南座で「市川海老蔵特別舞踊公演」を見てまいりました。実はもう一度藤山直美さんの「かぐや姫」を見たくて、エビサンのチケットを売ろうとしたのですが全然売れず(4000円を2500円にしても売れず…)、仕方なく自分で行ってきました。そんな気持ちですので、公演の前にイノダコーヒでお茶して、藤井大丸のビームスでお洋服を見て、高島屋で和菓子を買っていたら、しっかり20分の遅刻となりました。
演目と出演者です。公演のタイトルは「市川海老蔵特別舞踊公演」なのに、エビサンの舞踊ってないんですよね。「身替座禅」って舞踊なんでしょうか。不案内でよくわかってないのですが。
一、道行初音旅(みちゆきはつねのたび)
吉野山
佐藤忠信実は源九郎狐 道行改め九團次
静御前 吉 弥
二、口上(こうじょう)
四代目市川九團次 襲名披露
海老蔵
道行改め九團次
三、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)
山蔭右京 海老蔵
太郎冠者 道行改め九團次
侍女千枝 廣 松
同 小枝 京 蔵
奥方玉の井 市 蔵
「吉野山」は半分くらい見ました。とりあえず吉弥さんメインということで。お綺麗な静御前でした。大向うも吉弥さんに対してのほうが多かったような気がします。
「口上」はエビサンを中心に右側が市蔵さん、左側が九團次さん、後ろにエビサンの一門の方たち3名(福太郎クンだけわかりました。後のお二人は不明。番附も買わなかったので)が並んでいらっしゃいます。エビサンも九團次さんも薪車のシの字もおっしゃいません。お江戸では薪車という名前自体知られてなかったのかもしれませんが、上方ではそれなりに注目されていました。それについて全くふれないって…。思わず、お隣のお客さんと「いいんでしょうかねぇ?」って言い合ってしまいました。その方は「美吉屋さんが襲名にお付き合いなさっているのってどうでしょうか」ともおっしゃっていました。
そのお隣の方、こんぴら歌舞伎で話題になっていた「幟トート」をお持ちで、実物初めて見ました。ちょうど番附が入る大きさで、なかなかステキでした。現地でないと買えないんですよね。
話がそれました。エビサンの「身替座禅」です。想定内とはいえ、「はぁ~~~」って感じでした。ブログを見ていても、菊五郎のおじさんにも仁左衛門のおじさんにもどなたにもお習いになった形跡はなく、自己流のお稽古だったんでしょうか。昨年、孝夫さんが山蔭右京をお勤めになった際に、右京は家に太郎冠者を従えているくらいの大名なので、品格は必要だとおっしゃっていたのですが、エビサンが舞台に出てこられた瞬間、「あらまぁ」でした。ヘナヘナしていて、長袴もなんだかきれいに捌けてなくて、でも、一階席のお客さんにはウケてました。後見が福太郎クンで、そっちばかり見ていたような気がします。
「身替座禅」は孝夫さんももちろんよろしゅうございますが、私は菊五郎さんの山蔭右京も好きです。“自然体”?で演じられるのか、エビサンのお父様の團十郎さんが奥方玉の井をされたのを大阪で拝見しましたが、舞台が明るくて楽しくて軽やかでステキでした。團十郎さん、とてもチャーミングでした。
4時開演で6時半終演、お手軽な公演でした。
右側ロビーにあったエビサンの書です。叶匠寿庵のお茶席になっていて、生菓子とお抹茶のセットが1080円、エビサン監修のお干菓子が2160円でした。どちらもパスです。
大丸のイノダコーヒでモカトルテをいただきました。土曜の午後でケーキは売り切れかしらと思って行ったら、案外残っていました。コーヒー豆を買いたかったのですが、量り売りがなくなっていてショックでした。
本当に良いお天気でした。4月はずっと不安定な天候で曇りか雨の日が多かったのですが、3日ぐらい前からようやく安定してきました。
帰りの京阪電車の中から撮りました。トワイライトのこの感じ、好きなんです。
演目と出演者です。公演のタイトルは「市川海老蔵特別舞踊公演」なのに、エビサンの舞踊ってないんですよね。「身替座禅」って舞踊なんでしょうか。不案内でよくわかってないのですが。
一、道行初音旅(みちゆきはつねのたび)
吉野山
佐藤忠信実は源九郎狐 道行改め九團次
静御前 吉 弥
二、口上(こうじょう)
四代目市川九團次 襲名披露
海老蔵
道行改め九團次
三、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)
山蔭右京 海老蔵
太郎冠者 道行改め九團次
侍女千枝 廣 松
同 小枝 京 蔵
奥方玉の井 市 蔵
「吉野山」は半分くらい見ました。とりあえず吉弥さんメインということで。お綺麗な静御前でした。大向うも吉弥さんに対してのほうが多かったような気がします。
「口上」はエビサンを中心に右側が市蔵さん、左側が九團次さん、後ろにエビサンの一門の方たち3名(福太郎クンだけわかりました。後のお二人は不明。番附も買わなかったので)が並んでいらっしゃいます。エビサンも九團次さんも薪車のシの字もおっしゃいません。お江戸では薪車という名前自体知られてなかったのかもしれませんが、上方ではそれなりに注目されていました。それについて全くふれないって…。思わず、お隣のお客さんと「いいんでしょうかねぇ?」って言い合ってしまいました。その方は「美吉屋さんが襲名にお付き合いなさっているのってどうでしょうか」ともおっしゃっていました。
そのお隣の方、こんぴら歌舞伎で話題になっていた「幟トート」をお持ちで、実物初めて見ました。ちょうど番附が入る大きさで、なかなかステキでした。現地でないと買えないんですよね。
話がそれました。エビサンの「身替座禅」です。想定内とはいえ、「はぁ~~~」って感じでした。ブログを見ていても、菊五郎のおじさんにも仁左衛門のおじさんにもどなたにもお習いになった形跡はなく、自己流のお稽古だったんでしょうか。昨年、孝夫さんが山蔭右京をお勤めになった際に、右京は家に太郎冠者を従えているくらいの大名なので、品格は必要だとおっしゃっていたのですが、エビサンが舞台に出てこられた瞬間、「あらまぁ」でした。ヘナヘナしていて、長袴もなんだかきれいに捌けてなくて、でも、一階席のお客さんにはウケてました。後見が福太郎クンで、そっちばかり見ていたような気がします。
「身替座禅」は孝夫さんももちろんよろしゅうございますが、私は菊五郎さんの山蔭右京も好きです。“自然体”?で演じられるのか、エビサンのお父様の團十郎さんが奥方玉の井をされたのを大阪で拝見しましたが、舞台が明るくて楽しくて軽やかでステキでした。團十郎さん、とてもチャーミングでした。
4時開演で6時半終演、お手軽な公演でした。
右側ロビーにあったエビサンの書です。叶匠寿庵のお茶席になっていて、生菓子とお抹茶のセットが1080円、エビサン監修のお干菓子が2160円でした。どちらもパスです。
大丸のイノダコーヒでモカトルテをいただきました。土曜の午後でケーキは売り切れかしらと思って行ったら、案外残っていました。コーヒー豆を買いたかったのですが、量り売りがなくなっていてショックでした。
本当に良いお天気でした。4月はずっと不安定な天候で曇りか雨の日が多かったのですが、3日ぐらい前からようやく安定してきました。
帰りの京阪電車の中から撮りました。トワイライトのこの感じ、好きなんです。