ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

恵那山

2013年06月29日 | 山旅

名古屋に行く用があったので、ついでに恵那山に登る。中央線の中津川駅付近からどっしりとした山容が望めるが、どの登山口から登るにしてもバスの便がなく不便なのでこれまで登っていなかった。今回はやむなくツアー参加である。

当初は神坂峠から入って黒井沢口に抜ける予定だったが、午後カミナリの予報もあったのでいざというとき撤退しやすいということで黒井沢口からのピストンに当日急遽変更になった。これが波乱の幕開けか・・・。

沢沿いの道は緩やかで涼やか

 

熊は泳いでいないけど野熊の池

 

参加者は中高年者ばかり15名。この辺りまでは快調に登っていたが、この後トラブル続出である。まず1人、男性の靴底が剥がれる。何とかテープでぐるぐる巻きにしてとりあえず進む。そのあと女性が足が攣りそうで止めたいといいだす。やむなくツェルトを張って収容し下山時まで休んでもらうことに。その後も極端に歩みが遅くなる人が出て山頂には大幅に遅れて到着

山頂は祠があるのみ、眺望なし

 

それでもコイワカガミが咲いていた

 

頂上避難小屋の後の岩にガイドの女性が上ってポーズ!

 

予定が遅れているので早々に下山にかかる。靴底剥がれの修理をしつつ、ツェルトを回収しつつ、最後は疲労困憊して転倒を繰り返す男性をガイドさんが後からロープで確保しつつ、普通だったら7時間ほどの行程を10時間以上かけて何とか出発点に戻る。結果的に事故もなく、下りられてめでたしめでたし。ガイドさん大忙しのツアー登山だった。

さらに今回、ついでのついでに翌日名古屋であったイベントで長野県警山岳救助隊長のお話も聴いてきた。立ち見もでる盛況で、具体例など交え話された内容は他人事ではなく皆真剣に聞き入っていた。

 

おまけは名古屋のマンホール。名古屋といえばやっぱりシャチホコだがね。

 

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貴重なご意見

2013年06月26日 | その他

梅雨時は株主総会の季節。昨年に続いて今年も関西電力の総会に行ってきた。行ってどうなるものでもないけれど、話だけでも聴いておこうかと。

昨年までは関電の本社近くの会議ホールでの開催だったが、今年はなぜか神戸のポートアイランドでの開催。本社の近くで反対派に騒がれるのがうっとうしいのかとかんぐりたくなる。

会社側としては経営上、今2基動かしている原発をさらに動かしたいと前のめり。一番の大株主大阪市は市長の出席はなし、代理の弁護士が出席。兵庫県知事、神戸市長、京都市長は出席。それぞれ原発依存度を下げるように意見を述べたが、「貴重なご意見をいただき」とか「適正に対処して」とかの回答しかない。

ずっと原発を推進してきて、これからも推進し、さらには外国にも売るつもりの政党が国民に支持されて政権を取ったんだから何を言われてもどうってことはないんだろうな、きっと。

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古本屋

2013年06月21日 | 散歩

  

散歩の途中でよく古本屋に立ち寄る。古本屋といっても今は「ブックオフ」に代表される新興勢力と昔ながらの街の古書店の2種類があるのだがそれぞれに特徴があっておもしろい。

新興勢力は古本といっても発行日が新しく傷みのないものが主流で、基本的には著者別に並べられているのでお目当ての本を探しやすい。また仕入れから日が経って売れ残っているものを並べる100円コーナーが充実している。新刊のときに読みたいと思っていた本がここに並んでいるときなどは「やった!」と思わず買ってしまう。しかし100円ということはあまりにも手を出しやすく、普段読まない種類の本まで買ってしまって、結果「積ん読」状態になってしまうことも多い。

一方昔ながらの街の古書店のなかには、戦前どころかなかには江戸時代のものまで扱うところもあり、そういうところは新しさより奇書であることにこだわったりして、店主の個性が出る。分類にもポリシーがあるようで、ある時買うつもりで何冊かを棚から出して端にまとめて並べておいて、少し離れた棚を見て戻ってみると店主によってまたもとの場所に並べ戻されていたことがあった。なかなか強固なポリシーである。

しかしなかにはポリシーなどどこにあるのか、支離滅裂な並べ方をしている古書店もけっこうあってそういうところで目当ての本を探すのは大変である。最近は山関係の本を探すことが多く、あっちこっちに分散しているときなど、思わずまとめてあげたくなる。文庫、新書などもせめて著者か出版社別に並べたら探しやすく売り上げも伸びると思うのだが、そんなことは全く意に介さない店もある。私が店主なら1週間店を休んででも分類するのになぁなどと思ってしまう。

こういう街の古書店を巡るのも嫌いではないのだが、古本特有のかび臭いにおいはいつまでたっても苦手ではある。

さらに最近はアマゾンに代表されるネットでの古本屋もあって、たとえ1冊でも、早いときは当日、翌日配送してくれるのでどうしても読みたい本があるときは便利である。価格も在庫が多いものは1円というのが多く、これに送料がかかり実質的には300円くらいで買わされる、なんとも不思議なシステムである。

現役時代は古本などにはあまり興味がなく新刊書を買うことが多かったが、退職後は新刊書を買うことは少ない。従来の街の古本屋に新興勢力が加わって、本が格段に手に入れやすくなったことは本好きにはありがたいことだとつくづく思う。

さてこうして手に入れた古本だが、読む前にすることがある。まず値札を外し、さらにアルコールを含ませた布で丁寧に拭くという儀式を経ないと自分のものになった気がしない。これって潔癖症なのかな・・・。

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「わたなべゆう」って知らなかった

2013年06月18日 | その他

  

友人に誘われて行った岡本のレストランで、わたなべゆうのフリーコンサートを聴いた。アコースティックギターのソロで、オリジナル曲やおなじみの唱歌など1時間ほどの演奏だったが、そのやさしい音色は食後の時間に心地よく響き、満ち足りた夕べのひとときだった。

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カラッカラッ

2013年06月13日 | ちょっと遠出の山

このところ天気の週間予報が目まぐるしく変わっている。6月に入っても雨は降らず、やっと台風3号の影響で雨マークが入ったと思えば、東に逸れて雨マークがまた消えてしまった。台風で遠出をあきらめたのにこんなことなら行っていればよかった。

しかたないのでアルプス縦走に出かけることにした。JR加古川線の小野町駅、市場駅沿線の「小野アルプス」は、標高100M~200Mの超低山が連なっている。今の時期は暑いだけ、とわかってはいるがとりあえず行ってみる。

まずは小野駅で下車、1000時、鴨池を目指して歩き出す。小野市のマンホールは特産のハサミとソロバン模様

 

こりゃなんだ?

 

照り返しのきつい車道をテクテク歩くこと30分。鴨池の脇からアルプス西部の登山道に入り、まずは紅山に登る。

 

いろいろ注意しないとね

 

 

 

紅山(182M)着。名前のとおり岩がピンクっぽい

 

縦走路はいったん下りて岩倉峠から始まる。アルプス最高峰、惣山(198M)から紅山を望む

 

その後はアンテナ山、総山、安場山、愛宕山、前山と、150~160M程度の山を登ったり下りたりして終点の高山へ向かう。まったくこのクソ暑いのに・・・。しかし他にもいくつかのグループに出会ったので世の中には物好きがいるものだ。

六甲山ではほとんど見られなくなったササユリが咲いているのがせめてものなぐさめ

 

1330時終点高山(127M)着。ここから下ればお風呂が待っている。

 

白雲谷温泉「ゆぴか」は新しくてきれいな入浴施設だった

 

汗を流して市場駅に下る。市場駅は新装成って、おしゃれな外観になっていた

 

季節さえ選べば、快適なハイキングが楽しめるコースだが、今の季節はただただ暑いだけだった。最後に飛び込んだお風呂でなんとか報われた。

小野町駅、市場駅とも周辺にはなにもない。加古川駅でお弁当を買っておいてよかった。コンビニとは都会のものだとつくづく思った。

帰ってきてみると、本日の神戸の最高気温は35度だったそうだ。

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蝶と毛虫とヘビがいっぱい

2013年06月06日 | ちょっと裏山

いよいよ本格的に梅雨入りかと思いきや、雨が降らない。それなら行くかと久しぶりに元町から大師道を上る。新緑の季節も過ぎてすでにさわやかとはいいかねる季節を実感するように、再度公園までですでに汗だくになる。それでも昼食を食べのんびり池を眺めているうちに汗は引いていって気持ちがいい。

午後は菊水山に行くことにして歩き出す。鍋蓋山から菊水山へは久しぶりの全山縦走路歩きである。今の季節やたらと毛虫が多い。さらにはそれが羽化したのだろうか蝶が乱舞している。さらにはヘビも3ニョロニョロだった。

夏山の体作りのためには欠かせないがやはり夏の低山歩きは暑い。汗だくになって烏原の水源地に下る。

ここも神戸の水道施設としてはかなり古く、どっしりとした石造りの建物が残っている。

 

水源地のある丘から神戸の街を見下ろす。統一感のない建物群はお世辞にも美しい街並みとはいえないが、これが夜になって灯がともるときれいな夜景になるのだから不思議だ。

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なんで落ちるの?

2013年06月04日 | その他

  

新聞をデジタル版にしてから1ヶ月以上過ぎた。iPadで読んだりPCで読んだりしているが、さすがに当初のように船酔いの状態にはならなくなった。大量の紙が溜まらずに済むという点ではデジタルに分があるが今でも「紙」が恋しい。出先で紙版が置いてあるとつい擦り寄っていってしまう。

1月にwi-fiを導入してから5ヶ月、なぜか突然繋がらなくなることがある。配線も問題なし、ルーターのランプも正常なのに、なんの前触れもなくほんとうに突然プツンと落ちてしまう。初めてのときはあわててapple storeで尋ねようとしたが有料だということがわかったのでネットの質問コーナーで類似のケースを見つけてなんとか修復した。

しかしまた少したってから同じように落ちてしまったとき、前回どうやって修復したのか全く思い出せずまたまたあわてる。記憶力のなさに呆れてしまう。しかたないのでまたまたネット頼みで解決策を見つけてなんとか修復。

さすがに今回はそのページを紙に印刷しておいたもんね。もう慌てないもんね。

というようなデジタルライフを送る今日この頃

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