山に登ったついでに温泉入ることは多いが、温泉だけが目的の旅はあまりしたことがない。今回は雪の降りしきるなか、電車に揺られ山奥の温泉に入ってみたくて新潟まで行ってきた。
当初の予定では2月中に行く予定だったが、都合がつかず3月に入ってからになってしまったので雪が降りしきるなかでの列車旅は難しそうだ。
今回の宿の最寄り駅は只見線の始点小出駅。いろいろルートを考えたが1日でたどり着くためにはまずは最短ルートの東海道、上越新幹線で浦佐へ行きそこから在来線で小出駅へ。予報では関東地方に降雪の予報もあったが結局雪は降らず、それでも上越線に入ると周りは雪景色、暖かい電車から眺める雪景色に心躍る。
小出からのバスの待ち時間に街をぶらぶら。橋の上から見えるのは越後三山か。左の真っ白なのが50年ほど前に登ったことのある越後駒ヶ岳かな
雪国らしく雁木のある商店街はきれいに除雪されている
マンホールにも越後三山
バスの終点で降りて今夜の宿へ
部屋は畳だが作り付けのベッドがうれしい
さっそくお風呂へ。ここはぬる湯なのでゆっくり浸かって手足を伸ばす。体温ぐらいの温度でのぼせることはないのでゆっくり入っていればいいのだが、根がせっかちなのでそんなには入っていられない。仕上げは熱い湯舟で暖まりあとは夕食を待つのみ。なにせ、テレビはNHKと民放ひとつしか入らないので図書コーナーから借りてきた本や雑誌を拾い読みしてゴロゴロ。
1800時夕食。温泉旅館の豪華献立ではなく、薄味で控えめな量なのがちょうどいい。ご飯は地元魚沼のコシヒカリ。お酒は新潟の銘酒がそろっているが、下戸には用がないのが残念
寝る前にまた入浴。ああ、まったりと夜が暮れていく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます