普段は山登りが目的の旅が多いが今回は山には行かず、山を眺める旅に出る。
以前ポスターで見た春の景色が素晴らしい信州小川村を訪れることにして、長野駅からの路線バスに乗り、バスティ高府で下車。
バス停の裏の斜面
マンホールはというと
まずは山のよく見えるところということで、マンホールにもある天文台のあるロマン館を目指す。歩けるなら歩こうと、もらった地図を見るがイラストなので距離がよくわからない。村の人によればかなり遠いとのこと。ちょうどコミュニティバスの便があったので乗せていただく。
今まさに春爛漫、バスの車窓からはどちらを向いても美しい景色が広がる
バスはぐんぐん上ってロマン館へ。今の季節ならではの雪のある北アルプスが素晴らしい。今日は天気も上々、何も遮るものがない
鹿島槍、五竜の稜線
さらに白馬三山
そして戸隠連峰
帰りのバスまでには3時間以上あって待っていられない。少々距離はあるが緩やかな車道の下りなのでぶらぶらと歩いていく。
2時間ほどで出発点へ戻る。数少ない村の食堂で昼食をとって午後からは立屋・番所の桜を観にいく。ここが村いちばんの見どころらしい
ここへも上りの道らしいのでタクシーを利用
タクシーを降りると、なるほど評判通りの美しさでどこを見てもうっとりしてしまう
あまりの美しさに後ろ髪をひかれる思いだが、帰りはまた歩くことにして下っていく。ついつい山や桜など見上げてばかりいるが、歩いていると足元の素晴らしさにも気づかされる
車道の下りばかりなので足は自然に出るのだが、ずっと同じリズムで歩いていくとつま先に負担がかかり両足の小指が痛くなってくるのがつらい。普段あまり履かないウォーキングシューズの選択も悪かった。出発点に戻ったころには小指が水ぶくれになっていた。
そんなことはあったが、満開の桜、足元の花々、そして雪を抱いた北アルプスという絶景を堪能できたのだから水ぶくれくらい何のそのの一日だった。
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