「降らないと思うけど、もし降っってきたらお願いね」
夢さんに留守中の指示を与えて、オバサンは両親の墓参りに出掛けた。
玄関先の頭の上にツバメが毎晩やって来る。
昨年も来たのだが、それは直ぐにいなくなった。同じツバメなのかな
今のところ、巣を作る気配は無いのだが・・・「相手がいないんじゃない」
オバサンは毎朝糞の始末がたいへん。低い所はいいのだが高い所は手が届かない。
そんな時は脚立を使って夢さんの出番。ドアの格子の間にこびり付いた糞は手強い。
せっかく来てくれたのに無下にはできないとは思えども・・・・
他の場所ならいざ知らず、頭の真上ときてはどうにも困った。
さんざん迷ったあげく、ツバメが止まれないように造作をする事にした。
材料を買ってきた夢さん、とりあえず鉋で板の角を削りテープで壁に貼り付けてみた。
結果は上々。な~んだ何も思い煩うことなくあっという間に完成した。
あれこれ買ってきた材料は殆ど使わずじまい。簡単だったな。
夕方やって来るであろうツバメ君さぞ驚くだろう、足掛かりが無いのだから。
出来れば昼間のうちに下見に来るといいんだよね。
暗くなってから、新しい塒(ねぐら)を探すのは大変だろうからさ。
オバサンは何と言うだろう。可哀そう?仕方がない?どっちかな?
夢さんに留守中の指示を与えて、オバサンは両親の墓参りに出掛けた。
玄関先の頭の上にツバメが毎晩やって来る。
昨年も来たのだが、それは直ぐにいなくなった。同じツバメなのかな
今のところ、巣を作る気配は無いのだが・・・「相手がいないんじゃない」
オバサンは毎朝糞の始末がたいへん。低い所はいいのだが高い所は手が届かない。
そんな時は脚立を使って夢さんの出番。ドアの格子の間にこびり付いた糞は手強い。
せっかく来てくれたのに無下にはできないとは思えども・・・・
他の場所ならいざ知らず、頭の真上ときてはどうにも困った。
さんざん迷ったあげく、ツバメが止まれないように造作をする事にした。
材料を買ってきた夢さん、とりあえず鉋で板の角を削りテープで壁に貼り付けてみた。
結果は上々。な~んだ何も思い煩うことなくあっという間に完成した。
あれこれ買ってきた材料は殆ど使わずじまい。簡単だったな。
夕方やって来るであろうツバメ君さぞ驚くだろう、足掛かりが無いのだから。
出来れば昼間のうちに下見に来るといいんだよね。
暗くなってから、新しい塒(ねぐら)を探すのは大変だろうからさ。
オバサンは何と言うだろう。可哀そう?仕方がない?どっちかな?