松竹座で開催されている「Night KABUKI in Osaka Dotonbori」、インバウンド向きの歌舞伎公演です。特に見たいというわけではなかったのですが、松嶋屋さんのお弟子さんたちがご出演でしたので、何となく集客に協力せなあかんかなぁと思い、ポチッとしました。全席同一料金(6000円)でしたので、1階2列目の花横通路を取りました。こんな舞台に近いお席って何年ぶり?って感じでした。
歌舞伎を紹介したビデオの上映から始まりました。最初に歌舞伎座がバーンと映し出され、その後は大幹部さんのいろいろな代表的なお舞台の映像が流れます(全編英語)。孝夫さんの「菅丞相」、玉ちゃんの「藤娘」、孝玉コンビの「吉田屋」、菊五郎さんの「弁天小僧」、吉右衛門さんの「熊谷陣屋」等々、豪華版です。もちろん何れも歌舞伎座の映像で、「ワタシ、今、松竹座で見てるんやけど…」ってちょっと思ってたんですが。最後のクレジットを見ると、松竹が2016年に制作したものでした。増える外国人観光客向けにお作りになったんでしょうね。
続いて、千壽さんの「歌舞伎のみかた」です。通訳の吉田さんといっしょに登場され「歌舞伎鑑賞教室」です。「女方」「歌舞伎の音楽」「ツケ」の説明の後は、お客さんも舞台に上がって立ち廻りです。ここからは撮影OKになりました。
千壽さんと愛治郎さんの見本
千壽さん
愛治郎さん
切られるお役なんですが、お客さんごとに違う形で切られたはりました。
當史弥さんが傾城で登場です。
皆さんで記念写真です。写真を撮ってる振袖姿の人が通訳さんです。
最後はセリや回り舞台の紹介で、洋楽(聞いたことあるけれど、曲名はわからず)が流れる中、回り舞台が回りながら、大中小のセリが上がったり下がったり、照明はライブっぽく、ポップな雰囲気でした。千壽さんは「画期的な紹介の仕方」とおっしゃっていましたが、昨年の国立劇場の歌舞伎鑑賞教室で虎ちゃんがやってました。「見たことあるよ」って突っ込んでしまいました。
幕間を挟んで千次郎さんの「操り三番叟」でした。後見は愛三朗さんと愛治郎さんでした。この演目よくかかりますよね。三番叟に扮する人の身体能力が問われます。千次郎さん、すごく高く飛ぶし、開脚もきれいでした。踊りのお稽古だけでなく、日頃から鍛えていらっしゃるんでしょうね。ただ、踊りが終わった後は肩で息しているのがはっきりわかって、とても激しい踊りなので仕方ないんですが、ちょっと「惜しいっ」って思ってしまいました。
実はワタシ、こっそり贔屓の鷹之資さんでこの演目見てるんです。身体にバネが入ってるのか?って思うくらい、ピョンピョン飛ぶし、開脚から上に伸びあがる時の足も本当のお人形みたいに足が真っ直ぐなままだし、独楽のようにクルクル回るし、「すっげー」だったんです。それを思い出して、「鷹之資さんの三番叟、また見たいなぁ」と思ってた失礼な客はワタシです。スミマセン。
開演は6時、終演は7時半でした。心配したお客さんの入りですが、一階席が7~8割埋まってました。二階席も一列目にお客さんがいらっしゃったようです。外国人の方も多かったです。これでうまく行ったら、よその劇場でもなさるかもしれません。南座あたりはできそうです。ただ、6000円は高いような気がしましたが、大道具、小道具、衣装、音楽(長唄に勝之弥さんご出演でした)を本公演並みに揃えるとこれぐらいかかるんでしょうかね。明日28日(日)が千穐楽です。松竹座は今、昼は玉ちゃんのコンサート、夜は歌舞伎公演と全く違う公演をやってるんです。裏方さん、めちゃくちゃ大変そうです。
《かべす》
はり重のミンチカツです。鳥獣の類は苦手なんですが、ここのミンチカツ好きなんです。
歌舞伎を紹介したビデオの上映から始まりました。最初に歌舞伎座がバーンと映し出され、その後は大幹部さんのいろいろな代表的なお舞台の映像が流れます(全編英語)。孝夫さんの「菅丞相」、玉ちゃんの「藤娘」、孝玉コンビの「吉田屋」、菊五郎さんの「弁天小僧」、吉右衛門さんの「熊谷陣屋」等々、豪華版です。もちろん何れも歌舞伎座の映像で、「ワタシ、今、松竹座で見てるんやけど…」ってちょっと思ってたんですが。最後のクレジットを見ると、松竹が2016年に制作したものでした。増える外国人観光客向けにお作りになったんでしょうね。
続いて、千壽さんの「歌舞伎のみかた」です。通訳の吉田さんといっしょに登場され「歌舞伎鑑賞教室」です。「女方」「歌舞伎の音楽」「ツケ」の説明の後は、お客さんも舞台に上がって立ち廻りです。ここからは撮影OKになりました。
千壽さんと愛治郎さんの見本
千壽さん
愛治郎さん
切られるお役なんですが、お客さんごとに違う形で切られたはりました。
當史弥さんが傾城で登場です。
皆さんで記念写真です。写真を撮ってる振袖姿の人が通訳さんです。
最後はセリや回り舞台の紹介で、洋楽(聞いたことあるけれど、曲名はわからず)が流れる中、回り舞台が回りながら、大中小のセリが上がったり下がったり、照明はライブっぽく、ポップな雰囲気でした。千壽さんは「画期的な紹介の仕方」とおっしゃっていましたが、昨年の国立劇場の歌舞伎鑑賞教室で虎ちゃんがやってました。「見たことあるよ」って突っ込んでしまいました。
幕間を挟んで千次郎さんの「操り三番叟」でした。後見は愛三朗さんと愛治郎さんでした。この演目よくかかりますよね。三番叟に扮する人の身体能力が問われます。千次郎さん、すごく高く飛ぶし、開脚もきれいでした。踊りのお稽古だけでなく、日頃から鍛えていらっしゃるんでしょうね。ただ、踊りが終わった後は肩で息しているのがはっきりわかって、とても激しい踊りなので仕方ないんですが、ちょっと「惜しいっ」って思ってしまいました。
実はワタシ、こっそり贔屓の鷹之資さんでこの演目見てるんです。身体にバネが入ってるのか?って思うくらい、ピョンピョン飛ぶし、開脚から上に伸びあがる時の足も本当のお人形みたいに足が真っ直ぐなままだし、独楽のようにクルクル回るし、「すっげー」だったんです。それを思い出して、「鷹之資さんの三番叟、また見たいなぁ」と思ってた失礼な客はワタシです。スミマセン。
開演は6時、終演は7時半でした。心配したお客さんの入りですが、一階席が7~8割埋まってました。二階席も一列目にお客さんがいらっしゃったようです。外国人の方も多かったです。これでうまく行ったら、よその劇場でもなさるかもしれません。南座あたりはできそうです。ただ、6000円は高いような気がしましたが、大道具、小道具、衣装、音楽(長唄に勝之弥さんご出演でした)を本公演並みに揃えるとこれぐらいかかるんでしょうかね。明日28日(日)が千穐楽です。松竹座は今、昼は玉ちゃんのコンサート、夜は歌舞伎公演と全く違う公演をやってるんです。裏方さん、めちゃくちゃ大変そうです。
《かべす》
はり重のミンチカツです。鳥獣の類は苦手なんですが、ここのミンチカツ好きなんです。
ミンチカツが美味しそうです。
はり重のミンチカツ、美味しいですよ。古き良き洋食屋さんのお味です。