先週末はコロナ禍で中止されたイベントが2年ぶりに再開されました。












まず5月21日(土)にはデュッセルドルフで第19回「日本デー」が開かれ、
ドイツ中から60万人の「日本ファン」が訪れました。

近年はコスプレやアニメの展示が主流になっていますが、伝統芸能や武術のデモンストレーションも相変わらず人気があります。
日本人クラブのフラウエンコーア(女性合唱団)に入っている友人によると舞台で「越天楽今様」を歌ったそうです。
プログラムの一部です。

私は夜11時からの日本の花火師による花火大会をテレビで視聴しました。


終了後、感想を聞かれたドイツ人観客の一人が「コロナのこの2年間で一番美しいひと時でした」と
テレビカメラの前で語っていたのが印象に残りました。
5月22日(日)にはやはり2年ぶりになるケルン自転車ロードレースが開かれました。
ツール・ド・フランス程有名ではありませんが、100年以上前から開催されているドイツで最も古いロードレースで、
今回は何と104回目の開催です。
我が家の近くもコースになっているのでいつも沿道で観戦していました。

通過予定時刻にはご近所さんが集まっていました。

椅子やテーブル、お茶のセットも持ち出してちょっと野外カフェの雰囲気です。

私たちがいつも観戦する場所にある歯科医院です。
でも歯科治療は我が家から徒歩で10分の所にあるこの歯科医院ではなく車で30分の遠方の歯医者さんに行っています。
通り過ぎる度に誰も患者さんがいないようなので他人事ながら「大丈夫かな」と心配しています。

通過予定時刻を過ぎること30分、パトカーと白バイの先導に続いてようやく先頭集団がやってきました。



また来年の観戦も楽しみです。

いつものイベントが開かれるのはやはり嬉しいものですね。
友人も「日常が戻るって、こんなにありがたかったかと!」と語っていました。