文庫の新刊「縁起のいい客」、旧刊の「実を申すと」を読む。自らが「警察関係者に間違われる」と語っているとおり、その謹厳実直な筆致で書かれた史実に基づいた小説の数々も読み応えがあっておもしろいが、その取材旅行などについて書かれたエッセイがさらにおもしろい。その風貌に似合わぬ失敗談、同じく小説家の夫人とのエピソードなど、ほほえましく軽妙に語られていて、心温まる気分になる。
雪と遊ぶ
2006年01月24日 | 旅
週末、雪と遊びに信州に行ってきた。雪下ろしに難渋している雪国の人には申し訳ないが、普段雪とほとんど縁のない地域に住んでいる者にとっての雪は遊び道具となる。もちろん適量の雪でないと困るのだが・・・。写真はタイヤを履き替えた車。
印南の蛙橋 御坊市マンホール
青春18切符で紀伊半島の旅をした。途中勝浦で1泊して温泉を満喫。太平洋は波静か、春のような日差しである。日本海側の大雪が信じられないぐらいのお天気である。小さな日本列島も広いと感じる旅であった。