「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

自称「ノルウェーの森」への案内人

2010年06月11日 | 雑想

年に二度程我が家に訪れる友人が、もちろん私のここ数カ月の体調は
知りつくしたうえで、ちょっと外の空気でも吸いに行こうかと誘ってくれた。

そこは彼が「ノルウェーの森」と名付けた杉林の中に、最近、切り出し搬出の
ための重機による赤土の道が造られていた。
彼は仕事の帰りにこの森に入って森林浴に浸り、心身の全ての垢を流して帰る。


ここにはついこの前まで「入れません」と書いた大きな車止めのバリケードがあった。
彼は写真のすぐ手前に車を止めて、写真中央から道は3方向に分かれる。
彼が指を指す大きな通りは、昔私たちが学校の遠足であそんだ少し傾斜のある広場。
今や見る影もなく雑木林のヤブ山になっている。
中央はこの山の峠を越えて裏山から町へ抜ける道。
そして残されたノルウェーの森への道は左へ直角へ曲がる。

杉林の中を100m程歩くだけの道。
ゆっくりとゆっくりと息切れが出ないように歩を進める。

しかし踏み込んだ途端に空気が変わるのがわかる。
マイナスイオンと言うのか森林浴と言うのか・・・気温が下がる。
身体の中の酸素が入れ替るのがわかる。

またいつか来よう。
しかしここはその魅力を知りつくした案内人と来るべきだ。





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コメント (4)
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