2003年11月15日。
長男のおーちゃんが打ち込めるものを見つけた日。
足の速さは普通の下。
砲丸は投げても飛ばない。
幅跳びは跳んでも距離が出ない。
まぁ、ひどいレベルではなかったが、気持ちが先行してじっくりと取り組んでいた訳ではなかった。
おーちゃんの高校で当時の顧問の先生がコーチをさせてくれた。
おーちゃんだけではなく、別の選手も含めてだ。
このままでは公式戦に出れない。
公式戦は、1種目につき1校エントリーが3人までだからだ。
さぁ、どうしよう。
ハンマーでも教えるか・・・
メディシンボールにひものついたシュロイダー・バルがあった。
そのスイングと振り切りを教えてみた。
力が入って腕が伸びていない状態である。
ただ、顔つきが違っていた。
興味を持ったようである。
「これだ。」
ならかっこよいのだが、
「これかもしれない」
ぐらいのレベルだった。
ただ、親として嬉しかった。