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ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

ついでの石山寺

2024年09月07日 | おでかけ

笹間ヶ岳に上るため石山に来たついでに今何かと話題の石山寺へ行ってみる。

京阪石山寺駅は紫一色

 

 

石山駅から10分ほど歩いて山門へ

 

紫式部ゆかりの寺とあって、参拝者でにぎわい、境内は「光る君へ」一色。ただ京都のお寺ではないので外国人観光客の姿はほとんどなし

 

平安時代は一大観光地の石山寺。重文、国宝もいっぱい

 

 

 

 

境内は広く、ドラマ関連の展示もしていたが歩き回っている間に時間切れで見られず残念。

ドラマ上の話なのに、まひろと道長がこの辺で逢引きしたのかなどと想像をたくましくしてしまって反省したのだった。

 

 

 

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渡辺貞夫グループ2024 「ランデブー」

2024年09月04日 | おでかけ

この何年か、年末に兵庫県立芸術文化劇場で渡辺貞夫の演奏を聴いていたが、広いホールではなく昔聴いた新宿のピットインのような小さなライブハウスでの演奏を聴いてみたかった。ホームページをチェックしていたら大阪ビルボードでのライブがあることがわかったのでさっそく予約して行ってみた。

 

ビルボード大阪はピットインよりは広いが、どの席からでも間近に観られるくらいのこじんまりとしたライブハウスだった。飲んだり食事もできるのでナイトクラブのような雰囲気でもある。

今回はピアノ、ギター、ベース、ドラム,パーカッション、そしてナベサダのアルトサックスという6人編成。舞台と観客席が近い分、一体感があって楽しい雰囲気で、演奏時間1時間15分があっという間だった。短い分少々物足りなさはあったが、御年91歳の御大はこれを2ステージ務めるというのだ。

歳にばかりこだわるのはなんだが、91歳で観客を楽しませる演奏ができるパワーに脱帽。爪の垢を少しだけもらいたいものだ。

12月にはまたここでライブがあるようなのでこれも聴かなくては。

ビルボード大阪付近で発見した大阪の新しいマンホール

 

 

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六甲山の災害展

2024年08月21日 | おでかけ

六甲山を歩いていると実に多くの堰堤に出くわして高巻きを強いられる。同時に雨で崩れた登山道の迂回路にもよく出くわす。さらには、せっかく大きく成長した木でも伐採して植樹し直しているところも多い。そこで人と防災未来センターで開催中の六甲山の災害展をのぞいてきた。

堰堤がないとどうなるかの模型での実演

 

各種パネル展示

 

 

 

 

神戸では昭和13年の大規模な水害で、山からの大量の土石流の被害があったことを受けて、堰堤の建設が進んだことは知っていたが、その後昭和42年にも大きな水害の被害があったことは知らなかった。山を歩くのには堰堤はあまりありがたいものではないが、昨今の災害の多さを考えると山に人の手を入れていく必要性をあらためて考えさせられた。

ついでに阪神淡路大震災関連の展示も見学。最初に4階で震災時の様子を再現した映像を観たのだがそのおどろおどろしさに少々違和感があった。ビルや高速道路が崩壊したあの時の様子はすさまじいものではあったと思うのだが、再現された映像に大音量と光の点滅などの演出を加えたものはゴジラでも出てきそうでかえって現実離れを感じさせるものになっている気がした。

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横尾忠則 寒山百得展

2024年08月14日 | おでかけ

友人のお付き合いで灘の横尾忠則現代美術館へ。

唐の時代の寒山、拾得に触発されて横尾忠則が1年で102点の作品を描いたものの展示

 

 

とにかく多作の人らしい。インスピレーションが湧けば2、3時間で1作描き上げてしまうこともあるそうだ

 

 

 

 

なぜかトイレットペーパーがお好きなようで多くの作品に出てくる

 

 

 

ということのようだ。あまり作品が多いと印象が薄れてしまい記憶に残りにくいというのが正直なところ。こ大きな多くの作品を保管しておくのも大変なことだと要らぬ心配までしてしまう。

1936年生まれということなので88歳。画家の創作意欲、情熱には感嘆するばかり

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曜変天目茶碗

2024年08月08日 | おでかけ

藤田美術館に前回行ったときは国宝曜変天目茶碗は展示されていなかったが、今回は出展されるということで観に行った。

JR東西線の車内は冷房がよく効いていて思わず居眠り、最寄り駅へ着いて外へ出るとそこは赤道直下の暑さ。美術館は駅近なのですぐに逃げ込む。

照明を落とした館内は静かで涼しさもいっそう増している。展示品は茶道具など渋いものが多く素人にはよくわからないが、皆それなりの逸品なのだろう

 

 

その中でひときわ目立つ曜変天目茶碗。

中之島の東洋陶磁美術館で観た油滴天目茶碗より青みがあって美しい

 

 

この美しさは昔から折り紙付きだったようだ

 

 

ヘチマから作った花入れ、蔓付き

 

今の季節らしい桃の作品の由緒

 

館内から外に開いた窓

 

暑いけれどいったん外へ出てお庭を巡る

 

写真で見ると涼やかだがひたすら暑い

 

また館内に逃げ込んで名物のお団子を

 

そのまま駅へ逃げ込もうかと思ったが、せっかくなので大川沿いを歩いてひょうたん池のハスを観る

 

午後なので花は元気がないが、早朝に来れば花がパカッと開く瞬間を観られるかも

 

ガマの穂も

 

大汗をかいて駅へ戻り、梅田で途中下車するが、最近の梅田の変容には驚くばかり。工事の囲いがとれたと思うと、通路がつけ変わり以前とは全く別のつながりになっていたりして思わずここはどこと思う。中央郵便局のあったところに新しい商業ビルができていたりする。少しぶらついて買い物でもと思うが圧倒的な物量に何を買っていいのかわからない。何かおいしいものをと思ってもみるがこちらも目移りしてしまい結局大しておいしくもないものを食べてしまって激しく後悔。商業圏としては三宮くらいの方が落ち着いていて性に合っている気がするのだった。

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醒ヶ井梅花藻

2024年07月23日 | おでかけ

猛暑のなか、涼を求めて米原の地蔵川に漂う梅花藻を観てきた。

青春18きっぷを使った新快速での移動は涼しくて快適だ。

醒ヶ井の駅から10分ほどで旧中山道の宿場町へ。前回はコロナの真っただ中だったので人はほとんどいなかったが今日は団体客も含めかなりの人が訪れている。

マンホールにも梅花藻

 

川の流れは透明で美しいが、残念ながら咲いている梅花藻は少ない

 

わずかに密集して咲いているところは人がいっぱい

 

梅花藻はこんな小さなかわいい花だ

 

流れる水の水温は低くて手を浸すと気持ちがいい。スイカも気持ちよさげに泳いでいる

 

川のほとりをぶらぶら。写真を取るために石橋に腰を下ろしたらお尻がやけどしそうなくらい熱くて思わず腰を浮かせてしまった

 

当たりがよければ花も多く色もピンクや赤が楽しめそうだが、今回は少し早かったようだ。それにしても1年で一番暑い時期に咲く花なので鑑賞もなかなか大変だ。もう少し涼しければ醒ヶ井養鱒場に歩いて行くハイキングもいいのだが、この暑さでは諦め、涼しい店に逃げ込みかき氷などを食べるのだった。

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はしもとみお展

2024年07月02日 | おでかけ

神戸ゆかりの美術館で開催中のはしもとみお展を観てきた。以前テレビで取り上げられているのを観て、ぜひ作品を観たいと思っていた。

 

作品となっているのはネコといぬが多い

 

 

私のお気に入りはドンちゃん

 

ネコ、イヌ以外も多数

 

 

わさお

 

このヒツジの毛並み、とても硬い木とは思えぬ柔らかさある

 

 

 

 

 

 

 

どれも硬い木を彫ったとは思えない柔らかさ、優しさを感じさせる作品ばかり。半分ほどは触ることもOKだったのがよかった。大きいものからモビールのように吊り下げるものまでその数は膨大。いったいどれほどの時間を費やしているのだろうかと思いながら観ていたのだが、作者にインタビューした映像で語られていた内容に少々驚いた。実際の制作時間は9時から5時くらいだそうだ。その理由は昼間の自然光の下で作りたいからそうだ。夜は料理をし、本を読み、バイオリンを弾いたりして過ごすと語られていた。

他にも彫刻家になったきっかけなど興味深い話が聞けて、作品の魅力とともに人間としての魅力にも強く引き付けられた。願わくば作品をひとつ手に入れたいくらいだが写真集を一冊買って我慢することに。

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さよならタンタン

2024年06月27日 | おでかけ

3月に亡くなった王子動物園の人気者パンダのタンタンの追悼展を観てきた。

まずはパンダ舎に

 

 

本当に多くの人に愛されたタンタン。晩年は心臓病を患って一般公開はされていなかったが、手厚いお世話をされていた飼育員のお二人とタンタンとのやりとりがネットで観られ、ずいぶん楽しませてもらった

 

続いて動物科学資料館での展示も

 

ご機嫌斜めのタンタン

 

こんなウンコ、していたんだ

 

そしていつも座って竹を食べていたタイヤも

 

神戸のお嬢さんといわれたタンタン、神戸市民にとっては他のどのパンダより愛らしく、愛されたタンタン、長い間みんなを楽しませてくれてありがとう。さよならタンタン

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テルマエ展

2024年06月26日 | おでかけ

神戸市立博物館で開催中のテルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本を観た。

 

ヤマザキマリの漫画とその映画化ですっかり有名になった古代ローマ人のお風呂好きがテーマ。

 

玄関に設けられたお風呂内部の再現模型

古代ローマにはこんなに共同浴場があったのだそうな

 

お風呂セット。これで垢をこすり落としたとか。日本の手ぬぐい1本とはずいぶん違う

 

お風呂とともに彼らは猛獣ショーや見世物として剣闘士の闘いを見物したのだとか

兵士のヘルメット。説明を読むと恐ろしいことが書いてある

 

 

他にもポンペイ遺跡で見つかった有名な黒焦げパンのレプリカとか

 

ビーナスとか

 

日本の誇る温泉文化とか

 

懐かしいケロリン桶も

 

暖簾とか

 

古代ローマ人のお風呂好きはわかったが、現代のイタリア人はそれを受け継いでいないのでは。それに比べて日本人の連綿と続くお風呂好きは筋金入りだ。昔に比べれば確かに銭湯は減ったが、それとは別に大型の入浴施設が作られ入浴が娯楽のひとつになっているこんな国民、稀有かもしれない。

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シン・東洋陶磁ーMOCOコレクション

2024年06月12日 | おでかけ

リニューアルした中之島の東洋陶磁美術館で国宝油滴天目茶碗を観てきた。

 

お目当ての油滴天目茶碗は思ったより小さかったが宇宙のきらめきを感じさせる

 

今回は380点ほどの展示なので観るのも忙しい。

美しいのもいいけれどちょっとユーモアのある造形に興味津々

 

ヘタウマ絵といってはあまりにも失礼だが

 

 

 

 

はっけよい残った

 

紀元前2000年以上前のものとは思えない繊細さ

 

これは現代アート

 

フォルムの美しさ。国宝だそうだ

 

これも姿が美しい

 

今回は展示数が多くて観るのもけっこう時間が時間がかかった。半分くらいの数でもよかった気がする。

藤田美術館所蔵のもうひとつの曜変天目茶碗も観てみたい

 

 

 

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