岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

多面的機能支払い交付金に係る説明会

2019年08月30日 | 百姓

令和元年8月30日(曇り)

今日は午前中は掘り起こしたジャガイモをエアーで土を飛ばしてサイズごとに選別していました。実はジャガイモの掘り起こしにトラクターにネギの掘り起こしのアタッチメントを装着して作業していたんですが、前輪がパンクしてしまって、掘り起し中断で2畝しか掘り起こしていませんので掘り起こし量は2割で作業はこれからが本番ですね。

トラクターの前輪はトラクターを購入してから20年間ほど一度も交換していなかったし、そろそろヤバイなと思っていて農機屋と相談していたところだったので成るべくしてなったということでしたね。パンクしたのが畑で着脱作業が楽に出来て良かった。前輪は2本ともチューブ込みで交換です。写真はありません。

今日は掲題で隣市で説明を受けてきました。本事業も5年を経過して事務処理等が変更されてその説明会でした。大きな変更はありませんでした。事業及び作業管理をソフト(excel)で遣るということでその変更点を説明していました。自分地域は事務処理を土地改良区に作業委託しているんで作業管理の状況は解らなくて結果のみ監査していたんで出来ればソフトを見てみたいなと思いましたね。

当地域からは3名も参加したけどそんなに大きな変更も無くて無駄だったかな?資料が国が出したものでそれがベースで秋田県ルールもあってまあ、経験を積まないと全部理解するのは難しいかな?

 

農地中間機構(農業公社)から「人・農地プラン」の説明もあったけど、農地中間機構の活動が自分たちには良く見えないんだよね。農地の貸し借りは農家自身がやっているし、農業委員会への申告も農家さんがやってるしね。

担い手の支援を充実するということなんだけど、担い手がの条件が50歳未満までになって担い手の条件を緩和したけど、実態が解ってないよね。20歳代~30歳代なら子供が小さいので5年ほど頑張れば生活が安定すると思うけど、40歳~50歳って子育てで大変な時期(子供が中・高校生)で職を変わるのはリスクが高すぎて、自分だったら生活が出来るか不透明な農業に転職は考えられないよね。

実態は60歳代が子育ても終わって多少のリスクがあっても年金や多少の蓄えもあるので会社員であっても定年間近だし意思があれば農業に転身することもできる。実際、新規就農の人はほとんどが60歳代ばかりですよね。彼らは定年後20年は農業を続けられますからね。農地の貸し借りも60歳~70歳代が中心だし、担い手支援は年齢制限を撤廃して60歳~70歳代にも支援すれば耕作放棄地も減ると思うけどね。あっ、跡取りがいる農家さんは別ですよ。

ただ、今日、スーパーで後輩(高校、会社で2年後輩)に会ったら、げっそり痩せていてどうしたのか聞いたら今日退院して来たばかりと言ってましたね。腰痛(ヘルニア、何とか分離で)手術したとかでもう無理は出来ないと言ってました。同じ会社で同じ支社に居たんで彼も2年後に実家に戻ってきて農業をやっていたんだけど、もう出来ないでしょう。自分的にはもう農業は辞めろ、年金で食えるだろうと諭しましたら、来年からは農家を辞めると言ってました。年寄りはやはり担い手には成れないか?

日本の農業は未来が無いか?ただ、北海道農業は凄かったね! 

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