岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

新しい稲刈りの形

2017年11月15日 | 百姓
平成29年11月15日(曇りのち雨)

このところ雨の日が多くて圃場が乾かない。それでも百姓は労働は有りますね。
今日もネギの出荷調整作業をしています。ハウス内での作業なんで雨は特に問題は有りませんし、葱は3日分ほど掘り起こしてあるんでバイト君とルンルン作業しています。

ネギはタバコ畑の跡地のネギなんだけど、今年はすこぶる良いネギになっていて来年の見通しが立ってこの畑、来年も借用決定です。

所が世の中はそう甘くは有りません。急にネギの状態が悪くなりました。ネギ本体はすこぶる良いネギで太身も十分で棒ネギも無くて最高?と思ったらネギアザミウマのスリップスが凄くて葉が白くなっています。なんで?なんで?良いネギで出荷したいので過状と思えるほどに殺虫剤は1週間に一度は散布していたんですがスリップスが出た!
バイト君と色々と議論したんだけど、背負い動噴で散布していたんですがどうも片面しか散布されていなくて、葱の片面にだけスリップすの障害がある。散布が甘くて折り返しですればよかったという結論に。確かに、来年は、この経験を元にジャブジャブ農薬散布するぞ!

さて掲題ですが、当地のT君の稲刈りがどうなっているか心配?で田んぼに行ってみたら大分苦労して稲刈りをしたみたいで田んぼに木の枝が敷きこんだ跡がありました。
コンバインがヌカルンデ結局、全ては刈り取りが出来なかったようですね。



こんな圃場では自分のコンバインも走れないかも?それにしても排水をしないだろうか?



田んぼを良く良く見てみると、稲が穂だけ刈り取られています。手刈りしたみたいですね。穂だけ。20アール程の刈り残しの稲を穂だけ刈り取ったみたいです。新しい稲刈り手法ですね。



ただ、自分的にはこの手法は如何なものかと思っています。
確かに穂だけ手刈りすれば楽に刈り取れると思いますが、脱穀をどうするんでしょうかね?つぎに、圃場に残っている藁はどうするんでしょうかね?春にトラクターで興起するときにロータリーに絡まってロータリーが壊れる可能性大ですけどね。
キャタピラーオジさんでさえ、前年刈り取れなかった田んぼは翌年は耕起しません。

まあ!他人事なんで深入りはしませんが、T君の稲刈り未了の田んぼが残り1ha弱あるんで雪降る前に刈り取れるのか心配ですね。

地域ではキャタピラーオジさんとT君がかなり噂に上っているんですが、本人たちはどこ吹く風の様ですね。
雪降る前に何処まで刈り取れるか高みの見物ですね。

おらっちはネギの出荷を頑張っていますよ。

頑張ってるよ!

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