から夕焼けの大日、奥大日岳
能勢の三草山に上る。途中府民牧場で少々道草。動物とのふれあいが楽しめるほのぼのとした牧場だが、動物たちはお客相手に食傷気味か、マイペースで寝ていたりするが、それもまた愛嬌。道草を終え、三草山を目指す。ガイドブックではわかりにくく、標識が頼りなのだが、車道に何箇所かある後、肝心の山道に入り、道が分かれているところに標識が出ていない。なんだか車道から誘い入れておいて、山に入ったところで道に迷わせる魂胆かと思いたくなる。人家に近い里山なので、遭難することは考えていないのだろうが、不親切なことである。それでもなんとか頂上に着く。休日だというのに人はほとんどいなくて広々とした頂上は眺めがよい。帰り道、長谷の棚田を通る。大きな茅葺の家も残っていて里山の風景を楽しめる。下山後、汐の湯に入って汗を流す。
お疲れ気味のポニー
豚さんたちはみな柑橘類の名前が付いている。この子はデコポン。
ダブル茅葺・ダブル軽トラ
中央西線沿線の小さな山に登りに行く。まず塩尻の霧訪山(きりとうやま)。小野駅から歩いて行けるのがいい。標高1305Mだが、駅付近がすでに800Mを超えているので正味500Mの登り。登山口から頂上まで急登が続き、ぐんぐんと高度の稼げる私好みの山である。山頂付近ではカタクリ、オキナグサなどの花を観ることもできる。
かたくりの花
オキナグサ
翌日は上野原からバスで坪山に向かう。ツツジの多い山ということで期待したのだが、時期が少し遅かったようだ。その代わり、イワウチワがよく咲いている。昨日の霧訪山の頂上でカメラの電池がなくなってしまって写真が撮れないのが残念。