伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

旅の楽しみ238…あっ、活水

2014-09-15 23:59:33 | 

さだまさし 絵はがき坂


 

活水(かっすい)というのは、長崎市内の町である。

さだまさし氏の楽曲に「絵はがき坂」がある。

その詩に「活水辺りはまだ、絵はがき通りの坂・・・」というフレーズがある。

長崎に行った時には、その坂を見ねばと思っていた。

見れなかった。

近くまでは行っていたのだ。

原爆資料館の内容に圧倒されていたことも事実だ。

出島の次に行くはずだった。



出島のミニチュアである。


 ここから車で5分ほどの所にオランダ坂がある。

そこを絵はがき坂と言っていたはずだった。

そこをポカした。

あっ、眼鏡橋に行かなくちゃ・・・

で抜かした。

いつもならば見るメモにも目を通さずに・・・

もっとも、原爆資料館から平和公園の次の予定も抜かしていた。

出島の前の「26聖人」も抜かしてしまった。

さだまさし氏に関わる場所や子供の頃から行かなくては思っていた場所を抜かしてしまった。

長崎は再訪しなくていけない。

今年の夏、マイク・オールドフィールド氏が生まれた病院や、4歳まで過ごした家を見てきた。


 


マイク・オールドフィールド氏が生まれた、バトル・ホスピタル跡。(イングランド・レディング)


マイク氏が4歳まで過ごした家。(レディング・モンクスウェイ)

現在私宅であるので、写真はレタッチしたものを使った。


 今度は、昨年、あらたにゆきたんくのフィバリット・アーティストに加わった、岡崎律子氏の生まれ故郷の端島を訪問地に入れる。

端島とは、長崎県の軍艦島のことだ。

その時に活水の「オランダ坂」、「26聖人」も訪れるつもりだ。

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旅の楽しみ237…イギリス・スコットランド

2014-09-14 23:40:38 | 

イギリスは3回行った。

メジャーな所とオタクな処をそれなりに回った。

ただ、スコットランドと北アイルランドにはまだ行っていなかった。

今月の18日にスコットランドの独立について住民投票がある。

友人のS氏との話の中で、「〇〇〇さん、もしかしたら今年イギリスのスコットランドに行けるのは最後かもしれませんよ。」

と言われ、独立の方向で動いていることを知った。

スコットランドを計画に入れることにした。

エジンバラは外せないだろう。

グラスゴーもねぇ。

どこかで聞いたグラスゴー。

そうなると気になってしょうがないゆきたんく。

あっ、さだまさし氏の弾いているバイオリンはスコットランドのグラスゴーでできたという。

それだ。

残念ながら、今回はエジンバラを優先してパス。

スコットランド南部のアナンという街に泊まった。

B&Bの名前は「The Old Rectory」



The Old Rectoryの食堂からの眺め


 

訳は歴史ある教区司祭館といったところか。

カトリックの場合、一つの国がいくつかの教区に分かれている。

その教区の神父(司祭)がいるところのことだ。

何か厳粛な感じがする。

と似通ったことを前に書いている。

しかしアナンの街には触れていなかったので今日の投稿となった。

ここの主人のデビッドさんはとても素敵なホストであった。

客をリラクゼーションさせることに重きを置いている。

 夜遅くの到着になってしまったが、快く迎えてくれた。



小さな街アナンの街を通る一番太い道、B721道路。奥に見える教会を過ぎるとアナン川があり、渡ると隣町


逆方向はすぐに寂しくなる。建物は多いが店舗が少ない。 


 静かな街には、静かな人が似合う。

 そんな人たちで構成されているのだろう。

ちなみに上2枚の写真は朝の散歩時の写真

時刻は朝の7時30分ごろ。

気温は13度くらい。この中をゆきたんくは半袖で歩いていた。

途中トラックの運転手さんに道を聞かれるが、説明できずにごめんなさい。

その運転手さんの話し方も穏やかだった。

スコットランド、好きになった。

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憧れのヨーロッパ鉄道3

2014-09-13 23:35:45 | 言いたんく

いやぁ、ゆきたんくは思ったらすぐにやれないとイライラする。

とは言ってもせっかちとも違う。

車を運転する方はお分かりになると思うが、歩行者信号が青から赤に変わりかけの横断歩道だと駆け込んでくる方がいる。

こちらは轢く訳にはいかないので、止まる。

すると速度を落として、のんびりと歩く方がいる。

これを左折や右折のタイミングでやられたら堪らない。

何を言いたいかって?

最初に話を戻す。

ゆきたんくはやりたいことが始まると、とたんにのんびりしてしまうのである。

女房ののりたんはそれを知っているから、ゆきんたくが「あれやりたい、これやりたい」と言ってもすぐにOKは出してくれない。

2003年の夏、イギリスの旅でオックスフォードからヒースローに戻り、レンタカーを返却し、鉄道での移動になった。

着いた駅はウォーター・ルー。

そこでゆきたんくの目に入ったものは・・・


 

 
ユーロスターの看板である。2003.08.09


さて、ここで前述したゆきたんくの性格を思い出していただきたい。

ゆきたんくが何を考えたか・・・

もうお分かりだろう。

「これに乗れば、フランスに行ける。よしっ」

これをのりたんに言うことはできなかった。

「今日からはロンドン観光が始まるのに、何を言いだすんだこの男は・・・」

と言われるに決まっている。

それから11年の月日が過ぎた(笑)

今回の旅でフランスからロンドンまでは、憧れのユーロスターである。

わがままゆきたんくの設定した旅を現実にしてくれる友人のS氏。

アントニオ猪木氏とモハメッド・アリ氏の異種格闘技戦を実現した営業部長の新間氏のようだ。



鉄道なのに入国審査。ユーロ圏は入国手続きがなかったがイギリスは別である。

 


無事審査終了、パリ北駅構内


ついに乗れるユーロスター。


窓観光。ヨーロッパの景色の中でも好きなグラスロール(牧草ロール)発見。


旅の疲れも少し溜まっていたのか、小学生の頃を思い出していた。

小学校3、4年の頃の将来の夢はコックになること。

理由は食べ物が好き、その中でもカレーが好きだったからだ。

インド発祥のガラム・マサラを基本にカレー料理を開発したのはイギリス海軍と言われている。

今では誰でも知っていることであるが、ゆきたんくはカレーの本場はフランスだと思っていた。

その頃社会科の地図を見ながら、バクダッドのあるイクラ、ヨルダンのアンマンとか言葉遊びをしていた。

見ていくうちに「カレー」という地名を見つけた。

どんな街なのだろう。

ではなくて、こんな街だと思っていた。

食品売り場はカレーの材料で溢れかえっているのだろう。

街中にはカレー屋がたくさん並んでいるのだろう。

毎食カレーを食べるのだろう。(笑)

街で一番おいしいカレーを作れる人が市長になれるのだろう。

子供の考えと言うのは柔軟なものである。

今では、努力しても考えもつかないことがどんどん浮かんだ。

 

そう、今回ユーロスターでイギリスにわたる時に通る駅に「カレー・(フレタン)駅」があったのだ。

残念ながらカレー・フレタン駅の画像を写すことはできなかったが、通過するというだけで、本気でカレーでコックになるという夢を見ていた自分を思い出した。

両親は良い大学に入って、よい会社にということを常々言っていたので、この夢を話すことはできなかった。 



到着駅はセント・パンクラス駅。(2007年ウォーター・ルー駅から変更)


 憧れのヨーロッパ鉄道、ICE、Thalys、ユーロスターに2日間で乗ることができた。

 随分と贅沢な旅である。

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憧れのヨーロッパ鉄道2

2014-09-12 23:06:42 | 言いたんく

さて、次に乗ったのは「Thalys」と書いてタリスと読む。

WiKiによると、

タリスとは、フランス・ベルギー・オランダ・ドイツの4カ国を結ぶ高速列車。ユーロスターと同様、フランスのTGVを基本にしており、電化方式の異なる区間を走行するため、様々な工夫が施されている。 最高速度は300km/h。

今回は、ケルンからブリュツセル(南駅)、パリ(北駅)まで使おうというのだ。


 


やってきたタリス


ロゴもなかなかオシャレ。


隣のホームにはTGVの車両


写真を撮るのはタイミングだな。

ICEやThalysは今回初めてその名前を知った。

TGVは名前だけは知っていた。

ちなみに3枚ともブリュッセル南駅のホームからの撮影だ。

電車が来るのでカメラを構えていても、あちらの方々は構わず、カメラと電車の間に割り込む。

別に悪気があるのではないが、お国によってね・・・ 

まあ、余裕で写真を撮ることができるのもS氏のおかげである。

8/8のケルンまでは一人旅だったのである。

ケルン中央駅で落ち合って、二人旅となったのである。

そうそう、肝心の乗り心地は静かてほとんど揺れなく快適だった。

時々走っているのかと窓の外を見ると、もの凄い早いスピードで走っているのだ。

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考えた

2014-09-11 23:37:24 | 戦争遺跡

8月末に「筑波海軍航空隊記念館」に出かけた。



ゼロ戦21型 「筑波海軍航空隊記念館」にて


 映画「永遠の0」のロケ地になった所である。

ゆきたんくは、講談社文庫の永遠の0を読み、双葉社のコミック永遠の0を見て、映画も見た。

そして特典付のDVDも手に入れ、映画はもちろん、スペシャルブックレットや、得点DVDも見た。

さて、それらの中の描写にこういう部分がある。

「特攻隊はテロリストだ」と・・・

今日は9.11だが、同時多発テロがあった時、それをさして「真珠湾攻撃と同じだ。」「カミカゼだ。」という表現があった。

ゆきたんくは、その時にそんな感じなんだ。と思ってそのことについては気にしていなかった。

むしろ、テロの犠牲になった方々の無念、そして遺族の悲しみ、崩壊するビルにショックを受けていた。

いかに勉強不足だったのかと後悔しないために、いろいろと調べることにする。

その契機を「永遠の0」は与えてくれたと思う。

趣味の戦争遺跡についても、千葉県の北西部については、90%の調査を終えていると思っている。

ゆたんくの得意なのは上物。いわゆる建物や境界標柱類だ。

地下壕は今一つ詳しくない。

 「筑波海軍航空隊記念館」が公開した地下壕や松代の大本営(カギ型の半分までしか行っていない)、そして自分の住んでいる千葉県近郊に多数存在する私有地に残っている地下壕などの調査ができたらいいなと思っている。

その物言わない歴史遺構は確かな根拠として、日本の辿った歴史を証明する元になるのではないかと思っている。

自分は日本人として、特攻隊の方々は、命をかけて国を守ってくれた。そして国というものはそこまでかけがいのないものなのだと

その精神を命がけの行動で残してくれたものだと思いたい。

さて、第二次世界大戦の1局面である太平洋戦争(戦争を体験したご老人たちは大東亜戦争と言っている)の開戦である真珠湾攻撃がある。

未だにはっきりしないのは、攻撃開始前の「日本の宣戦布告」がなかったこと、「アメリカは知って攻撃させた」のか。

私たちを含む世代は、近代史の中ではっきりと納得のいく勉強をしていない。

これも検証せねば・・・


 

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憧れのヨーロッパ鉄道

2014-09-10 23:27:48 | 言いたんく

ゆきたんくは鉄ちゃんだった。

昔は電車の運転手になりたかった。

親父に無理を言って、田園都市線(昔は大井町からつくし野まで走っていた。)に乗って

運転席にかぶりつき、行き1時間、帰り1時間、計2時間の旅を楽しんだ。

景色なんか見ちゃあいない。

運転席の一挙手一投足をみているのである。

もちろん、5歳児には理屈などは分からない。

運転操作の真似事をして楽しんでいるだけだ。

家にはカラー図鑑があった。

その第6巻と第18巻はボロボロになるまで見た。

第6巻は「天文と気象」、第18巻「交通」だ。

その「交通」図鑑で見たものを実際に見たくて、母親には交通博物館に連れて行ってもらった。

・・・

なんでいつも両親が揃っていないのだろうと思ったことがある。

まあ、いずれ・・・

その「交通」図鑑に載っているものの中で、おいそれとは乗れないのだが、気になった車両があった。

イタリア特急セッテベロだ。



セッテベロ ネットから拝借


 この先頭車両からの景色か、運転席からの景色を見ることが子供ながらの夢であった。

 ただ、それは未だに叶っていないし、これからも叶うことはない。

そしてイタリア特急としての役目は終わり、車両も解体された。

復元された車両が存在するが、それはもう幹線を走ってはいない。

別に車両にその思いを託す時がやってきた。

今年の8月8日午後6時。

フランクフルト駅で見たICEだ。

InterCity Expressの頭文字をとってICE。

1回で覚えられる名前だ。



InterCity Expressだ。


 フランクフルトからお目当てのケルンまで、ライン川に沿って走るコースで約2時間。

川沿いに立ち並ぶ歴史的建築や船を目にしながら、窓観光を楽しんだゆきたんくである。

席の扱いもどこに座っても良いのが魅力である。

指定席券を持っていなくても、その座席の客が車では座っていても良いのである。

改札もなく、車内での検閲のみ。

ただ乗りができるかもしれない・・・


 


ライン川沿いに広がる景色・・・


 

 通路を挟んだ隣の座席に金髪の若い女性が座ってにこにこしている。

何かしら話しかけようと、一瞬思ったがドイツ語がよく分からない。

片言英語ではどうだ・・・

と思い、いくつかの話題を考えた。

「よしっ」と思って隣をみたらあどけない顔で寝ていた。

まだ日本の中学生くらいかもしれない。

まっ、いろいろあるさ。

 

 

 

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どうなっているのかね。

2014-09-09 23:33:38 | 言いたんく

きっと分からないのは勉強不足だろう。

あっ、読んでいる方の話ではなくて、自分の話だ。

先日、原発の話を書いた。

今日は石炭火力発電所である。

8/11(イギリスの現地時刻8/10、16時30分ごろ)ゆきたんくはМ1道路を走っていた。

この時の運転手は友人のS氏だったので、景色撮り放題のゆきたんくであった。

その時に目に飛び込んできたものは、ドイツのコブレンツで見た発電所の冷却塔がたくさんあるものだった。



フェリーブリッジ石炭火力発電所 しっかりと煙も出ている。


 地理的(近くに川や海はなかった)に見て、原発以外の発電所だと思った。

帰国後調べると、道路沿いから100m、発電所の敷地から民家で一番近い距離が30mとは・・・

鉄の女、サッチャー元首相は原子力開発を進めた方である。

CO²を温室効果ガスとして、火力発電をなくしていこうとした方である。

イギリスも海から遠い地域に関しては原子力発電では電気が足りないのではないかと思わせる写真である。

ドイツでは原子力発電をなくす方向で進んでいるが、ヨーロッパは化石燃料がたくさんあるのでもっている。

 何か、かみ合わせの悪い感じがしてならない。
 
 日本でもCO²削減25%とか、ガソリンの値段が上がったので、車を使う人が減り、CO²が減るとか・・・
 
つい5年前まではめちゃくちゃなことを言っておられる方がいた。
 
現在では原発廃止で・・・
 
化石燃料のない日本は、それを買うしかない。
 
1日にいくら払っているのかな・・・
 
なんて思っちゃったりして。
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木靴

2014-09-08 23:45:59 | 演劇

知り合いの家のベランダにあった。

馬鹿の大足、ゆきたんくはもちろん履くことができない。

元々、ここの家主のものであった。

サイズ的にも間違いはない。

しかし、その家主が亡くなって8年になる。

その間ベランダで雨ざらしである。

にもかかわらず、腐ったり朽ちたりしない。

素晴らしい職人が作ったものに違いないだろう。

また、家主も本物志向の方である。

お金は持ってはいたが、やたらに使うことはしなかった。

全て、その品物が本当に必要かどうかが物差しになっていた。

この靴もその一つなんだろうな。

 



ベランダにある木靴

 

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くつろぎ・・・

2014-09-07 23:37:39 | 言いたんく

女房ののりたんと食事の後、友人にあった。

浮気ではない、ゆきたんくより身長のある男性と会ったのである。

会う場所はラーメン屋かカフェ。

場所の雰囲気にギャップがあるとお思いになる方もいるだろう。

短時間で腹を満たすにはラーメン屋。

少しゆったりとお話しをするにはカフェでという訳である。

ゆきんたくのお気に入りの一つ、「コメダ珈琲店」。

飲み物だけでなく、食べ物も充実している。

量的にもOK。

ゆきんたくはたっぷりミルクカフェとハンバーガーを頼んだ。

話の内容はたいてい、フィジカルなものと音楽関係の二本立てである。

お腹に優しくしながら、たっぷりと2時間お話ししたのである。



見た目よりも大きい。

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千菓進

2014-09-07 23:30:18 | マイグルメ

いやぁ、女房と2人でいるということが新鮮に感じる。

長男はお勤め、次男は就活。

土曜日勤務の女房ののりたんが珍しく休み。

ゆきたんくとお食事に出かける。

場所は千菓進。

ゆったりリラックスして食事ができる。

ゆきたんくはとんかつ定食ごはん大盛り。

のりたんは、ピーマン肉細切り炒め定食。

何か平和なゆきたんく家であった。

千菓進の定食は旨い!




とんかつ定食


 

 

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宝物

2014-09-06 23:57:15 | 音楽

ゆきたんくが高校生の頃。

音楽が嫌いだった。

ただ、高校の寮できれいなリコーダーの音を聴いた。

音楽大学を目指していた生徒がいたのだ。

その生徒は私のリコーダーの先生になった。

おかげで楽譜が初見で読めるようになった。

それまで好きだった歌謡曲もわずかだったが、音楽に興味が出てきた。

片平なぎさのデビュー曲「純愛」、米永透の「あれから」は好んで歌った。

40年近く狂っているマイク・オールドフィールド氏もこの頃知った。

一度気になると、とことん追いかける、追い詰める癖がある。

あぁ、悪いことに手を染めなくて良かった。

先日、急に古いレコードを見たくなってクローゼットから取り出した。

高校在学時、日曜日しか休みがない時に一日かけて探した代物だ。

新宿のオムかキニーという輸入レコードの店でだ。


 


左がマイク・オールドフィールド・ボックスト 右はハージェストリッジ


 どちらもイギリス製のオリジナルプレスだ。

マイク・オールドフィールド氏はたくさんの楽器をこなし、多重録音で作品を作り上げる。

チームプレーが苦手なゆきたんくも、これには興味を持った。

ギターを始めたのは大学の時。

この時点でできる楽器はリコーダー。

そしてマイク氏の影響でマンドリンを始めたばかりだった。

これらのことが、後にたくさんの種類の楽器を手に入れることや、イギリスの旅につながっていくのだ。

では、ゆきたんく演奏。

クラシックギター1本、ソプラノリコーダー2本、アルトリコーダー2本の5つの音で多重録音した「パッヘルベルのカノン」をどうぞ。

正式名称は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調’の第1曲」だから邪道かな・・・


 

イメージ 1
パッヘルベル

画像をクリックして下さい。


 

 

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いやぁ、気持ちいい。

2014-09-06 23:41:58 | 東京都立秋川高等学校

一昨日(9/4)のことだ。

高校の先輩や同期とラムのしゃぶしゃぶを食べた。

食べるのが目的ではない。

あくまでも旧交を温めるのが目的である。

そしてこのような催しがあった後は必ず「寮歌」でしめる。

その寮歌の前には口上があるのだが、この日は私がそれをやった。



場所はここ。新橋機関車広場前で


 いやいや、ギャラリーの方々の視線を浴びて・・・

清流 秋川の流れを南に望み
秋留の丘に そそり立つ
我らが白亜が玉成寮
東京都立大秋川高等学校
玉成寮の男児が
今日の良き日を祝して
歌わんかな舞わんかな示さんかな
大玉成寮 寮歌 一番・二番・ならびに三番
そーれ そーれ そーれ

すんごい、気持ち良かったぁ。

秋川高等学校を誇りに思うゆきたんくである。


東京都立秋川高等学校・寮歌

 

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海外では

2014-09-05 23:34:51 | 言いたんく

海外と言ってもヨーロッパのお話。

日本では原子力発電について様々な考え方がある。

まあ、ここ「伝えたんく」は政治の話をする場ではないので深入りはしない。

夏の旅行で「ギョッ」

フランクフルトからICEに乗ってケルンに向かう。

コースは2通り。

丘を通って、1時間で行くコース。

もう一つはライン川に沿って2時間20分とくらいで行くコース。

今回はライン川に沿ってゆったりと行った。

フランクフルトを出て1時間が経ち、コブレンツという駅を出てしばらくして飛び込んできた景色がこれだ。



どう見ても・・・ 2014.08.09 ICEの窓から撮影


 帰国後調べたら、線路から200m。

一番近い民家で500mの所にある、ミュールハイム=ケルリヒという名前の元原子力発電所であった。

現在廃炉に向けての解体が昨年から始まっている。

また、スコットランドでお世話になったB&BのThe Old Rectryから4㎞しか離れていないところにも原子力発電所があった。

4基の発電機は2004年の6月に閉鎖になっている。

一番近い民家で500mほどである。

かなり近いという感じを受ける。



annan(アナン)の原子力発電所。現在左側に見える冷却塔は解体済みである。 画像はwikiから拝借


 何か感覚的に理解できないところに原発があるヨーロッパって・・・

きっと自分が勉強不足なのだろう。

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ミリタリータトゥー

2014-09-04 23:00:42 | 言いたんく

今月の18日にイギリスのスコットランドが独立の是非を問う住民投票が行われる。

3度目の渡英で初めてスコットランドに行った。

宿の主人がとても良い人だったこともあったが、朝スコットランド南部のアナンの街を散歩していて声をかけてくる人もいたが、穏やかな感じでよかった。

今のところ、スコットランド住民の賛否は半々だそうだが、どうなることやら。

独立した場合は、イギリスではなくなるのである。

様々な問題が出てくるはずだ。



エジンバラの街中で見た、スコットランド旗。旗にはYESと書かれている。 2014.08.11


 今回の旅では、スコットランドの年中行事としてミリタリータトゥーがあるということ。

 マイク・オールドフィールド氏が、その会場を使って、「チューブラーベルズ2」のお披露目ライブを行ったということ。

 また、チューブラーベルズ2のパート2の中に「タトゥー」という曲があり、タータンキルトのパイパーが登場すること。

 自分で立てた日程ではあるが、ミリタリータトゥーを見ることができないので、会場の臨場感だけでも触れようとすること。



ミリタリータトゥー会場。エジンバラ城入り口からの光景


特設ゲートに掲げられたミリタリータトゥーの看板


 マイク・オールドフィールド氏はアイルランド人の母を持ち、イングランドで生まれ、チューブラベルズ大ヒットのために対人恐怖症となった時にはウェールズ・マウンテン(正しくはイングランドとウェールズの境目にあるブラッドナーヒル。そのヒルの隣にハージェストリッジがある)に逃れた。

また、イングランドの中でも田舎を好んだ。

これは、音楽に没頭するだけではなく、彼の疲れやすい神経を休めるためにも必要なことだったろう。

しかし、有名人の彼は、短いスパンで引っ越しを重ねる。

スイスやスペインに住んだこともあった。

現在はロンドン近郊に住んでいるが、家庭が穏やかな状況ではないようだ。

どうにか、4つの王国の架け橋になることのできる人物の一人になってほしいと思っているのだが・・・

さて、イギリスは核保有国だ。北大西洋条約機構(NATO)の主要創設メンバーである。

英国の核戦力は核弾頭搭載潜水艦のみであり、それら潜水艦はすべてグラスゴー(スコットランド)郊外にある基地を母港としている。

軍事力のバランスも崩れてしまうのである。

さてどうなるか。

秒読み開始である。

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姿形は・・・

2014-09-03 23:15:13 | 言いたんく

ゆきたんくの通っていた小学校は、現在11学級で300人強。

昨年は400人を超える小学校が品川区小中一貫教育要領に基づいて統合されてなくなっている。

母校の存続も風前の灯か・・・

通っていた中学校は日本で2番目の公立小中一貫校として生まれ変わり、もう元の姿ではなくなっている。

通っていた全寮制の高等学校は2001年に閉校。

校舎も寮も、グランドも・・・取り壊されてない。

大学はかろうじてある・・・

自分が時間を過ごした場所というのは、とても大切なものであるということ。

そう、ゆきたんくは東京都品川区中延のアパートで産婆さんに取り上げられた。

そのアパートは取り壊されてすでにない。

通っていた武蔵小山にある保育園は残っているが当時の姿ではない。

50年も生きていればなくなってしまうものは多々あるのだ。

自分自身もそのうちいなくなる。

今年の8月にイギリスのレディングを徘徊した。

マイク オールドフィールド氏の足跡をたどりたかったのである。

まぁ、業績ではなくて生活に関わった場所、聖地巡りというか(笑)

彼が通っていた学校の中のうち、1校が閉校になったことをネットで知った。

レディングのWardle Ave(ワードル・アベニュー)にあったハイランズ・スクールだ。


 

ハイランド·スクール、Tilehurst、メインentrance.jpg
ネットで見た写真


 この写真を見た時に、何とも言えない気分になった。

すぐに行かなくては・・・と



ワードル・アベニュー南側通り入り口表示

 


南西から北東に向かって230mの通り。



ハイランズ・スクールの前にはフェンスが・・・


横から見たら取り壊しが始まっていた。 


 「すぐに行かなくては」と思ってもゆきたんくの休暇と重ねなければどうにもならない。

 今回の渡英がハイランズ・スクールを見る最後のチャンスではないのだろうかと頭の片隅に浮かんだのも事実である。

実物への初遭遇がこの状態だったが、マイク氏がかつて学んだ場所、遊んだ場所の名残り(更地でなくて良かった)に触れることができただけでも由とすることにした。

1か月遅かったから、この建物には会うことができなかっただろう。

待っててくれてありがとう、さようならハイランズ・スクール。


 



地図写真中央辺り・・・

 

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