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テレビの仕事

2015-08-24 17:38:33 | 日記
2日間、テレビのお仕事をしてきました。

といってもテレビ局のスタジオではなくケルン近郊にあるMMCのスタジオです。


(今日の写真は全てネットから拝借しました)

MMCはマジック・メディア・カンパニーの略で映像撮影(映画・テレビ番組)専門のスタジオです。

ヨーロッパでも最大規模の近代的スタジオといわれています。

中にテレビ、映画、イベント用のスタジオが19もあるそうです。

中に入ると一見倉庫のようです。



この中に舞台装置やリハーサル・スタジオ、スタッフ用の食堂などがあり、迷路のようになっていました。

今回は子供のタレントショーなので以下のような舞台装置でした(といってもこれに似ているというだけで実際とは違いますが)。



今回は世界中からアクロバットやダンス、歌などの才能ある子供たちが集まり競うという番組でした。

私は日本から参加した少年のご両親とドイツ人担当者との間の通訳、それにリハーサルの時の打ち合わせという仕事でした。

放送は9月11日からなのでその前に内容を公表することは禁じられているのでお話しできませんが、

何か昔の高校の文化祭や大学時代のイベントでテニス部の仲間と「オデン」の屋台を作ったときのことなどを思い出しました。

そういえば20年ほど前にドイツのテレビ局のスタジオに入ったこともありました。

毎週日曜日に西部ドイツ放送(WDR)が放送している「ドイツ版セサミストリート」のような

「マウスの番組」という幼児向けの番組があります。



番組の初めに「今日のプログラムはね」で始まり、まず最初にドイツ語でアナウンスがあり、その後、外国語でプログラムの紹介が行われます。

日本語担当の私は日本語でプログラムを紹介した後、

「今のは実は日本語だったんだヨ」という種明かしの部分だけをドイツ語でというせいぜい数分マイクに向かって話すだけでした。

幼い子供たちは外国語は英語だけではなく色々あるのだなぁと、わからないなりにも結構おもしろがって聞くのだそうです。

皆で一緒に何かを制作するのってやっぱり楽しいなぁと思いました。

「通訳」はやはり孤独な職業ですからね。
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