平成26年10月19日(晴れ)
今日は小春日和(11月では無いけどね)でした。
ネギの出荷作業とねぎの掘り取り作業をしました。明日以降、雨が降りそうなので2日間分のネギの掘り取りをしました。
ねぎは濡れると作業性が極端に悪くなるんで、お天気を極端に気にして作業しています。
さて、今日はネギの栽培規模に関して質問があったので、経験から一寸、作業項目ごとに検証してみます。
★ねぎは一般的に3.5トン/10a当たりの収穫出来ます。超ベテランの農家さんは4トン収穫しますが、一般的には3.5トンが妥当な収穫量です。自分も3.5トン程です。
★栽培規模
・ねぎを植えるだけならいくらでも植えられます。栽培管理が大変で草対策などの大変な作業があります。さて、自分の知っているネギ農家さん(?)は12ha栽培していたんですが、収穫出来なくて5ha捨てて7ha出荷したんですが、赤字にはなっていなくて、課題は収穫、出荷調整作業と言っていましたね。
今年は7ha規模にしたようですが、それでも物凄い規模ですよね。
この時には「1000kg/日」出荷していたらしいですが、今は「500kg/日」だそうです。
自分が見学に行ったときは、体制的に7名体制でした。
ネギの掘り取りを専担で1名配置し、ネギの運搬に1名、ネギの根切り葉切りをベストロボ(根切り葉切り、皮むき一体型機)に2名配置し、ネギの箱詰め作業を2名で社長はうろうろと稼働が足りないところをサポートしています。
これが自分の知っているねぎ栽培規模の最大農家さんです。
★4ha規模の農家さん
7月から7名体制で収穫開始して、1月過ぎまで出荷がかかるそうです。
★自分地域のネギ農家さんの最大経営規模は2haです。ここは農業法人ですが、ネギの出荷体制は10名位でやっているそうですが、1日の出荷量は500kgです。
■検証結果
①1日、10aの収穫出荷は現実的には無理な気がします。
②まず、ネギの掘り取りをネギ掘り取り機[sofy」でやったにしても捌けないんでしょうね。
③ネギの皮むきを2チームでやったにしても1トンが限界の様な気がします。
④つまり、1日3.5トンを掘り取り、出荷調整はかなりの人的体制を取らないと無理と判断出来ます。
◆自分の来年のネギの栽培規模は90a位です。公称、60aで申請しますが、実質、90a栽培の予定です。収穫開始を7月中旬から開始して、12月上旬で終了するとして、約5ヵ月間で収穫出荷を実施しなくてはなりません。途中でお盆が入り、米の稲刈りと米の調整と出荷が入るために、半月程、ネギの出荷できない期間が生じるために5カ月弱でねぎを出荷するためには以下の計算になります。
・90a×3.5トン/10a=31.5トン
・31.5トン÷5カ月=6.3トン/月
・6.3トン÷22日=286kg/日
コンスタントに出荷出来たとして、3人/1チームでは無理な規模ですね。来年は2チーム体制で行く予定です。
ということを考えれば、ご質問の10a/1日を捌くのは難しいですね。
また、ネギの出来によって作業性、作業効率が変わってきますので【良いネギを作る】ことが必須です。
新規にネギ農家さんになるのであれば、スモールスタートで栽培技術を磨いてから規模拡大することをお勧めいたします。
明日は、ネギの出荷調整作業がお休みなので、残っている畑のネギにさび病対策と防虫対策の防除をします。良いネギを作るためにね。
それにしても追加のバイトさんの応募が無いですね。新しいバイトさんが来たら250kg/日量を目指して雪降る前に30a分を出荷しなくてはね。
今年のねぎは育ち過ぎで帰って具合が悪い。
明日も頑張るぞ!
頑張っているんで、プチットお願います。
↓↓↓
百姓の場合はこちら
登山の場合はこちら
今日は小春日和(11月では無いけどね)でした。
ネギの出荷作業とねぎの掘り取り作業をしました。明日以降、雨が降りそうなので2日間分のネギの掘り取りをしました。
ねぎは濡れると作業性が極端に悪くなるんで、お天気を極端に気にして作業しています。
さて、今日はネギの栽培規模に関して質問があったので、経験から一寸、作業項目ごとに検証してみます。
★ねぎは一般的に3.5トン/10a当たりの収穫出来ます。超ベテランの農家さんは4トン収穫しますが、一般的には3.5トンが妥当な収穫量です。自分も3.5トン程です。
★栽培規模
・ねぎを植えるだけならいくらでも植えられます。栽培管理が大変で草対策などの大変な作業があります。さて、自分の知っているネギ農家さん(?)は12ha栽培していたんですが、収穫出来なくて5ha捨てて7ha出荷したんですが、赤字にはなっていなくて、課題は収穫、出荷調整作業と言っていましたね。
今年は7ha規模にしたようですが、それでも物凄い規模ですよね。
この時には「1000kg/日」出荷していたらしいですが、今は「500kg/日」だそうです。
自分が見学に行ったときは、体制的に7名体制でした。
ネギの掘り取りを専担で1名配置し、ネギの運搬に1名、ネギの根切り葉切りをベストロボ(根切り葉切り、皮むき一体型機)に2名配置し、ネギの箱詰め作業を2名で社長はうろうろと稼働が足りないところをサポートしています。
これが自分の知っているねぎ栽培規模の最大農家さんです。
★4ha規模の農家さん
7月から7名体制で収穫開始して、1月過ぎまで出荷がかかるそうです。
★自分地域のネギ農家さんの最大経営規模は2haです。ここは農業法人ですが、ネギの出荷体制は10名位でやっているそうですが、1日の出荷量は500kgです。
■検証結果
①1日、10aの収穫出荷は現実的には無理な気がします。
②まず、ネギの掘り取りをネギ掘り取り機[sofy」でやったにしても捌けないんでしょうね。
③ネギの皮むきを2チームでやったにしても1トンが限界の様な気がします。
④つまり、1日3.5トンを掘り取り、出荷調整はかなりの人的体制を取らないと無理と判断出来ます。
◆自分の来年のネギの栽培規模は90a位です。公称、60aで申請しますが、実質、90a栽培の予定です。収穫開始を7月中旬から開始して、12月上旬で終了するとして、約5ヵ月間で収穫出荷を実施しなくてはなりません。途中でお盆が入り、米の稲刈りと米の調整と出荷が入るために、半月程、ネギの出荷できない期間が生じるために5カ月弱でねぎを出荷するためには以下の計算になります。
・90a×3.5トン/10a=31.5トン
・31.5トン÷5カ月=6.3トン/月
・6.3トン÷22日=286kg/日
コンスタントに出荷出来たとして、3人/1チームでは無理な規模ですね。来年は2チーム体制で行く予定です。
ということを考えれば、ご質問の10a/1日を捌くのは難しいですね。
また、ネギの出来によって作業性、作業効率が変わってきますので【良いネギを作る】ことが必須です。
新規にネギ農家さんになるのであれば、スモールスタートで栽培技術を磨いてから規模拡大することをお勧めいたします。
明日は、ネギの出荷調整作業がお休みなので、残っている畑のネギにさび病対策と防虫対策の防除をします。良いネギを作るためにね。
それにしても追加のバイトさんの応募が無いですね。新しいバイトさんが来たら250kg/日量を目指して雪降る前に30a分を出荷しなくてはね。
今年のねぎは育ち過ぎで帰って具合が悪い。
明日も頑張るぞ!
頑張っているんで、プチットお願います。
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