goo blog サービス終了のお知らせ 

気がつけばふるさと離れて34年

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

渡り鳥

2020-11-17 15:51:00 | 日記
渡り鳥の季節です。
先日、上空を飛翔する渡り鳥の群れを撮影しました。




この間我が家のベランダの花壇で随分長いことうずくまっていた小鳥は「渡り鳥のツグミ」ではないかと思っています。
(ネットで見つけた「渡り鳥のツグミ」に似ています)。
うまく家族と南方へ飛び立てたことを願っています。




ツグミは我が家の花壇に置いてある鳥の置物の側でじっとしていました。
もしかすると巣立ちしたばかりで飛ぶのに疲れて、羽休みをしていたのかもしれません。



側の木製の鳥は数年前に北海のお土産として購入しました。
風で羽がクルクル回る仕掛けになっているのですが、
不良品なのかかなり強い風が吹いても微動だにしません。
それで昔モーリシャス島に生息していたという飛べない鳥にちなみ「ドードー」と呼んでいます。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワクチン開発者に拍手

2020-11-13 23:58:33 | 日記
今朝は久しぶりに綺麗な朝焼けでした。


数日前、アメリカの製薬大手ファイザー社とドイツのバイオンテック社が開発中の「コロナ・ワクチン」の臨床試験で90%を超える有効性が示されたと発表したことから、この2社に対して各国から熱い視線が集まっています。

そしてドイツのバイオンテック社のCEOはトルコからドイツに働きにきた外国人労働者の息子さんだということで、
このサクセスストーリーも注目されています。


左側がバイオンテック社の社長ウグル・サヒンさん、右側が奥様です。
ご主人同様、彼女も医学博士でバイオンテック社の共同経営者として今回の臨床試験を主導しました。

ウグル・サヒンさんのお父さんは1969年、サヒンさんが4歳の時、ケルンにある自動車メーカー、ドイツ・フォード社の従業員として仕事をするようになります。
当時、高度成長期のドイツには多くの外国人労働者がトルコやイタリアからやってきました。
サヒンさんはその後、ケルンのギムナジウムでアビトュア(高校卒業試験)を受け、この州一番の成績で合格します。
当時このギムナジウムでこの試験を受けた外国人労働者の子弟はサヒンさんが初めてだったそうです。
その後、ケルン大学の医学部を卒業後、ザールランド州立大学の医療センターで仕事をするようになり、奥様と知り合います。
二人は初め抗がん剤治療薬の開発をする会社を立ち上げ、業績を伸ばし、今回世界最大手の製薬会社ファイザーのコロナワクチンの開発パートナーとなります。
現在、バイオンテック社には世界60ヶ国から1300人の従業員が働いています。
ニューヨーク市場にも上場していて、今回のワクチン開発成功で会社の株価が上昇し、サヒンさんは一挙にドイツで10番目のお金持ちになりました。

でも彼のモットーは「自分は科学者であり、目標はあくまで科学により人類に貢献することだから、事業の経済的発展は二の次だ」と述べています。

アメリカのファイザー社に対してはトランプ大統領から開発費用援助の申し出があったそうです。
もし受け入れていたらワクチンのほとんどはアメリカ国民へ提供されることになったでしょう。

このことに対してもサヒンさんは、
「ワクチンが中国だけとか、ドイツだけとか、アメリカだけという議論は一切なかった」と述べています。

先日、欧州連合(EU)とこの2社との間でワクチン供給の契約が締結されました。
この契約によりますと、ワクチン3億個が欧州連合向けに提供されることになります。
その後は欧州連合加盟国の人口によりそれぞれ配分され、ドイツには5600万個が配給される予定です。

その後、ドイツ国内での配分に関しては、先日以下の3つの機関による合同会議がワクチン配布の提言を行いました。
ドイツ倫理委員会(福島の原発事故後、ドイツの脱原発政策に関する提言を行ったことで知られています)
国立科学アカデミー・レオポルディーナ(創立1652年の現存する世界最古の学会です。日本の学術会議のようなものでしょうか)
ロベルトコッホ研究所のワクチン委員会(この委員会が毎年インフルエンザワクチンの種類を決定したり、予防接種の保険適用を決定します)

この3機関の提言により、ワクチンはコロナ感染後重症になるリスクのある高齢者や介護ホームの入居者、
医療従事者、公共部門の従事者(警察官、消防署員、学校や幼稚園の先生)が優先的に接種されることになります。
今回のワクチンはマイナス70度で貯蔵されなくてはならないということから、ドイツ各地に「接種センター」が設置されることになります。

長くなりましたが、コロナワクチンに関して、現状をまとめました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロックダウン下のゴルフ

2020-11-10 15:11:00 | 日記
今回の2度目のロックダウンは「部分的」と呼ばれているように、
今春(3月-4月)のロックダウンよりも若干制限が緩和されています。
幼稚園や学校は閉鎖されませんし、ゴルフ場もオープンされています。
但しプレーできるのは会員のみ、それも一人か二人だけのプレーでハーフのみという制限があります。
それで昨日、夫と二人でハーフ(10番から18番ホール)だけプレーしてきました。
初めは秋の陽光が溢れていましたが、最終ホールでは随分と薄暗くなってきました。
雨に降られなくて良かったです。
樹木の葉が落ちて晩秋の雰囲気でした。





丁度その日の朝刊の風刺画ではゴルフ場のトランプ大統領が描かれていました。
グリーンの自分のボールを指して、
「私のボールはホールインしている。
   向こうのホールは誤魔化されていする。
   あっちのホールを訴える!」
と叫んでいます。
側にいる人たちは「やれやれ、ドナルド」と呆れています。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『星の王子さま』の白ワイン

2020-11-07 23:17:00 | 日記
この間の気持ち良い秋晴れの日、ワインの買い出しに出かけました。
ワインショップに行く前に錦秋が美しい森を散歩しました。
クルクル角の羊の群れに再会して嬉しかったです。






ワインショップではイタリア産の赤ワインを1カートンとドイツ産とフランス産の白ワインを各1カートン購入しました。
今回購入したフランス産の白ワインは『星の王子さま』の作家の末裔が当主となっている
サン=テグジュペリ家所有のワイナリーのワインです。
ワインの紹介パンフレットにも「大切なことは目に見えない」との『星の王子さま』からの文が赤い字で記されています。




今がシーズンのムール貝にもよく合うワインです。



アメリカ大統領選がようやく良い結果になったので、このワインで祝杯をあげることにしましょう。







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怒り④ (アメリカ大統領選挙)

2020-11-04 22:04:51 | 日記
トランプ大統領は先ごろ「ドイツは私の勝利を望んではいない」と発言されました。
それを示すのが新聞に掲載された風刺画です。
まず昨日の風刺画です。
「明日目が覚めたらあの人物は消えているだろうか?」との就寝前のつぶやきです。


今朝の新聞の風刺画です。
深夜ベッドで選挙速報をスマホでチェックするご主人に奥さんが「あの人は消えたの?」と尋ねています。


この風刺画を見る限り、ドイツ国民の多くは「この人物は政界から消えて欲しい」と願っているようです。
でも現状は厳しそうです。

現大統領が早々と「勝利宣言」をしたことに驚いてしまいます。
もし期日後に到着した郵便投票が数えられないとすると、国民に与えられた「国政選挙に一票を投じる」という権利はどうなってしまうのでしょうか?
フロリダ州でもテキサス州でも勝利を収めているので、もしかするとペンシルヴェニア州などの郵便投票を数えても、トランプ氏の勝利にかわりはないのかもしれません。
でも「これほどの票差が出ているのだから私の勝利は確実だ」と宣言するくらい自分の勝利に確信があるのなら、あと数日間、郵便投票の集計を待つ位の余裕があってもよいのではないでしょうか?

「郵便投票だと不正が生じる」ということですが、投票所で投じた票の集計での不正はないと確実に言い切れるのでしょうか?

それにしても前回、ヒラリー・クリントンさんの勝利を予想していた世論調査所が今回もバイデン氏勝利の可能性を予想し、バイデン氏のこのような苦戦を予想できなかったのは不思議です。
アメリカの不可思議な選挙制度(例えば選挙人の勝者総取り)などが確実な予想を不可能にしているのでしょうか?
投票時間終了と共に、出口調査をもとに発表されるドイツのかなり正確な選挙予想になれてしまうと、どうしてなのかと疑問に思ってしまいます。

ともあれ議会制民主主義をないがしろにする今回の「勝利宣言」にはやはり怒りを覚えます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする