先日のブログ「落とし穴!」で 対戦相手の対策に主導権を奪われて
まるで、催眠術にかかるかのように 試合に負けていくパターンを説明
しました。
ここは誤解されやすいので もう一度説明しときましょう~
対策に主導権を奪われるな!とは言いましたが 対策をするな!とは
意味が違うので間違いのないように。
試合での全ての作業は、状況対応です! 逆に言えば状況対応出来
なければ 当たり前のように敗れ去るだけです。
だけど、自分の土俵に引き込むための状況対応、自分の土俵の中での
状況対応が 勝つパターンとしての 状況対応なら
負けるパターンとしての 状況対応は、相手の土俵内でのディフェンスや
オフェンスです。
一言でいえば 「進む方向は、絶対に迷わない! でも その場 その場
は すべて状況対応!」ってことになります。
軸がブレてないか? ブレてるか?の差です!
あるいは主導権を持ってるか? 主導権を奪われてるか?の差です。
3年ほど前 こんなケースがありました。
ぼくが下北沢の飲み屋街を夜歩いてたら いきなり ある選手がぼくの前に
立って 「お願いスッ! スイッチ教えてください! お願いしまス!!」と
深々と頭を下げるんです。
TPOから考えて ありえないシチュエーションだったので(笑) 一瞬何事か?
さっぱりわからず 完全に思考停止状態に陥りました。 だって飲み屋街で
すよ~~= ありえないわ 今考えても 笑
しかも SVO SVC の文法がなく いきなり「スイッチ教えろ!」ですよ~
ほんとうに 意味がさっぱりわからなかったです 笑
ある意味、彼は この瞬間の間合いを見計らって このお願いに来たの
かもしれません! 完全に主導権は彼のものですからね~~ 笑
まあ~ 余分な前置きありましたが、
彼は 次の対戦相手(世界チャンピオン)の得意技(スイッチ)を 覚えたい!
っていうわけです!
ぼくは「ああ~ こいつは 勝つための準備って何か? よく理解してるな」
と思いました。
ここで彼が「スイッチの対策(ディフェンス)を教えてほしい」って言うなら ぼくが
「落とし穴!」で書いた 催眠術にかかってるわけですから ぼくは知ってても
「そんなの オレは知らないよ!」と蹴散らしてたでしょう~
でも 彼は「スイッチ自体を覚えたい!」というわけです!
ね? 全然違うでしょう?
この違いが そもそもの違い! 根本的な違いです。
この そもそもの違いが 試合での主導権にかかわるって言っても言いすぎ
じゃないくらいです。
彼は 相手の得意技のディフェンスにこだわったんじゃなく その得意技を
そのまま習得しようとしたんです。
すると、どんな局面で 相手選手が この スイッチという技の選択をするのか?
相手の心境になって試合の組み立てが見えてきます。
ここが分かれば スイッチという技を選択する直前で その土俵に入って
行くことを阻止できます。
ここで阻止できたら また 自分の土俵に引き込めばいいんです。
(試合内での駆け引きですね~)
どうですか?
相手の得意技の対策に練習の軸を立ててしまうと 試合でも その得意技
が始まったとこからが 練習で準備してきたことのスタートになります。
(これが そもそもの間違いの始まりです)
この地点で すでに相手の土俵です。 負ける可能性急上昇の瞬間です!
でも、相手の得意技自体を相手の心境で理解すると、その得意技のパタ
ーンに入っていく手前で その得意技を阻止することができます。
まだ、相手に主導権は奪われてないから がぜん 勝つ可能性が高まります。
その世界タイトルマッチが 代々木第二体育館で行われたとき ぼくも 彼の
セコンドに付きましたが、 相手(世界チャンピオン)の心境が すでに自分の
手のひらにある 彼が 試合後 チャンピオンベルトを腰に巻いてたのは 言う
までもありません!
* スイッチ とは 優勢な相手と 劣勢な自分のポジションを一瞬にして入
れ替えて アッという間に自分が優勢 相手が劣勢にしまうテクニックです。
まるで、催眠術にかかるかのように 試合に負けていくパターンを説明
しました。
ここは誤解されやすいので もう一度説明しときましょう~
対策に主導権を奪われるな!とは言いましたが 対策をするな!とは
意味が違うので間違いのないように。
試合での全ての作業は、状況対応です! 逆に言えば状況対応出来
なければ 当たり前のように敗れ去るだけです。
だけど、自分の土俵に引き込むための状況対応、自分の土俵の中での
状況対応が 勝つパターンとしての 状況対応なら
負けるパターンとしての 状況対応は、相手の土俵内でのディフェンスや
オフェンスです。
一言でいえば 「進む方向は、絶対に迷わない! でも その場 その場
は すべて状況対応!」ってことになります。
軸がブレてないか? ブレてるか?の差です!
あるいは主導権を持ってるか? 主導権を奪われてるか?の差です。
3年ほど前 こんなケースがありました。
ぼくが下北沢の飲み屋街を夜歩いてたら いきなり ある選手がぼくの前に
立って 「お願いスッ! スイッチ教えてください! お願いしまス!!」と
深々と頭を下げるんです。
TPOから考えて ありえないシチュエーションだったので(笑) 一瞬何事か?
さっぱりわからず 完全に思考停止状態に陥りました。 だって飲み屋街で
すよ~~= ありえないわ 今考えても 笑
しかも SVO SVC の文法がなく いきなり「スイッチ教えろ!」ですよ~
ほんとうに 意味がさっぱりわからなかったです 笑
ある意味、彼は この瞬間の間合いを見計らって このお願いに来たの
かもしれません! 完全に主導権は彼のものですからね~~ 笑
まあ~ 余分な前置きありましたが、
彼は 次の対戦相手(世界チャンピオン)の得意技(スイッチ)を 覚えたい!
っていうわけです!
ぼくは「ああ~ こいつは 勝つための準備って何か? よく理解してるな」
と思いました。
ここで彼が「スイッチの対策(ディフェンス)を教えてほしい」って言うなら ぼくが
「落とし穴!」で書いた 催眠術にかかってるわけですから ぼくは知ってても
「そんなの オレは知らないよ!」と蹴散らしてたでしょう~
でも 彼は「スイッチ自体を覚えたい!」というわけです!
ね? 全然違うでしょう?
この違いが そもそもの違い! 根本的な違いです。
この そもそもの違いが 試合での主導権にかかわるって言っても言いすぎ
じゃないくらいです。
彼は 相手の得意技のディフェンスにこだわったんじゃなく その得意技を
そのまま習得しようとしたんです。
すると、どんな局面で 相手選手が この スイッチという技の選択をするのか?
相手の心境になって試合の組み立てが見えてきます。
ここが分かれば スイッチという技を選択する直前で その土俵に入って
行くことを阻止できます。
ここで阻止できたら また 自分の土俵に引き込めばいいんです。
(試合内での駆け引きですね~)
どうですか?
相手の得意技の対策に練習の軸を立ててしまうと 試合でも その得意技
が始まったとこからが 練習で準備してきたことのスタートになります。
(これが そもそもの間違いの始まりです)
この地点で すでに相手の土俵です。 負ける可能性急上昇の瞬間です!
でも、相手の得意技自体を相手の心境で理解すると、その得意技のパタ
ーンに入っていく手前で その得意技を阻止することができます。
まだ、相手に主導権は奪われてないから がぜん 勝つ可能性が高まります。
その世界タイトルマッチが 代々木第二体育館で行われたとき ぼくも 彼の
セコンドに付きましたが、 相手(世界チャンピオン)の心境が すでに自分の
手のひらにある 彼が 試合後 チャンピオンベルトを腰に巻いてたのは 言う
までもありません!
* スイッチ とは 優勢な相手と 劣勢な自分のポジションを一瞬にして入
れ替えて アッという間に自分が優勢 相手が劣勢にしまうテクニックです。