「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

これは還元?・・・第1回さや鉢焼成

2006年08月21日 | 陶芸作品

青銅色ではなく真っ黒になって出てきました。予想通り、私には還元の程度が読めません。
艶のある部分とマット状の部分が半々くらいに出ました。
釉薬の掛かっていない高台部分は緋色に焼け、貝高台の貝が着きましたが、ペーパーで簡単に落ちました。
貝高台が焼け崩れるときに、作品同士がもたれあったり、さや鉢の壁に倒れるのではと心配しましたが無事でした。






口径、高さ共に8.5cm



予想に反したのは、還元材(今回は籾殻や炭や貝)の燃えカスが以外にきれいで置いた形のまま灰になった事。





還元材とさや鉢の溶着を心配したのだがそれはなく、泣かずに済みました。

七輪陶芸の場合、本焼きのクライマックスは七輪の送風口にヘアードライアーをあて、
最大風力を送り込むので、炭の燃え灰が舞い上がり、作品にも七輪の壁にも着き、それが自然釉となって、
ビードロが出ます。そのイメージで心配したのですが静かなる焼成でした。

今回は釉薬が黄伊羅保を主としたものばっかりで、あまり面白みがなかったのですが、
せっかくのさや鉢焼成ですので、次回の焼成はもっと面白いものをと思っています。

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コメント (8)
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