ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

福地山

2021年02月28日 | 山旅

間際まで天気予報を確認、晴れが間違いなさそうなので奥飛騨の福地山に登りに行く。高山からバスで登山口のある福地温泉へ行き前泊。

温泉街を歩いてみると観光客用の人工の氷柱が造られていた。

 

裏側に入ってみると

 

 

翌朝8時過ぎ、登山口から杉林の緩やかな道をジグザグ登っていく

 

途中尾根と谷側の2つに分かれる。谷側を上っていくことにし、やがて少し平らなところに出ると憮然平だ。半分雪に埋もれた人は憮然さんか


 

上るにつれて周囲の山々が見えてくる。

焼岳

 

乗鞍岳

 

2時間20分ほどで福地山(1671M)頂上着。ひときわ白いのは飛騨の名峰笠ヶ岳

 

槍から穂高への稜線もくっきり

今日は風もなく暖かなので、皆頂上でのんびり

 

いつまでも眺めていたいがきりがないので下りることに。帰りは尾根コースを下ったがトレースをはずさなければずぼることもなく、スパッツもアイゼンも不要、終始ツボ足で快適に歩くことができた。

帰りのバスの時間まで余裕があるのでゆっくり石動の湯に浸る。

近くの朝市

 

懐かしのホーロー看板

 

先日の明神平でアイゼンを引っかけて転び心折れていたが、そんなことはすっかり忘れる楽しい雪山歩きだった。やはり自分のペースで歩ける方が性に合っているようだ。

福地温泉からバスで高山に戻りもう1泊。前回来た時にはなかった新しいホテルも目に付くが今はひっそり。

マンホールはツツジかな

 

店も閉まっているところが多く夕食をとるところに困って、少々高めの店に入った。飛騨牛のステーキは高かったのでハンバーグを注文。出てくるのにやたら時間がかかると思ったらこんなのが出てきた。

土台はジャガイモ、その上にインゲン、ハンバーグ、ニンジン、玉ねぎ、アルファルファ、レタス、アーモンドが積み上がり串刺しに。

うーん、斬新!おしゃれなメニューにご飯が浮いている。

野菜が多く食べ応えは十分だった

 

行きは名古屋から高山線で来たが、帰りは富山へ出て北陸線で帰ることに。富山の駅が近づくと列車の窓から今の季節ならでは、雪を被った剱と立山の山並みが見えて感激

 

 

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明神平から明神岳

2021年02月20日 | ちょっと遠出の山

台高山脈の明神平の霧氷の美しさはしばしば写真で目にする。しかしバスの便が不便なので今回はツアーに入れてもらうことにした。

当日の天気は上々だが条件的に霧氷は難しそうだ。日が決まっているツアーなのでそこはやむなし、梅田からバスに乗り込む。

途中立ち寄った宇陀町の道の駅のせんとくんもマスク姿

 

林道の終点までバスは入り、そこからスタート。今日は初めから雪がある。さっそくのツララも

 

途中渡渉が3度ある。けっこう水量もあって夏ならともかく、この季節絶対にボチャンは避けたいので慎重に渡る。ガイドさんのサポートが心強い。

 

明神滝

 

 

森をジグザク登っていくとだんだん風音が強くなり、ひょいと平らなところに出ると明神平だ。やはり霧氷はなかった。残念

 

ここからさらに30分ほど登ると明神岳(1432M)頂上だ。頂上とはいうものの稜線の途中のポイントであまり頂上らしくないところだ。風が強く冷たい。

 

明神平に下り休息の後下山するが、その途中私にとっては痛恨の出来事が。

今回の山行ではチェーンアイゼンで間に合うのではと思ったが、ツアーでは6本爪以上のアイゼン携行の指示があったので10本爪を持っていった。しかし実際にはチェーンアイゼン着用の人も多かった。

ツアーなのでアイゼンの着脱のタイミングはガイドさんの指示に従うことになる。自分が付けたい、外したいタイミングというわけにはいかない。午後の下りになると一部雪が融けて木の根や石が露出しているところも出てきて10本爪では非常に歩きづらく自分ではもう外したかった。そんなところでついアイゼンの爪をスパッツに引っかけて転んでしまったのだ。

引っかけて転ぶのは絶対に避けなければいけないのはアイゼン歩行の鉄則であることはよくわかっていたし、自分ではけっこう場数も踏んで自信もあったのだが、一瞬の油断からの転倒。幸いケガはなかったのだが、転んだ痛みより心の傷みが大きくしばらくは落ち込んでしまった。

ということで今回は期待の霧氷も見られず、自分の失敗もあって心から楽しめなかった。

ツアーに乗れば帰りのバスの時間も気にしなくていいし、温泉にも寄ってくれる、ガイドさんのサポートもあったりしていいところももちろんある。しかし自分の速度では歩けないし、普段一人で行くことが多い身としては自由が利かないところがつらいのだった。

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三峰山

2021年02月11日 | ちょっと遠出の山

三重と奈良の県境の山三峰(みうね)山へは今の時期、榛原駅から臨時バスが出ている。霧氷ができることで人気なのだが、今日の天気では期待できない。平日もバスが運行されていればチャンスも増えるのだがいたしかたない。

三峰山の他、高見山行きも同時に出ているので駅前は大勢の登山者でにぎわっていた。バスは密を避けて余裕を持って乗車できるように今日は三峰山行きだけでも4台運行されるそうだ。

登尾登山口から登り始める。以前来た時は下から雪があったが、今日はずいぶん上になってからようやく雪が出てくる。

 

雪だるまかと思ったら雪アヒル

 

ここにも

 

くちばしまでちゃんとできているのでどうやって作ったのかと思ったら製造中の人がいた。たい焼きのような型に雪を詰めればあっという間にできるそうだ。アマゾンで入手したとか

 

登山口から2時間ほどで頂上到着

 

俱留尊山方面の眺め

 

頂上付近は風があって寒いので一段下がったところで昼食。その後八丁平へ下りるがここは南向きで日当たりがいいので霧氷どころか雪も皆無

 

下山は不動滝経由で。滝も淵がわずかに凍っているだけだった

 

跡は林道を歩いて出発点にもどる。この辺り木々の感覚が密!

 

先日の綿向山に比べれば雪も少なく霧氷もなく残念だったが、凛とした冬の冷気に触れ、ひととき気分がシャキッとしたのだった。

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春の兆し

2021年02月05日 | 散歩

2月に入り散歩に出ても陽の長さを感じるようになり、気温も三寒四温を実感するようになってきた。

梅も花が増えて満開も近い

 

ロウバイもきれい

 

アジサイもいつの間にか芽が出ている

 

自然界は淡々と自分の役目を果たして季節を進めているが、人間界の春到来はワクチン頼みということになるのだろうか。

 

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