「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

もう一度この白に出会いたい!

2009年09月29日 | 陶芸作品


本焼きエラーの窯から出てきたこの白。
その後2度の本焼きを経ても出会えない。
エラーの前の窯ではほとんど透明釉。
エラーの後の窯では濃度を濃くして厚掛けで流れに流れた。
その後、濃度を同じくチョット厚掛け、透明釉に少々白濁が出た。

試行錯誤が続くブナ灰糠白釉。
本当に土灰釉は濃度が勝負、ピンポイントの確立しかないような・・・
もう二度と出会えないような気もしてきた。

今回も同じ土でブナ灰糠白釉とこまち糠白釉。

土は地元の赤土。ブナ灰糠白釉。





同じ赤土にこまち糠白釉。
こちらは黒土・赤土で濃淡こそあれ安定した流れるようなブルーを出す。





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4 コメント

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やはり~ (維真尽(^.^))
2009-09-29 17:21:33
ちょっとした違いで
いろんな変化がでるんですね

そうなると
まさに七輪
一期一会ですね (^_-)~☆
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維真尽さんへ (ansyu)
2009-09-30 13:47:50
これほど扱いの微妙な灰釉は初めてです。
まさに七輪陶芸の成功確率のごとき狭き門。
一期一会を楽しむ事にしましょう(笑)
返信する
Unknown (橋本忍)
2009-10-30 13:56:42
温度が低いように思えます。
ねらしを無くしてみるとか、20℃ほど低い設定で焼いてみたらいいのかなって思います。
もう試しちゃったかな?
返信する
橋本忍さんへ (ansyu)
2009-10-30 18:45:08
その時々のアドバイス感謝です!
逆に溶けてないと思いねらしを30分から1時間に延ばしました。
今度、1230℃・ねらし無しでテストしてみます。

それから先日の記事で皹化粧のナゾが少し解けました。
先日もらった工具ランダムサンダで一度試してみたくなりました(笑)
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