「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

配線補助パーツ~絶縁ステープル

2015年01月07日 | 闘病・難病


機能が弱くなっている肺や心臓の働きを補助するために、酸素供給装置を設置するように

循環器科から指令書が出てほぼ一年半が経過した。





指令書に基づき業者さんが酸素濃縮装置を設置して、そこから主に生活する居間までの

酸素チューブとその先に接続して鼻に差し込むカニューラとを渡された。

その後、長い酸素チューブを引っ張ってどこへも行かねばならず不自由なので、

延長チューブと寝室までの別の少し長めの酸素チューブも手配して頂いた。





それから一年半、業者は酸素チューブの配管まではしてくれないので、

所々を養生テープで留めて過ごしていたが、この酸素チューブは生き物(形状記憶ゴム?)なので

曲げると伸びたがるし、廊下を渡るところでは皆に蹴られ、掃除機には徹底的に痛めつけられ、

何度もヘルパーさんに養生テープを張り替えて頂いた。









正月にスミスが帰省することになったので、そこで何か留め具がないかと道具箱を覗いていたら、

写真の2種類のステープルが出てきた。左が針間7㎜・右が12mm。「帯に短し、たすきに長し」

とは正にこの事。最初7㎜の針をペンチで広げ打ちつけてみたが、深く打つと傷跡が大きくなることに

後で気づいた。


そこで30日、仕事に出ている息子に写真をメッセージで送り、帰り道のホームセンターで中間サイズを買って来て!!と依頼。

あるもんですね、針間10㎜!!今時こんな配線留め具なんて使っている家見た事ないのに。しかも200個位が最低単位と思っていたら

さすが個人客も大事にするナ○コ。21個入りで100円。酸素チューブを入れてみたらぴったり!!




居間入口のスライドドアには緩衝剤を挟んで、酸素チューブがつぶれないように。




寝室の開きドアは受け木とドアの角をノミで削って、酸素チューブが傷つかないように。


大晦日にスミスにポイントを指示して、チューブが滑らず痛まない柔らかさで!!

注文も微妙で厳しい。 しかしバッチリな出来栄え。






お陰様で、気持ちよく新年を迎えることができました。



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4 コメント

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Unknown (アラン・ドロン)
2015-01-07 22:55:58
優しい御子息ですね!
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アランドロンさんへ (ansyu)
2015-01-08 12:54:07
探して買って来てくれる息子と

施工してくれる息子、でもアイデアを

考える息子も欲しいですね!!(笑)
返信する
なるほど~ (維真尽(^^♪)
2015-01-08 21:24:04
こういう使い方も
gooですね (^^♪

返信する
維真尽さんへ (ansyu)
2015-01-08 22:32:57
今時こんなもの使わなくとも・・・・
と思ったのですが、絶縁の被膜が
丁度チューブの滑りを抑え、
保護してくれるんです。
返信する

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