突然脳梗塞を発症した妻が入院してから早や9か月が過ぎた。
「6か月経てば家に戻れる」との予定で準備もしていたのだが・・
そんな目算はガラガラと崩れ去り未だベッドで寝た切りの彼女。
遡ってみると、当時入院していた病院から話があったのは4月。
日によって意識が有ったり無かったりで、寝た切りの状態との事。
家に戻るのは無理ですから転院先を探しますとの事であった。
彼女とはコロナで面会が禁止されて以降会えていない状況だった。
本人の様子を確かめる術もなく、病院にお任せするしかなかった。
転院先が決まり4月半ばに転院した。大きな病院で安心できそう。
面会が許されたのは6月半ば。妻に会えたのは110日振り。
と思ったのも束の間、また面会が再中止となった。ガックリ
入院患者にしてみれば、面会が中止になり誰も訪れないとなると、
心理的にも病状にも大きな影響があるような気がする。
ベッドで寝た切りの妻の心情は如何ばかりであろうかと胸が痛む。
新型コロナは感染の怖さと相まって、計り知れない程の失望と
深い悲しみを人々にもたらしている。
これから病状はどうなるのか。せめて起き上れると良いのだが。
車椅子にでも乗り移れたら最高だね。夢を持とうねオバサン!